頭がパンクしそうだぜ
「まぁ...空を飛ぶより先に作るべき物が沢山あるんだけどね」
そう言って嬢ちゃんが広げた紙には、今ある物に似て非なるモノだった!
「こりゃぁ...魔石を使う気か?」「当たり前でしょ!ここはクラン公国なのよ?」
そうやって嬢ちゃんに連れられてきてみれば...魔石どころか魔鉱石が
「ゴロゴロあるじゃねか!!」
だが俺ぁ勘違いをしていて案内役の説明を受ける。
「鉱魔石?ハイミスリルぅ?!出来方が違うだぁ!?」
そんなん聞いたことねぇぞ?と思ったら...
「国家機密です。知った者で公国から出た人は居ませんから♪」
「うぅぁああ〜〜〜〜!そういうことかぁ〜〜〜〜〜!!」
頭を抱えながら狼狽えちまったが...
「死ぬまで働いても完成しなさそうなモンもあるし、まぁ良いやな!♪」
そんな馬鹿みたいなやり取りをしていたら
「ゲビック!さっさと来て!魔石の大きさとか質とか...アナタじゃないと分からないでしょ?!」
嬢ちゃんに急かされ近くに行くと魔石はさっき見た鉱魔石よりも遥かに多く存在していた!!!
「この辺にあった魔石を適当に集めて置いて貰ってたの」
事も無げに嬢ちゃんは言うがこれは...
「ここにあるだけでも、小さな国なら買えちまいそうだ」
俺ぁとんでもない所に就職しちまったと思いながらこれからやる事を思い浮かべ、頭が破裂しちまいそうだと感じた。だが
「やってやろうじゃねえか!」
この時の俺ぁまだ、過労って言葉を知らなかった。
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