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女神と共に、相談を!  作者: 沢谷 暖日
仲良し少女の恋愛相談

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28/83

私がしたいこと?

 私は今。心音とキスをしている。

 周りに何もない、平坦とした暖かい場所で。


 始まりはハグからだった。

 体感的に、十分程ハグをして。

 その後に、ずーっとキスをし続けている。


 唇を合わせて、彼女の温度を感じている。

 口端(くちは)から漏れ出る息が官能的で。

 私の心の内を、すごくすごく熱くさせる。


 私の頬を両手で押さえてくる心音に対抗するように、私も彼女の両頬に触れる。

 呼吸が苦しくなってきて、口を少し離そうとしても。

 心音は私を離してくれなくて。


 そんなキスに執心な心音が、とても可愛くて。

 自身の舌を彼女の舌に絡めようと──



※※※※※※



 ……そういう夢だった。


 起きて。そして今、心臓がドキドキしている。

 ムクリと起き上がり、頭を振って頭を覚醒させる。


 …………。


 私。なんて夢見てるんだ……。

 心音とのキス。そして最後には舌を……。

 そんなにキスしたい欲が大きかった?

 心音のことがそんなに好きなの?

 その事実に驚きつつも、最後までその夢を見たかったと思うあたり、やっぱりキスをしたくて、心音のことがそれほどまでに好きなのかな。


 私の心の中は、自分でもよくわかっていないくらいに、不思議なもので満ち溢れている。

 好きって感情すら理解できなかった私に、好きな人ができて。

 今。こんな夢を見てしまって。

 人の心は案外簡単に変わってしまうものなのかもしれない。

 ……それって、私だけなのかな。


 思いながら、起き上がりカーテンを開ける。

 朝の七時に窓から差し込む光は爽やかだ。

 その光に、目を細めながらも背を向ける。


 クローゼットにかけた制服を取り出して。

 パジャマを脱いで、それを着衣する。

 いつも登校するのは八時だけど。

 ちょっと、準備するの早すぎたかな。


 憂鬱な月曜日も、今日はなぜだか晴れやかで。

 学校に行くのがとても楽しみに感じてしまっている。

 こんなこと今まで思ったことないのに。

 それも。やっぱり心音がいるからで……。


「……心音」


 心の中では何度でも言えるのに、口に出してみると恥ずかしい。

 会った時。ちゃんと名前で呼べるかな。

文字数少なくてすみません。

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