表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
番って便利な言葉ね  作者: 朝山 みどり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/62

57 ジークフリード目線

 ウィルヘルム様が行方不明になったと聞いてすぐに探しに行ったが、なんの痕跡も見つからず不覚にも取り囲まれて攻撃されて、気が付いたら奴隷になっていた。


 愚かにも逃げようとして、深く傷ついてもう駄目だと諦めかけた時、ウィルヘルム様の気配を感じた。


 気が付くと傷が癒えて、そばにウィルヘルム様がいた。


 ご主人のサミー様は破格の能力を持っているが、異世界から来た人らしくとても変わっている。


 武器に使えと出された槍は・・・もう失われたあの槍か?


 それをポンと出してくれた。


 そしてサミー様の計略で、ウィルヘルム様を大公家に戻す事も出来た。



 そして、ウィルヘルム様に、直接危害を加えたやつらに会いに城の地下に行けた時は、怒りと喜びが満ちた体がはち切れそうだった。


 半分死んだやつらをポーションで、生き返らせながら恨みを思い知らせるのは、気分が良かった。


 それに、ウィルヘルム様も怖がらずに、やつらを引き裂いたりなさった。


 優しいだけでは、王は務まらない。苦労なさった甲斐があると目頭が熱くなった。



 この国は今、生まれ変わろうとしている。その時に立ち会えて王を補佐できるのはわたしに与えられた大きな名誉だ。


 さて、もうすぐウィルヘルム様がこの訓練場にやって来る。お相手をする度に上達しているのを感じる。


 わたしは、準備を整え、覚悟も新たに、ここに立って待つ。

いつも読んでいただきありがとうございます!


誤字、脱字を教えていただくのもありがとうございます。

とても助かっております。

楽しんでいただけましたら、ブックマーク・★★★★★をよろしくお願いします。

それからもう一つ、ページの下部にあります、「ポイントを入れて作者を応援しよう」より、ポイントを入れていただけると嬉しいです。


どうぞよろしくお願いいたします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ