この嬢ちゃんは、やっぱやべぇぜ
「ライフリング?」「そう!」「...ってなんだ?」
案ずるより産むが易し...と言って嬢ちゃんは魔法で筒状の物から玉が飛び出す玩具を作り、風の術式を込めた魔石を入れて発動させると訓練してない者でもスリングショットのような事が出来る...玩具にしては危ない物を作ってきた。
パーーン!ペチッ
パーーン!スカッ
狙っても思うように当たらないどころか的にすら当たらない事もザラである。
だが本題は次だ。ライフリングというのを掘った方で同じ事をすると...
ヴァーーン!!ズドゥム!
ヴァーーン!!...ドゥム!
狙った所に当たった後、二発目は...同じ軌道を取り、既に撃ち抜いた何も無い場所を通り前弾と同じ壁に着弾する。
「普通に新兵器が開発されとる!」「まだまだ玩具だよ」「いや当たりどころ悪かったら死ぬぞ」
俺の言葉に嬢ちゃんは「当たらなくても風圧で死ぬ位、高い威力のモノを作るよ?」
とんでも無い事を言い出した。
「ゲビック?忘れたの?」
俺が息を飲み嬢ちゃんを見つめてると
「公国が戦略で勝てない以上、戦術で圧倒するしかないのよ」
驚く俺を見ながら尚も続ける。
「戦術で圧倒出来るだけの兵器が持てたら、ソレを逆手に取った戦略も取れるわ」
窓の外を見ながら格好つけている(背が届かないので台に乗っている)がそんな事が気にならない位...この嬢ちゃんは、やっぱやべぇぜ。
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