表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神と共に、相談を!  作者: 沢谷 暖日
恋する乙女の恋愛相談

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/83

尾行されてたようでして

 この日は、昨日の夜と違って、そんなに天崎さんからラインが来なかった。

 私が明日尾行しようと連絡したくらい。

 そして『遊園地デートってことですね!』と、謎の勘違いをされてそこで会話は終わり。

 後は、それとなく楓花に明日の集合時間を聞いたくらいだ。

 お昼から遊ぶらしくて、午後一時に遊園地の前集合らしい。

 遊園地は私の家からそこそこの距離。

 車で真っ直ぐ行けば三十分くらい。

 まぁあの子は、電車で行くのだろう。

 お母さんはそういうのダルがりそうし。


 そんなこんなで、今日は終了した。



※※※※※※



 翌朝。

 寝ぼけ目を擦りながら、スマホを開く。

 目に入る午前十一時。

 と、百件以上の通知。


「寝すぎた……。そして大量の通知が……」


 見ずとも分かるが、勿論相手は天崎さん。

 ラインを開き、何が書いてあるか確認する。

 メッセージが一つ。後は可愛いキャラが『好き♡』と言っているスタンプだった。


『伊奈さん、おはようございます! 今日は私の母さんが送ってくれるので、伊奈さんも一緒に行きましょう!』


 九時送られてきたそのメッセージ。

 確かに。車ね。

 言われてみれば、天崎さんのお母さんにとっても、耳が良くない娘を一人で外に行かせる訳にはいくまい。

 そういう訳だから、天崎さんを車で送るのだろう。

 ……あ。どっちも天崎さんか。

 じゃあ。心音さん。ってなるのかな。


 なんにせよ。

 私も一緒に乗せてってくれるのはありがたい。

 ここは好意に甘えておこう。


『じゃあ、お願いします。あと、おはよう』

『おはようございます! 了解しました』


 ……もう慣れたぞ。

 この高速返信には。


『うん。あ、どこに迎えくるの?』

『伊奈さんの家にいきます!』


 ……あれ?


『私の家、知ってたっけ?』

『尾行したことがあるので分かります。母さんの車でですが!』

『こわ! そんなの全くしらなかった』

『気付かれないようにしましたから!』


 既に尾行経験者がここにいたとは。

 天崎ママは何も気にならなかったのだろうか。

 まぁ、過ぎた事だし仕方ない? いや、仕方ある?

 んー。多分、気にしすぎない方がいいのだろう。


『な。なるほど。……ともかく、十二時半に私の家に着くようにお迎えお願いできるかな?』

『了解です! 頼んどきます!』

『ありがと〜』


 そう返信して、スマホを閉じ。

 私はゴロンと、またベッドへと転がった。

 寝落ちした時のために、一応アラームもかけて……っと。

 ……よし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ