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日本国、異世界へ。(旧題 異世界転移は唐突に)  作者: スライム小説家
第一章

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11/103

11話 日本クラート平和友好条約

 3月25日早朝 首相官邸 大会議室


 3日間に及んだ両国の会談は終わりを迎えようとしていた。


「では、この条件でよろしいですね?カーラ王女殿下」


「ええ。須賀ソージ大臣」


(もう何も言うまい………)


「では、この書類に署名をお願いいたします」


「はい。………………よし。これで書き終わりましたよ」


「では、ここに日本クラート平和友好条約が成立いたしました。皆様、拍手をお願いします」


 パチパチパチ!


 須賀の発言に合わせて、大会議室全体に拍手の音が響いた。


(にしても、ずいぶん上手くいったねえ。これで食糧問題はなんとかなりそうだ)


 須賀が考え事をしている一方で、カーラは、


(だだ余りしてる食糧と、よくわからない植物を育てて渡すだけで交通路の整備をしてもらえるのはありがたいですね。これならお父様にもよい報告が出来そうです)


―――――――――――


 日本クラート平和友好条約(下に要約があります)


 前文 

 この条約を締結した日本国、クラート王国両締約国はお互いの友好関係を発展させるために可能な限りの努力を行うことを義務とする。


 第一条 

 両締約国は主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする。


 第二条 

 両締約国は、善隣友好の精神に基づき、かつ、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両国間の経済関係及び文化関係の一層の発展並びに両国民の交流の促進のために努力する。


 第三条

 クラート王国は日本国に対して食糧の輸出を行わなければいけない。

 …

 …(輸出の具体的な内容がズラリ)

 …

 …


 第四条

 日本国はクラート王国へインフラ整備などの支援を行わなければならない。

 …

 …(支援の具体的な内容)

 …

 …



 以上の証拠として、下名の両締約国代表は、この条約に署名した。


 令和五年三月二十五日に東京で、ひとしく正文である日本語及びクラート語により本書二通を作成した。


 日本国代表者

 須賀幸太郎総理大臣


 クラート王国代表者

 カーラ・クラート第三王女



 


―――――――――――


 条約の要約

 ・クラート王国は日本へ食糧輸出

 ・日本はクラート王国へインフラ整備




条約に関しては素人学生がコピペやオリジナル文でなんとか作り上げたので色々ボロボロかもしれません(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言] 言葉が通じる事に疑問を覚える人間がこれまで登場していないので違和感を感じる。
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