【BADEND】キスで終わる恋
★選択肢★
【小鳥遊に謝った】
⇒【小鳥遊にキスをした】
小鳥遊のリボンを解き、手早く彼女の腕を縛る
手口を教えてくれた金髪ピアスの先輩に感謝しないと
「ナギっち!?」
意図にようやく気付いた小鳥遊が叫ぶ
「なに?」
「なにって…冗談だよね?」
彼女はまだ私に希望を持っているのか少し口元を緩めて見せた
ドッキリでしたー!と、プラカードを得意気に掲げる私を期待しているのか?
でも残念、これはドッキリでもなんでもない、こうなったのはお前のせいなんだ
「これが冗談に思える?」
小鳥遊を便座に押し倒し、ブラウスのボタンを外しにかかる
彼女は身体を揺さぶって抵抗した。
「嫌っ!嫌だよ…こんなの」
「嫌?さんざん誘惑しといて、こっちがその気になったら嫌?冗談だよね?」
ブラウスのボタンを外し終わる
いつぞやの紫か…
「ナギっち…ナギっちのことは好きだよ。でもこんなのは違う。こんなことは望んでない。今ならまだ間に合うから…ね?」
うるさいなぁ
「!!!!!」
説得を試みる小鳥遊の口をキスで塞ぐ
『禁忌』だ。でもどうでもいい、もう『お姉さま』を探す必要はないのだから
放心している小鳥遊を残して個室から出る
洗面所の鏡に写った私の眼は、あの日の姉と同じ眼をしていた。
あれから一ヶ月たった。私は自分の部屋で魔女ストを興じている
ランクは既に眞帆先輩を抜いた。部活辞めたから時間有り余ってるんだよね
十時きっかりに小鳥遊からLINEが入る。
「どれどれ?」
命令しておいた自撮りを確認、うん…ちゃんと私が与えた衣装を着ているし、指定したポーズも取っている。今回はお仕置き無しにしてあげよう
私は送られてきた画像を保存しながらほくそ笑んだ。
画像の中の小鳥遊はもう笑ってはいなかった。
IFルートです。
次回は正ルートになります。




