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最弱♀ミニゴブリンに転生、寿命30日から始まる神の箱庭~吸収能力と進化で最弱からの成り上がり~  作者: リーズン
ダンジョン&アリスベル修行編

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納得いかねー!

「ほほう、コレがユルグ村か。随分とこの辺りも賑やかになったものじゃな」


 なんか……昔を懐かしむ年寄りみたいな発言をする元魔王少女。事、クーさん。これがロリババアか。


「昔は人が居なかったんだっけ?」

「うむ、ドワーフどころか人族もおらんかったぞ」

「へぇー、この村出身のボクとしては少し不思議な感じかな?」

「じゃろうな」


 しかしこの魔王少女、元とはいえ魔王の癖に随分私らに慣れるの早いな。普通の魔族だってあんなに好戦的なのに。


『シルフィン:彼女が特別。と、言う訳ではありませんよ? 幾ら魔族、モンスターと言った所で千差万別ではありますから』


 共存も可能と?


『シルフィン:魔族側は邪神の領域に居るので私達もあまり詳しくは判りませんが、総じて魔族は他の種族に友好的とは言えませんね』


 まぁ、そうだよね?


『シルフィン:とはいえ友好的な者も居るという事です。それに人種に友好的でないのは魔族だけではありませんから』


 あぁ、ハイエルフとか獣人とか、まぁ結構な数がね? それにまあ、生き物って単純思考の構造してないと同種でも争うしね。人間とかは特に。

 図書館で調べて分かったけど人は平均的な能力しか無いから、他の種族に下に見られてるらしいしね。


『シルフィン:それに、そんな事言ったら貴女の仲間もそうでしょうに』


 そう言えばそうか。


「皆はクーに対して思う事無いの?」

「唐突にどうしたのハクア?」

「いやまあ何となく?」

「なんで疑問系なんですか? でも、最初は怖かったですよ。なんせいろいろ聞いていましたから、でもご主人様とのやり取り見てそんな考えがバカらしく」

「私も」

「ボクもかな」

「ミートゥーゴブ」


 ミートゥー!? と、ま、まあ良いや。仲良くなってくれるなら嬉しいしね。


 と、そんな会話をしている内にコロの家に辿り着く。


「ほう、ここがコロの家か?」

「うん、ゆっくりして欲しいかな」

「うむ」

「というか、私的に思う所は無いけど、クーのスキルが気になる! あの【不死】ってスキル何なの?」


 そう言えば、二人に契約するのに夢中で聞き忘れてた。うん。どんだけだ私?


「あれは種族固有のスキルじゃ」

「固有スキル?」

「うむ、モンスターや一部の種族などしか持てないスキルじゃな。エレオノの吸血鬼関連のスキルや主様の疫攻撃などもそうじゃぞ」


 知らんかった。


「あれ? じゃあ私進化したら使えなくなる?」

「いや、進化の系譜なら使えるぞ?」

「進化の系譜?」

「ほうほう。なるほどね」

「分かるんですかご主人様?」

「え~と、ゴールが同じでも辿り着くまでの道がそれぞれ違って、自分が通った道の物なら拾って自分の物に出来るって事」

「つまり一回覚えれば大丈夫って事?」

「……それで大丈夫」

「投げたゴブ」


 そんなんじゃないんだからね!


「まぁ、兎に角。【不死】のスキルは我の体の中にある魔石を壊されん限り死なんのじゃ!」

「うわ、凄い便利」

「そうじゃろそうじゃろ♪」

「つまり、クーの使い道は爆弾もって特攻って事か……。うん。行ける」

「ぶふっ!? 主様それは余りにも酷すぎじゃろ」

「冗談冗談」

「あれ、否定しなきゃ絶対やってたよね?」

「そうですね」

「うん」

「当然ゴブ」


 一度皆の中の私について問いただすべきだろうか?


 〈えっ? 聞くんですか?〉


 今までで一番ヘルさんの感情を感じたよ! そして怖いから聞きません!!


 〈賢明です〉


 そこまでか! そこまでなのか!?


「して、主様よ我等はこの後どう行動するのじゃ?」

「とりあえず私とクーでギルドに行って、クーを冒険者登録する」

「我、元魔王でモンスターじゃぞ?」

「そこは女神による正式な改竄で」

「ふう、突っ込んだら負け突っ込んだら負け。よし! それでどうするのじゃ」


 〈早くもマスターに慣れつつありますね〉


 何か納得いかない。


「その後、魔石の精算して明日アリスベルに向けて出発する」

「思ったより早かったね」

「そうですね」

「ゴブ」

「後でお父さん達の所に行ってこなくちゃかな?」

「コロ、私も行って良い?」

「ハクアも?」

「うん、コロ父に用がある」

「分かったかな」

「ギルドには私も付いて行きますね?」

「何で?」

「えっ? だってハクアとクーのコンビでなんて、正直騒動の予感しかしないからじゃないの?」

「失礼じゃぞ!」


 そうだ! 言ってやれクー!


「我は主様よりまともじゃみゃぁっ!」

「ふう」


 とりあえずクーは軽めの腹パンをしておく。


「それじゃあ遅くなる前に行きましょうか」


 私が言うのもなんだけど良いのかそれで……。スルースキルが確実にカンストしてません!?


 〈流石アクアの次にマスターとの付き合いが長いだけありますね〉


 だからそれも納得いかないんですけど!


 こうして私達は三人でギルドに向かった。

 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

「「「ただいま~」」」

「おか」

「おかえり」

「おかえりかな。って、どうしたの皆疲れて」

「何かあったの? 登録出来なかった?」

「登録は出来たのじゃ」

「でも、いろいろ質問されてその上ご主人様があのオークと言い合いになってしまって」

「ワタシ、ナニモ、ワルクナイ!」

「何で片言!?」

「その後の換金? じゃったかの? あれでもそのオークにいろいろグチグチ言われたのじゃ」

「チッ! やっぱり殴れば良かった」

「いや、駄目でしょ」

「我、やって行けるんじゃろうか?」

「大丈夫。何とかなるよ!」

「皆! 頼りにしてるのじゃ!」



 おいこら待てや。なんで私以外の人間に言うんだよ。


「任せて!」


 〈絆が深まったようですね〉


 納得いかねー!


「ハクア皆もご飯作ったから食べようかな。ハクアは食べたら一緒にお父さんの所に行くよ」

「了解、それじゃあ」

「「「いただきます」」」


 そして私達はユルグ村での最後の晩御飯を食べ、その後コロの実家に行き、私はコロ父に少し相談をしてからコロの家に帰りゆっくり寝たのだった。

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