第2話★悪魔の力
「来たな。」
どこに?
オレには見えない距離にいるのか?
公園を見渡してみるが何があるのかさえわからない夜。
っていうかこんな都合よく現れるもの?!
「よくいうではないか、犯人は現場に戻ってくる・と。」
くすっと笑う。
「よく見ておけ、これから迎える運命を曲げるための非日常をな」
周りが暗黒の闇に染まる。
そしてリルが叫んだ。
「私は知ってる、お前が犯人だと。」
と、一点に目を奪われる
それは、まさに
『モンスター』とかゆーやつですか?
これが
あの残虐な事をした犯人?
人間じゃなくて、こういうもの?
「そうだな貴様等人間には裁きたくても裁けない類。」
そういって呪文のように唱える。
「little devil*+」
ぱっと杖のようなもの空中にが現れ、掴む。
悪魔の紋章が刻まれた漆黒の杖。
それはまるで闇に紛れそうな…
そして闇から突如現れ知らないうちに葬られてしまいそうなほど
見惚れてしまう杖だった
「だから、私が裁いてやろうというのだ。」
捕まらないのも納得できる。
そして被害者にあんな事をした犯人が許せないのも事実、
「だから、私が裁いてやろうというのだ。」
魔法陣のようなものが現れ、そいつを取り囲んだ。
「消え去れっ」
そう叫んでリルは杖で陣を描く。そして、それは闇に消えた。
殺すなんて残虐な言葉で表さないでいいのに。
それは浄化とかそういう言葉で表せそうなものだった。
悪魔と少年の恋になる予定です。興味がある人は是非★ 毎週土曜更新予定です 時々違う日にも更新いたしますっ




