表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱♀ミニゴブリンに転生、寿命30日から始まる神の箱庭~吸収能力と進化で最弱からの成り上がり~  作者: リーズン
エルマン渓谷攻防戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

158/701

相も変わらず勘の良い奴め

「私には何も見えないけどヘルさん的にはどう?」

「日が昇り始めましたが私にも見えないですね」


 日が昇り始めた頃、ハクアとヘルは上空千メートル近くに立っていた。


(そう、私達は飛んでいるのではなく立っているのだ。とはいえ特別な事はしてないけどね。ちょっとした発想の転換で、ただ単に空中に張った【結界】の上に居るだけだし。元々足場に出来ないかと考えてたけど、思った以上に安定感抜群なのでビックリである。これで空中戦もいけるぜ! まあ、こんな見えない足場で戦うとか勘弁だけど。そして私は何故こんな説明口調なんだろう?)


「う~ん。罠だと思ったんだけどな~。ここからこの明るさで見えないって罠無いのかな?」

「その考えは早計では?」

「かな? 光学迷彩は無いし、何かに紛れてる? でも、だとしたら…………いや、あり得るのか、クソッ!」

「マスター?」

「ごめん何でもない。一旦戻ろう」

「了解です」


 ヘルはハクアの言葉に従い戻る為に武装を呼び出す、しかしハクアは何故か下の一点を見つめ。


「マスター何か見付けましたか?」

「いや、何でもないよ。行こう」

「了解です。しっかり掴まって下さい」


 そしてハクア達は何も見付ける事も出来ずに斥候を終え、全員と合流する為に空を飛んで行く。しかし、その姿を地上で見つめている人間達が居た。


「ふう、バレたのかと思いましたね」

「だな。相も変わらず勘の良い奴め」

「彼女が例の方ですか?」

「ああ、そうだ」

「しかし、本当に空から偵察に来るとは思いませんでした」

「だから言っただろう? アレに常識は通じないと」

「ねえ? 結局どうやってあんな所に立てていたの? 貴女なら推測できるでしょ」

「ん? ああ、恐らくは【結界】を足元に展開して足場にしたんだろう。私も見るまで思い付かなかったがな」

「そんな方法が……確かに我々の常識では考えないような用い方ですね」

「流石地球人って所かしら?」

「いや、お前も私もそんな使い方は思い付かんだろ? アレはあいつがおかしいだけだ」

「ふ~ん。そのわりに嬉しそうね?」

「まあな。さあ、ここからは忙しくなるぞ! 全員作戦通りに動いてくれ! カークス!」

「はっ!」

「お前には黒龍連合リーダージャックの相手を頼む」

「了解です」

「フーリィー!」

「はいっ!」

「お前はヴァルキリーズ副長のメルを頼む」

「了解致しました」

「私はあいつの相手をする。アイギスは予定通りの役と兵の指揮を頼む」

「分かってるわ。思いきり暴れてきなさい」

「良し。総員戦闘準備を整えろ! 抜かるなよ!」

「「応っ!」」


(さて、ここまでは予定通り。ハクア、お前が来たという事は私が蒔いた協力者はちゃんと動いているようだな。流石にお前でも無自覚の共犯者までは分かるまい)


 こうしてハクア達とフープ軍との戦闘の時は刻一刻と近付いていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ