表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2369/2464

&434

 ヴァラヴァレレイドが一つの槍になって始祖の龍へと襲いかかる。でもそれに対して始祖の龍が避けた。よけた? あの始祖の龍が? 私の攻撃を避けるのはまだわかる。だって私の力はこの現宇宙とは全くの別物。

 流石に始祖の龍にダメージとして通るからだ。けど……ヴァラヴァレレイドは私の力が乗ってるといっても、すべてがそうじゃない。いやもちろんヴァラヴァレレイドはヴァラヴァレレイドなりに工夫をきっとしてる。だってあのアクトパラスさえもうまく始祖の龍に攻撃をあてたのだ。

 それなのに神龍改であるヴァラヴァレレイドがまともに攻撃をあてられないってのはなんか……ね。避けた始祖の龍だけど、ヴァラヴァレレイドは大きく宇宙を回って再び始祖の龍へと向かおうとする。その間にもルドルヴルヴ、そしてアクトパラスも一緒に始祖の龍へと向かう。さて……私もやろう。


 けど私と始祖の龍の力は違う。それこそ力の大きさで言えば全くもって違うのだ。差がありすぎる……といっていい。だからただ単純に力を当てる……私の力で始祖の龍を消滅させる……というのは現実的じゃない。


 それはこれまでのやり取りでわかった。どうにかして、皆に力を貸し与えつつ追い詰めて行けないか? とかおもってたけど、追い詰められてるのは確実にこっちだ。このままじゃ、ジリジリと負け続けることなる。

 でも派手にやって勝てることはない。だからどうするか? とりあえず皆の攻撃に私の攻撃も合わせる。派手だけど、そこまで込めてない力。それは頑張ってる皆には悪いと思うよ。

 けど、今勝てる……なんて皆思ってないでしょう。アクトパラス以外? ゼンマイも戦闘事態には参加してないが、勝てる算段をしてるかもしれない。でも私的には二人が何をしようと……だ。何をしようとあいつ等では勝てることはないと思ってる。

 もっと別のアプローチが必要だ。でも彼らは使える……とは思ってる。あの二人をうまく使って……なにか活路を見つけたい。とりあえず……


(アーミュラと二人で話したいよね)


 本心……それを知りたいし、こっちの力になってくれるのか……それを確かめたい。けどアーミュラへの始祖の龍の守りは硬い。それにアーミュラを下手に狙うと始祖の龍が怒るというのも経験済みだ。

 だから下手にアーミュラを狙うのは愚策。でも……それだけ大切にしてるからこそ、アーミュラは絶対に鍵になれる。そして私ならアーミュラを始祖の龍から切り離す事ができる。そう新生宇宙だ。

 隙を観て、アーミュラを新生宇宙に連れ去る。全く持って違う宇宙だ。始祖の龍だって簡単に追ってはこれない。そのはずだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ