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ドワーフはツラいよ(仮)  作者: 石上 三歳


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2/6

顎が外れるかと思ったぜ

「ゲビック!コレを見て!」


嬢ちゃん(雇い主)が木で出来た平たい板に、棒の付いた物を手に持ち振りながらやって来た。


「何だソレは?扇風機の羽にしちゃバランス(わり)いぞ?」


俺の言葉を聞いて、にやぁと笑う(可愛い顔が台無しな)嬢ちゃんを少し引いて見ていると


ブゥゥゥゥーーーーーンーーー―――…!


「!!!飛んだ!!!」


「竹とんぼって言うのよ!竹じゃないけど...」


笑いながら嬢ちゃんが言った。


まるで昔の火起こしでもするような手の動きをしたと思ったら、平たい板が()に舞いやがった!


素材は兎も角、発想が違う!やっぱりこの嬢ちゃんは...


「ゲビック!これ(空力学)空を飛ぶ為の魔道具(ティルトローター)を作るわよ!」


......訳分からん...いや...思考が追いつかん...


「てぃると...何だって?」「飛空艇を作るのよ」「飛空艇?!飛行船じゃなくてか?」


飛行船なんて(あんなの)実用性が低いわ!帝国がその気になった(野心を抱いた)時、同じ(戦力)だと物量差で勝てないでしょ!」


恐ろしい事を言い出した。だが


「嬢ちゃん、それ、誰か言ってんのか?」


まさか俺が知らないだけで戦争の火種はあるのかと、気になり聞いてみた。


「知らないわ。私は単純に国力と保有戦力を見た時、何があっても勝てない今の状態が嫌なだけよ」


まだ10歳になったばかりの小娘が考える事じゃねぇ...


俺は...飛空艇より嬢ちゃんの先見の明に...驚きすぎて顎が外れるかと思ったぜ...

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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