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最弱♀ミニゴブリンに転生、寿命30日から始まる神の箱庭~吸収能力と進化で最弱からの成り上がり~  作者: リーズン
ここで来ちゃうの龍の里

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乙女ゲー出身の方だったらしい

仕事と体調不良で最近コメント返せてなくて申し訳ないです。

「じゃあ今日はこれくらいだね。またなんかあったら呼んで、私も暇な時は顔出すようにするから」


「「「はい」」」


「じゃーねー」


 休みの調整に給料の見直しを終えた私は、会社を出てゆっくりと帰路に就く。


 う〜ん。これで外でやる事はほとんど終わったかな。


 いくつか細かい調整が必要なものもあるけど、そっちは今日は無理だしこんなもんかね。


 城に帰れば多分特大の説教が始まるから先に用事を済ませたが、なんとか説教を回避する手段はないだろうか?


 ……ないな。


 下手な事をすればより大きな雷を呼び寄せかねない。どこにどう地雷があるか分からない中、迂闊に喋ってそれを踏み抜いたら数時間コースで増える可能性か高い。


 それだけは絶対避けたい。


 なんなら今日中に終わってくれれば御の字なのだから、静かに粛々と嵐をやり過ごす方が賢明だろう。


 対策を練りつつ、心構えをしっかりと持つ。


「あっ、ハーちゃん発見」


「グワップ!?」


 心構えはしたが衝撃は備えてなかった。


 とても痛い。


「る……瑠璃……何故こんな所……に……」


「なんだ帰ってそうそう死ぬのか?」


「死なぬ!? 相変わらず失礼な奴め!」


 瑠璃の体当たりに耐えながらなんとか言葉を返す私に、なんて心無い言葉を掛けるんだこの人でなしの畜生は。


「お前も大概失礼だろ」


「お前程じゃないが?」


「こっちの台詞だ」


「二人共似たり寄ったりですよ」


「「お前もな!?」」


「相変わらずね三人は。異世界だろうと何処だろうと変わらないから安心するわね」


「って、瑠璃と澪だけじゃなく、委員ちょまで、皆してどうしたのこんな所で?」


 城で会うならともかくここは街中だ。


 こんな所でこのメンバーに会うとは思ってなかったので思わず聞く。


「まだそんなに時間も経ってないはずなのに、白亜さんに委員ちょなんて呼ばれるなんて、なんか凄く懐かしく感じるわね。って、どうしたのかって事よね? 私達は修行の帰り道よ」


「ですです」


「ほう……」


 千景の言葉に同意する瑠璃の言葉に改めて千景を観る。


 さっきも思ったがだいぶ強くなってるな。


 元々千景は実家の方で武術を習い、瑠璃の家の道場に少しの間通っていた門下生でもある。


 その為元々の素質も高く、前回目覚めた時もそれなりの腕前ではあったが、ここ最近、私が居なかった間に急激にその力を増しているようだ。


 それこそ、元々実力が違っていた瑠璃や澪と同じ修行を受けられる程度には。


「お前の考える通り、だいぶ育ってるぞ。ステータスだけならお前を超えてるかもな」


「……澪君や。私はステータスなんてものの小さな数値には拘らない事にしたんだよ。この世界ステータスよりもスキルレベルの方が大事だしね」


「……簡単に皆に抜かされるから考えないようにしたのか?」


「そうだよバーカ! どうせ私はステータス皆に簡単に抜かされるわい!?」


「ハーちゃん……何も涙目になりながら言わなくても……」


 うっせいやい!


「なんかごめんなさいね」


「謝るのは止めてちょうだい!?」


 余計惨めになるんだからね!


 しかし、この短期間にそれだけの成長をするというのは恐ろしいポテンシャルだ。


 正直、破邪の力も相まってまともに戦ったらあんまり勝てる気しないんだよなぁ。


 なんだったら千景の魔力を感じるだけでちょっと肌がピリピリするし。


「まあ、お前の場合は特にステータスよりもスキルの方が大事なのは確かだからな。能力でスキル数も多いし、上がらないステータスと睨めっこするより、そっちに力を入れるのは良いんじゃないか?」


「……おい貴様。しれっと上がらないステータスとかディスってんじゃねーぞ」


「……少しは見れる程度になってるのか?」


「……ハーちゃんは見栄は良くないですよ?」


「酷い言われようね?」


「どいつもこいつもうっさいやい!?」


 くそう。本当にステータスには反映されてないからなんも言い返せないんだよ。ド畜生め!


「にしても、なんで三人だけなの? ほかの皆は?」


 括りは分かる。けどそれにしては一人足らんのでなんとも言えない。


「ここ最近の修行のおかげで、なんとか私も二人に着いていけるギリギリのラインに乗れたから、一週間位前から魂の修行の方もやってるのよ」


「でだ、心達曰く私達地球組は、コチラに来るにあたって魂に補強が入るらしい」


「補強?」


「はい。まあ、補強と言うのは心さん達が説明し易いように便宜上そう言っているだけですけど、こっちの人達よりも私達は魂が強いらしいんです」


 ほほう。そんな話テア達からは聞いてないのだが?


「……お前の場合はそもそも魂ボロボロな癖に精神力は化け物染みてるからな。精神力でその辺カバー出来るしいちいち言わなかったんだろ」


「ちょいちょい人をディスらんと気がすまんのか己は」


「とにかく、千景ちゃんの成長曲線が著しいので魂の修行の許可が出たんですけど、私達と皆とでは修行方法を少し変えた方がいいかもという事で、私達だけ別メニューの修行をしていたんですよ」


「なるほどね。しかし魂の修行ならいちいち外でやらんでも良いのでは?」


「えっ!? 私達外で修行してるなんて言ってないのになんで?」


「いや、だって所々に汚れ付いてるし靴も汚れてる。街中での修行で付く感じの汚れじゃないからわかんべや」


「なんというか……相変わらずね」


 なんだよその反応。


「でも地球組ってことは結衣ちゃんは?」


「まだ実力不足って事でこっちの修行には参加してないですね」


「そもそも、あの子はあんまり戦うタイプじゃなさそうだしな。自衛が出来る程度の強さで十分だろう」


「まあ、確かに」


 結衣ちゃんは普通の女の子って感じで、澪みたいにアマゾネスしてないもんな。


「お前のような野生児でもないしな」


「貴様さては喧嘩売ってるな?」


「安心しろそんなつもりないから。ツッコミどころが常に満載な自分を恨め」


 よし。良いだろうその喧嘩買ったろうやないけ。


「そんな事よりハーちゃん!?」


「そんな事とかって流すなや!? で、なんぞ?」


「噂でハーちゃんが遂に、幼女化や色んなケモ耳付けるようになったって聞いたんですが本当ですか!?」


 圧が強い。


「そ、そんな事はないんだよ〜」


「本当なんですね!」


「全く信じる気がねぇなこの野郎!」


「そもそも今のは騙す気すらないだろう」


「聞いた時は信じられなかったけど本当なのね」


 くそう、どいつもこいつも。


「で、副作用とかはないのか?」


「いや、どっちかと言うとそれ自体が副作用」


 どうせバレてるので詳細を説明する。


「───んで、これが省エネモード」


「フワッ!? 可愛い……」


「おいコラ持ち帰ろうとするな」


「ハッ!? 身体が勝手に」


「本当にどんどん人間離れしていくわね、白亜さん」


「実は私も最近少しそう思ってる」


「最近とか少しで済んでるのがお前らしいよ。まあ特に副作用がないなら良いんじゃないか? 周りの被害が大きそうだが」


「そうね」


 周りの被害よりも私が被害者になる方が多いと思うの。


「って、あら?」


 話しながら歩いていると、千景が何かを見付けたような反応をする。


 その視線を追ってみるとそこには先程話題に出た結衣ちゃんが、フロストと一緒にデートをしていた。


 あの性職者め。


 などと思っていると眼鏡を掛けた知的な雰囲気の男が合流した。


 そして更に冒険者風のワイルドな感じの男、小柄で幼い雰囲気の男、更には俺様っぽい感じの男が次々に合流して一気に大所帯になった。


「……なにあれ?」


「私も知らん」


「なんか凄いですね」


「本当ね」


 どうやら結衣ちゃんは乙女ゲー出身の方だったらしい。


 道理でギャグ&少年系の私達との絡みが薄い訳である。

読んで頂きありがとうございます。


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