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裏表のある勇者と旅してます  作者: 玉川露二


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古城のラスボス戦

「この先がボスの間だぞ」


サードがこちらに向き直って言った。


目の前には見上げるほど高い鉄でできた物々しい大きな扉があって、まさに最後の砦、という感じがする。


「マップを見る限りこの奥には二つ部屋がある。手前の部屋には前座の魔族がいるかもしれねえ。その奥がボスの間だろうな。さて…」


話しながらサードは私に向き直った。


「便所大丈夫か?」


「ばっ」


カッとなってサードの肩をビシビシ叩く。


「何で私にそんなこと聞くのよ!大丈夫に決まってるでしょ!」


「昨日のこともあるしな~」


サードは叩き続ける私の手をニヤニヤ楽しそうにしながら軽く防いでいて、そこにアレンが横に現れ妙に真剣な顔で聞いてきた。


「昨日トイレで何かあったの?」


「なんで食いつくのよこんな話に!」


サードから向き直って今度はアレンの腕をビシビシ叩く。


サードはサードで馬鹿にしてくるし、アレンはアレンで気にしなくていいところに食いついてくるし、何なのよもう!


プリプリ怒っていると、急にお腹にジクッと痛みが走った。


「んっ…!?」


思わずパッとお腹を押さえる。でも差し込むような痛みは一瞬で、もう痛みはない。


「何だ?やっぱりトイレ?少し戻る?」


アレンが心配そうに声をかけてくるけど、私は頬を膨らませてアレンを睨んだ。


「違うってば!そんなんじゃないから!ほら、さっさと行くの!」


私はぐいぐいとサードとアレンを扉に向けさせて扉を開けようとする。

でも鉄の扉は固く重く、押しても引いてもスライドしようとしても全く開く様子がない。


「もしかして鍵かかってんのかな…おーい、開けて~!俺ら来たんだけど居ないの~?おーい」


扉をダンダン叩いて声をかけるアレンを見て少し呆れる。


だってまるで友達の家に遊びに来たけど玄関の鍵が閉まってたみたいな言い方なんだもの。向こうにいるのは友達じゃなくてラスボスなのに…。


呆れながらどうしようと扉を見上げると、ゴリゴリと音がし始めた。


視線を下げると、重い扉が少しずつ動いていて勝手に開き始めている。


「なんだよ開くんじゃねえか。それならさっさと開けやがれってんだ」


サードは苛立ちまぎれに少しずつ開いて行く扉を蹴り飛ばしている…。


これからラスボス戦なのにアレンもサードもなんて緊張感に欠けるの…。まあ二人らしいといえば二人らしいんだけど。


完全に開いた先には薄っすら光の差している暗い部屋があって、整った家具調度品が置いてある。


薄暗い中でも質が良い物なのはパッと見だけですぐにわかる。細かい模様のアンティーク調の壷、シックなテーブル、絵画、床に敷かれている絨毯(じゅうたん)…。

どこを見ても綺麗でお洒落で、まだここに王様が暮らしているのかと錯覚してしまいそうなほど。


整った部屋に圧倒されてぼんやり口を開けてキョロキョロしてしまったけど、そういえばここはボスの前に控える魔族がいるかもしれないんだと我に返り、杖を構えバッと前を見る。


でも目の前の部屋に動く者は見当たらない。


むしろボスのいる奥に続く扉が開け放たれていて、その扉の奥の部屋の窓から光が差し込んでいる。


その光の中心には一つのシルエット…多分ラスボスの姿が浮かび上がっている。


塔の中の薄暗いのに目が慣れてしまっているから外からの光があまりに眩しくてその姿はハッキリ見えないけど、半身を動かしてこちらを振り向いた。


「どうした、開けたのだから入って来なさい」


ラスボスからは男性の落ち着いた…それも優しい響きの声が聞こえ、窓から離れてこちらに歩みを進めてその姿がハッキリ見えてきた。


その姿を見て思わず動揺する。


…人間?


魔族といったら人間とは違うおどろおどろしい姿をしているはず、なのに歩みを進めるその見た目は…人間だとすれば三十歳半ばから四十歳くらい?

茶色い髪の毛を後ろに流し、銀に光る甲冑を身に着け、きちんと髭を生やした顔に優しい目つき…本当に全てが人間だとしか見てとれない。


「てめえがここのボスか」


サードが声をかけるとラスボスは優しい目つきで微笑みながら、


「そうだ、私がここの主だ」


と、まるで来客を迎え入れるかのように腕を広げてこちらに歩みを進め、歩くたびにチェインメイルのこすれる音が響いていく。

その柔らかい物腰と気品ある姿は王族そのものとしか思えない。


あれこれ考えているとラスボスはある程度の場所で歩みを止め、口を開いた。


「いや済まない。茶を飲んでくつろいでいたから君たちがここまで来ていると気づかなかった」


「全くだ、来てやったんだからとっとと開けろよクソが」


サードが噛みつく。


罵倒されたというのにラスボスはおかしそうに笑ってからをジマジと私たちを見て、顎髭を触りながら「おや」と楽しそうに声を漏らす。


「漆黒の髪と紺の鎧の剣士、赤毛の武道家、金の髪の女魔導士…もしや勇者御一行かな?噂はかねがね他の魔族から聞いているよ」


「魔族の間でも噂になってるってか?そいつぁ嬉しいことだな!」


サードは言うなりいつの間にか抜いていた聖剣でラスボスに切りかかった。

するとラスボスは剣でサードの聖剣をはねのけ、金属がギャンとこすれる音が痛いほど耳に響く。


でもラスボスは体の前で軽く腕を組んでいる余裕ある姿勢で立っているままで、サードが攻撃しても一切その場動いていない。

そもそも剣を持っていない。ただその目の前に剣が浮いている。しかもサードの聖剣でも斬れやしない、あれはランディ卿と同じ、特殊な…!


するとラスボスの紳士風の優しい顔立ちが崩れた。

肉が削げ落ちて髑髏の顔になり、体が膨張して銀の鎧もメキメキと音を立てながら巨大化して地の底から響くような声がその口から出てくる。


「私はロドディアス・ノード・ダ・スウィーンダ。魔界の一つの州を治める王である。さあ、かかってきなさい勇者御一行」


ロドディアスの一言に私はギョッとした。


「魔界の州を治める王!?魔界にも州があるの!?」


「州の王様なの!?」


「王がなんてこんな人間界に居んだよ、宝箱だけ置いて帰れ!」


上から私、アレン、サードのセリフ。


この世の中は魔界・人間界・天界との三つに分かれている。

人間界は今私たちが暮らしている所、魔界は魔族やそれに近いモンスターが暮らしている所、天界は天使や神様が暮らしている所。


でも人間界に暮らす私たちにとって魔界と天界は未知の場所。

何しろ普通に行けないもの。行くとしたら生きたまま魔族か天使に連れて行かれるしかしないけど、それも昔話や伝承の中での話。


特に天界にいる天使や神様は滅多に姿を現さない。

直近で聖なる存在に出会った話も二百年も昔のことで、そんな天使や神様と対面して会話を交わした人は聖人と呼ばれ後の世に語り継がれるぐらい珍しい。


それと反対に魔族は人間の欲につけこんで操るためよく人間の前に姿を現すけど、それでもその生態や魔界がどんな所なのかも全く分かっていない。


ここまでは大体の人でも知っている一般常識。


だから魔界に州があるとか、その州に王様いるとかそんな話にすごく驚いた。てっきり魔界では魔王以外で王の肩書がある人がいるだなんて思わなかったから。


「さぁ、自己紹介は終わりだ」


言うなりロドディアスの周りに大量の剣が現れ、それが一斉にこちらに向き、そして空を切りながら大量の剣が向かってくる。


私は風を起こして剣を吹き飛ばそうとするけど、剣は逸れることなく真っすぐに向かってくる。


「魔法が効かない!?」


驚きの声を上げるとまたお腹がジクッと痛んで、思わず「うぐ」とうめき声をあげて服の上から痛むところを押さえ込んだ。


その一瞬の間にサードは瞬間移動したのかという速さで私の前に現れ、向かってくる剣を薙ぎ払った。

けどその薙ぎ払われた剣はその場で一回転するだけでビュンと突き進みサード体を切り裂く。


「クッソ!」


サードは後からも向かってくる剣をガキンと叩きつける。剣は地面に落ちると跳ね返りながらスッと消えたけど、それでも後から後から体にまとわりつくように剣は途切れなく向かってくる。


お腹の痛みがなくなった私もアワアワと避け続けるけど、それでも避けきれない。質のいい装備がほつれるように切り裂かれ続けて、皮膚にチリチリと刃物で切られる痛みが走り始めてる。


「うわわわわわー!助けてー!」


アレンは追いかけてくる剣から逃げ惑うのに精いっぱいでもはやパニック状態だわ。

とはいっても私も痛みでパニック状態で「ぎゃー!」と叫びながら逃げ惑っている。とにかく風を起こして剣を遠くに飛ばそうとするけど、やっぱり逸れもせず真っすぐに飛んでくるし…!


「何で飛ばされないのよー!」


「無駄だよ」


ロドディアスが楽しそうに呟く。


「先ほど滝を持ち上げていたのは君だろう?厄介だからこの剣には魔法が効かないようにさせてもらった」


ロドディアスはそう言いながら両腕を広げると空中から百本か…それ以上の剣が浮き出て、その剣先が一斉に私たちに向けられる。


「勇者御一行がこの程度でやられるなんてこと、しないでくれよ」


空を切り剣の数々がこちらに向かって飛んでくる。今までの剣の量でも避けるのが精いっぱいなのに、こんな量…!ダメ、串刺しになって死ぬ…!


「エリー!この馬鹿!」


いきなりサードに馬鹿と言われて目を剥いてサードを睨みつけると、サードはとめどなく襲い掛かって来る剣を残像が見えるスピードで弾き飛ばしながら怒鳴るように続ける。


「壁!何で出来てる!自分の魔法が何か忘れたか!」


「はぁ!?」


何を言っているのか分からなくて私もドス声で言い返し、剣が向かって来たから慌てて逃げる。


「だから、壁!石だろ!?魔法が効かねえのはこの剣だけ!分かるか!」


そんなことを言っているサードの鎧に剣が当たって鈍い音が響く。

質の良い鎧だから突き刺さらないで跳ね返ってるけど、鎧以外の所は容赦なく切れて、血が飛び散り始めている。


そしてサードの言葉を聞いた私は壁を見て、ハッと気づいた。


そうよ、このお城は人工的に造られた建物だけれど、その素材は自然の中にあった石じゃないの。


つまり自然のものを魔法にできる私は…。


「操れる!」


私は魔法を発動した。


すると下の絨毯が破れ、その下から私たちを隠すほどの石の壁がズンッと現れた。剣はガキガキと音を立て次々ぶつかっているけれど、全て石に阻まれている。


「うわ〜助かる〜」


まるで雨が降ってきたらちょうどよく休めるところがあったような気が抜ける声と走り方でアレンは私の後ろにやってくるけど、ともかく防御だけじゃなくて攻撃!


私は更に魔法を発動させ、周りの壁、天井、床のあちこちをを鍾乳洞のように尖らせ、ロドディアスに向かい一気にドンッと突き伸ばした。


「おっと」


それでもロドディアスはひょいひょいと軽く避けていく。

でも逃がすものですか!


鍾乳洞のように伸びた石を一旦バラバラに分解し、その全てをゴキゴキと変形させ剣のように尖らせていく。


「さっきのお返しよ!」


ロドディアスがさっきやったのと同じように私は尖った石の全てをドッと放った。


「ふふ、なるほど素晴らしい魔法だ」


それでもロドディアスは剣を空中に浮かべ、迫りくる石を軽々と弾き飛ばし、切り落とししていく。それでも私の魔法はまだ終わらないわよ。


地面に落ちた尖った石を浮かび上がらせて、下からロドディアスに向かって勢いよく弾き飛ばす。


一つ二つ、肩と足に深く突き刺さった。


でも魔族のロドディアスは全く痛くもないみたいで、ゴミを払うように石をはたき落とす。

あいも変わらず人間だったら絶叫レベルの攻撃なのに、魔族はホコリがついたレベルの対応だわ。


するとロドディアスはフム、と頷きゆったり呟いた。


「なるほどねえ」


…ん?


何?その「なーんだこの程度かぁ」みたいな言い方…!


カチンときた私はさっきよりも強く魔法を発動させる。


するとロドディアスの足元、頭上の天井の石材がゴリ、と盛り上がり、そのまま上下からガァンッと体を挟み潰す…!


でもロドディアスは圧し潰されていなくて、変わらずそこに立ったまま。

さっきのガァンッというすごい音は石同士がぶつかった音じゃなくて、ロドディアスより丈が高い、周りをぐるりと囲むように現れたロングソードに全力で当たった音。それにしてもあんなに長いくせになんて頑丈な剣なの。


「あっはっはっはっ、いやぁ今のは肝が冷えた」


肝が冷えたと言うわりにすごく楽しそうにロドディアスは笑っている。


「じゃあこれはどう!?」


上下の石を尖らせ、そのまま肩から脇腹、かかとから膝にかけてズドッと体を一気に貫く。


「おっ…と、これは…!」


体を二箇所も貫く攻撃は流石に効いたみたいでうめき声が漏れた。

でもロドディアスは息を整え体を軽く揺らすと尖った石は簡単に折れて「おー痛い」と笑いをにじませ結局ゴミを払うような仕草をしてケロッと立っている。


もっと攻撃をと力を発動しようとすると、ロドディアスの周りに現れつっかえ棒になっていたロングソードがグルグルと回転し始め、上下の石をギャリギャリと細切れにしていく。


その大量の剣は円を描くように丸く広がると、回転しながら私たちに向かってきた。

しかも剣はみるみる巨大化し、周りの家具調度品どころか石の壁や天井も切り裂いていく。


ガラガラと崩れては紙のようにスパスパ切られていくの天井や壁の石…。

これは石でいくらバリケードを作ったとしても防ぎきれない、あの石と同じように全身切断される。


だとしたら…!


「アレン、サード!ちょっと粗っぽいことする!私に近寄って!」


「てめえの魔法なんていつも粗いじゃねえか」


即座に悪態つくサードの言葉に今は構っていられない。私はその場に空気を起こし、渦を巻くようにグルグルと動かす。


「ちょ、あいつの剣にエリーの魔法効かないんだろ?」


アレンがそう言ってるけどとにかく意識を集中させる。


天井はほとんど崩れて空が見える状態。だから私は床に強く風をぶつけた。

下から一直線に吹き荒れる風で私たちの体はボンッと高く高く、天井だった場所も超えるくらい大きく空中に飛び上がった。


回転する鋭利な刃はそのまま私たちがさっきまで立っていた所を恐ろしい音を立て通過して、中々開かなかった鉄の扉さえ何枚もの薄い板金にすると消えていく。


「すげえ切れ味だな、あれ」


私たちは上空に飛び出てゆっくり空中で止まってボロボロの塔の床へ落下中なのに、サードからはのん気な声が漏れる。


「んぎゃああああ!」


対するアレンからは絶叫しか出ていない。


とにかく床に叩きつけられないよう、それでも床を破壊しない程度の力でに石畳に向かって風を起こして、何とか着地したけど、着地の振動で頭がズキッと痛くなって頭を押さえる。


同時に私の目の前に剣先が…。


するとサードが素早く横から切り払って、キィンッという金属音と共に剣は遠くに飛んで床に落ち回転しながら消えていった。


立派な家具調度品もどこにもない、壁も天井も取り払われ日当りの良くなった塔の頂上で、ロドディアスは拍手を送ってくる。


「今の攻撃を避けたのは素晴しい。だが君たちはまだまだ自分の力を使いこなせていないようじゃないか。何より統率力が全く無い。それぞれが自分勝手に動いているだけでそのうち一人は戦う意思すらない」


ロドディアスは、やれやれ、と言いたげに腰に手を当てる。


「正直、噂になっている勇者御一行はこの程度かといささかガッカリした」


戦闘中だというのに余裕のある態度、私たちの力量にガッカリする姿、敵にアドバイスをするような言い方…その全てをとっても強者の余裕しか感じられない。


そう言えばラグナスが言っていたわよね。ここの古城のラスボスは百年前の魔界の大会で一位になったほどの人だって。


…ん?でも何で生態調査員のラグナスが古城にいる魔族が魔界の百年に一度の大会で優勝したって知っていたの?おかしいわ、絶対におかしい。

人間のラグナスが魔界で起きたことと魔族を知っているなんて…。


あれこれと考えているうちにズキッズキッと頭の痛みが増してきて、胃の辺りも消化不良の時みたいに重くなってきた。

うう…どうしてこんなラスボス戦の時に体調の悪さが一気に押し寄せてくるの…!


「どうしたエリー」


具合の悪くなった私にアレンが駆け寄って肩を支えてくれる。

ロドディアスとえば今が私たちを倒す絶好のチャンスでしょうに、何もしないでこちらを黙ってみている。


「そのお嬢さんは毒に当てられているんじゃないか?」


「え?」


アレンと私が同時に聞き返して、私は気持ち悪さと頭痛を抱えながらもハッと気づいてロドディアスに指を突きつける。


「そうよ、あなたが放った毒だわ!頭痛と腹痛で城下町の人たちと同じ症状が出ているもの!」


言ってて何をラスボス相手に会話をしているのかという考えも浮かんだけど、大きい声を出したら頭痛が余計襲ってきて、その痛みに歯を噛み締めながら両手で頭を押さえる。


「私はそのような事はしていないが?」


ロドディアスも普通に会話を続けるから私も頭を抱えながらなおも続ける。


「嘘よ、下流のスライムの塔の方向に毒を持ったモンスターが流れて迷惑しているって言われたもの」


「誰が迷惑しているんだい?人間か?」


「人間よ、人間に決まってるでしょ…」


そうよ、人間のラグナスがそう言って…あれでも…ラグナスって人間だっけ?


また記憶が曖昧になっているとゴッという鈍い音が響いた。


鈍い音のした方を見ると、サードの足元に大きい石が転がっていて、サードが頭を押さえて後ろを向いている所。


そのサードの視線の先に首を動かすと、そこには水色のドレスをまとった強気な顔の女の子の姿がある。


あの子、昨日見た幽霊の女の子じゃ…!?


幽霊の女の子は私たちをキッと睨みつけながら叫んだ。


「パパをいじめるなぁ!」

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