4章登場人物紹介

『引き抜かれた魔物、種族の代表』

【名前】レジェンドウルブス

【種族】グレーターワーウルフ

【主なスキル】＜咆哮＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、アイネスが引き抜いた五人組の魔物。タケルダンジョンでパーリーウルフズと呼ばれていた通り性格の違いはあるものの全員チャラウルフ。共感覚持ちにして天才作曲家であるリーダーのタクト、上位種に負けない怪力を持つバリトン、完璧主義で手先が器用なファイン、瞬間記憶能力を持つテナー、洞察と推理に長けたアマービレと、局所的に素晴らしい才能を持つ天才ウルフたち。ロックといった近代音楽を一から作曲、演奏をするバンドグループでもある。

【名前】タンザ

【種族】ブラックデーモンパンサー

【主なスキル】＜闇魔法　Lv.10＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、フォレスが引き抜いた魔物。文事と武事を重んじる文武両道の種族故か、戦闘欲と同時に知識欲も強い知識の豹。厳格で威厳のある振る舞いを取っているが、博識で子供には優しく、教師役として勉強を教えていることも。姿こそ二足歩行の黒豹に見えるため知らない者たちには獣人だと勘違いされるが、これでも悪魔族の一種族。ベリアルたちと同じく、顔がとっても整っているらしい。

【名前】マサムネ

【種族】エルダードワーフ

【主なスキル】＜鍛冶　Lv.10＞、＜暗視＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、フォレスが引き抜いた魔物(亜人)。召喚されてから武器作りの仕事を任されず、ひたすら家具の修理仕事を押し付けられていたが、鍛冶の腕はその種族の名に恥じぬほど。アイネスの想像するドワーフとは体格も身長も全く違うイケオジだが、大の酒好きであることは変わりない。

【名前】ライアン

【種族】ウィッチ

【主なスキル】＜調合　Lv9＞、＜呪歌＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、マリアが引き抜いたウィッチーズの代表的存在。他のウィッチーズと同じく、男性同士の同性愛をこよなく愛する腐魔女。召喚当時から男性の心を持つ【トランスジェンダー】で、アイネスダンジョンに来てからは髪を切り男装を始めた。アイネスに見せられた動画によって某女性歌劇団に憧れを持つ。高身長のモデル体型で、胸はそこまで大きくないがお尻から下の脚線美は素晴らしいものｄ(圧

【名前】サバトラ

【種族】ケット・アドマー

【主なスキル】＜変化＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、イグニレウスに引き抜かれたケット・アドマーの代表的存在。猫種は名前の通りサバトラ(シルバーマッカレルタビー)。猫のように気まぐれでマイペースな性格で、いつも飄々としている自由人。悪戯好きでジャスパーをからかってはその反応を見て面白がっている愉快犯。どちらの性別なのかはタケルダンジョンにいた魔物たちでさえも分からない。ジャスパーの義兄だった『ホワイト』とは親しい間柄だった。

【コボルト】

【名前】ジャスパー

【種族】コボルト

【主なスキル】＜分身＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、ベリアルに引き抜かれたコボルトたちの副リーダー。犬種はドーベルマン。タケルたちの所業の被害者の一体で、苦しむ同種たちを見てきたためか人間に対し強く憎悪を抱いている。憎悪が爆発すると理性を失い、物凄い力と速さで目の前の敵を殲滅する。時折アイネスの元へやって来ては人間に対する恨み言や自身の後悔をアイネスに吐くというアイネスカウンセリングを受けている。タケルダンジョンでは『ナイト』と呼ばれており、族長を務める『ホワイト』とは義兄弟の間柄。

【名前】トレニア

【種族】コボルト

【主なスキル】＜毒耐性　Lv.6＞

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、ベリアルに引き抜かれたコボルトの内の一体。犬種はチワワ。コボルトたちの長老フクの補佐を務めていた。食べることが大好きで自らコボルト向けの食事の毒見や確認役の名乗りを上げた。タケルダンジョンでは毒草でもなんでも食べて味見をしていたため＜毒耐性＞がついている。身体は小さいがジャスパーと同年代。

【名前】ウーノ、ツヴァイ、トリー

【種族】コボルト

【主なスキル】＜俊足＞(ウーノ限定)

【備考】タケルとのダンジョン戦争後、ベリアルに引き抜かれた子供コボルトたち。犬種は左から柴犬、コリー、パピヨン。同い年ということもあり三体で一緒に行動していることが多い。子供だったこともあってパワーレベリングの被害を受けなかったからか人間に対する憎悪はあまりない。子供特有の想像力やイラスト理解力が高く、彼らの発想や行動はアイネスも目を見張るものがある。