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第15話 大規模魔物災害

 ゲップ


 「ぅー……美味かったー。おっちゃんいくら?」

 「2000リーだな」

 「2000……リー?…」※リーとはこの世界の通貨の単位

 「「あっ」」




ここで作者が皆さんにお伝えしよう。

魔草駆除の依頼で入った報酬は2500リー。

ここで食ったクソうまい肉は1つ500リー。

こいつらは1人2つずつ食ったので、

合計2000リー。つまり残高は500リーになります。

ハハッ(裏声)馬鹿だなぁー。




 「ねっ値下げって……」

 「2000リーで♡」


 クソガッ。


 「こ……これで」

 乗り気で値段を見ず飲みまくった挙句、違法なまでの金額を要求された気分だ。よくもやってくれたなおっちゃん……そう逆恨みをしつつ屋台のおっちゃんにお金を渡した。さっきまでのテンションとは裏腹にしょぼんとしながら歩きふてていた。


 「ディルガ殿……500リーじぁ宿舎は…」

 「もういい何も言うな」


 いやそれ怪我して声も出せない時のセリフやん。とか自分自身にツッコミを入れた。

 それにしても金がねぇ。明日もギルドに行って依頼を探そう。


 「ディルガ殿…すまぬ……今日はまた野宿……で」

 「いやいや食わんとか言っといて食ってしまった俺も悪いよ。」


 その日はお互いが懺悔した夜になった。


………………


 カンカンカンカンカーン!


 「何事だ?」


 大きな音で鐘の音が響く。隣でレインが寝ていた。俺は『生存能力強化』により睡眠が必要ないため魔力を操作して遊んでいた。


 ムニャムニャ……


 レインは朝に弱いタイプなのだろうか。

 意外だなぁ。何故か子供を思わせる仕草だ。

 ……。

 すまないな。


 「レイン!起きろー!」

 

 俺はレインを揺さぶり起こした。


 「んっ?……どうかなさったか?」

 「ギルドの鐘の音だ」


 レインは半目を細々と開け話を聞いた。

 すると、


 「冒険者ギルドより連絡致します。現在リーガル村にいらっしゃる冒険者の方々は早急にギルドの方へお越しください!繰り返します。……」


 そう声が町中に響いた。


 「何かあったのだろうか」

 「とりあえず行きましょう」

 俺たちはすぐさま冒険者ギルドに向かった。

 が、レインがとにかく遅かった(余談)


───冒険者ギルド


 ギルドに着くと恐らく50人は超える冒険者がいた。

 しばらくマッチョたちにもみくちゃにされていると、


 「皆さんおはようございます!本日は集まっていただきありがとうございます。」

 冒険者達が静まった。


 「本日は皆さんに協力してもらいたく思い集合をかけさせて頂きました。本題に入ります。焦らず聞いてください。この季節になると現れるスライムが今年は群れを生して動いています。その数はおよそ200!」

 はぁ……受付さんよ。俺らの世界ではスライムは最弱モンスターだったんだが。

 200くらいならすぐ終わりそうだけど。


 「「「はぁ゛???」」」

 「おい待てよ!聞いてねぇよ!」

 今言ったからな。


 「例年どうり【赤】以上が対処すればいいじゃないか!」

ん?何を言っている。スライムは雑魚である俺たちの仕事だろ?


 「おでは死にだくねぇど!」

 は?お前何言ってんだ?

 周りの冒険者はおかしいほど慌てている。

 なんで?スライムだよ?

 俺はボケっとした顔で周りの冒険者を眺めていた。


 「みなさん落ち着いて!……ゴホン…スライムの群れはこの村に向かって進行を続けています。明日、スライムの群れへの襲撃を仕掛けます。皆さんは用意をしておくように」

 いや別にスライムなら今日でもよくないか?


 「ふざけんな!俺は抜けるぞ!」

 「報酬は弾みますよ」


 …………


 なるほど金に目がない冒険者達はこれで

 「やろう!」

 「お前らやるぞー」

 「「「おー!!!」」」


 受付さん……脳筋ばっかで良かったな。

 とはいえ俺も金がねぇんだ。全力でやらせてもらおう。

 これは決して受付にやられたわけじゃないぞ。


 「それと皆さんこの事は村の皆さんにはくれぐれも内緒でお願いします」

 リーガル村民がパニックにならない為のせめてもの配慮ってわけか。いやなら町全体に響くような声がけやめろよ。そんな事を思いつつも明日の事を考えるためレインに話しかけた。


 「レイン、今日はオフだ。明日のことを話そう」

 レインとギルドを出てすぐのところにある噴水の縁に座って話した。


 「スライムって強いのか?」

 「何を言ってらっしゃる。スライム程厄介な魔物は少ないですぞ」

 「え?そんなに?」

 「えぇそんなに」

 「スライム1匹倒すのにどれくらい時間かかる?」

 「1匹……30分くらいか……」

 「は?まじ?」

 「えぇまじ」


 え?どういうこと?

 まじかよ。


 「どんな魔物なんだ?」

 「スライムが歩いたところはどんな雑草でも根まで食らいつくしながら進行する」

 「沢山食ったスライムほど強くなるのか?」

 「あぁそういうことだ。奴らは物体を魔法元素に還元することが出来る。それにより沢山食った個体の方が、魔力量が多くなり結果的に強くなる。」

 「弱点は?」

 「特に目立った弱点はないな。物理攻撃はすぐに再生していまうし、魔法を当てても木っ端微塵にしない限り再生する。」


 スライムの名に反してなんてチート野郎だ。

 こんなの倒せるか……

 木っ端微塵……


 「レイン策がある。」

 ふと思いつきニヤケながらレインに共有した。


お読み下さりありがとうございます!!

よろしければ☆やブックマークで評価お願いします!

感想も欲しいな(ボソッ)




ディルガスキル



○常用スキル

ㅇ『管轄者』の下

・『物理耐性』・『環境効果無効』

・『身体能力強化』・『炎属性耐性』

・『思考加速』・『意識拡張』

・『生存能力強化』・『座標認識』

・『毒耐性』・『暗視』・『光属性耐性』


○スキル

・『魂保存』・『時間の管理者』

・『切断者』・『虐殺者』


〇属性適性

・『地属性適性』

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