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&436

 皆頑張ってる。アクトパラスのやつも……まあ何回か今も殺されてるが、それでも復活してくるアクトパラス。その謎も気になる。けどそれよりも大事な事がある。アクトパラスとゼンマイは勝手にやっててくれればいい。奴らがまだ逃げないのはきっとどこかに勝算があると思ってるということだろう。

 それか私達が戦ってるからまだ行ける……と思ってる? わからない。けどそっちに意識を注いでる暇はない。私はいまどうやったら始祖の龍とアーミュラを切り離させるのか……その手段を模索してる。まずは……この地雷のように仕込んでる術式に別の物を混ぜる。

 だってただ威力を求めても意味はない。けど中途半端だともっと意味はない。それに……始祖の龍は野生の勘があるからね。明らかに威力を減衰させたら何かに気づかれるかもしれない。

 だから今までの地雷の中ですべてじゃなく、ちょっとした割合だけ別の術式にしてみる。どれだけの効果があるかわかんないからね。進路をみて、一番最初に始祖の龍に当たりそうなのを書き換える。それに触れた瞬間の始祖の龍を観察する。そのまま突っ込まれたアクトパラスが爆散した。


「なむさん……」


 哀れアクトパラス。まあけど復活するでしょう。なので気にしないことにした。その後に始祖の龍は花火のように爆発する地雷を踏んでた。まあそれでもちょっとしたダメージにしかならない。一応色々と爆発だって始祖の龍に通るように工夫はしてる。それこそただ外に爆発のエネルギーを放つとかじゃなく、もっと収束させて爆発するとかね。爆発範囲を狭くすることで、エネルギーを集中するとかだ。

 様々な工夫はしてる。けどやっぱりダメージの通りは悪い。はっきりいって私の力で与えたダメージはかなり始祖の龍にきいてはいる。でも……それでも……無理やり始祖の龍は直してる。

 そもそもが別の力で与えた傷は治りにくいものだ。その現象は始祖の龍にだって現れてる。でもそれでも始祖の龍はその豊富な力で無理やり治してる。私がもうちょっと始祖の龍に追いつくことができたら……始祖の龍の力と私の力がぶつかりあう事ができるならもっと有用な傷になるかもしれない。

 でも宇宙を育てる……というのは一朝一夕で出来ることじゃない。それこそ途方も無い時間が必要だ。だから今すぐに強くなる……なんて不可能。いつだって今の手札で戦わないと行けないんだよね。


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