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空色サプリ  作者: おじぃ
夜明け頃の茅ヶ崎

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俺史上最高のムラムラモーニング

 ねみー、クッソねみー。


 やっべ、俺、ソファーで寝ちまったんだ。筋肉痛だわ。あぁ、もう朝だ。意識はあってもイビキは止まんねぇ。


「おー、秋穂ちゃん起きたかー」


 なんだ、秋穂も響ちゃんももう起きてんのか。俺はまだ眠いから二度寝する。


「おはよう。あと二人は……?」


「彩加ちゃんと望くんは海までお散歩しに行ったよ」


「そう……」


 なんだ、寝てんの俺だけかよ。水城先輩はいかにも朝を生きる女みたいな感じがするけど、望は年中ゾンビだから今ごろ朝陽を浴びて干からびてんじゃね?


 それはそうと、秋穂のヤツ、なに切ない表情かおしてんだよ。余計起きらんなくなっただろと苛立ちとモヤモヤ感を覚えながら秋穂を盗み見る。


 てかさ、いい加減あきらめろよ。望の気持ちはどう考えたって水城先輩ひとすじだろ。ぶっちゃけアイツは毎日勉強漬けで忙しいから、心休まる存在が欲しいんだよ。けどよ秋穂、ドSのお前は人に刺激を与えるタイプだろ。仮に付き合えたとしても、長続きしないぜ? だったら俺と毎日バカやって、夜は気持ちよくなったほうが断然イイだろ。なんだったらいま、朝で硬いからそのままブチ込んで俺ナシじゃいられなくしてやろうか?


 つーか気付けよ、俺の気持ち。俺もどっかでケリつけなきゃいけねぇけど、恋は焦らずだ。望が水城先輩とくっつくか、秋穂が告ってフラれんのを待ってる俺はビビリだって百も承知だが、俺は確実にお前を手に入れる。それで、お前の毎日をとびっきり楽しくしてやる。


 あぁ、やべ、妄想してたらビンビン度マックスだわ。同じソファーにいるから余計にな。


 俺史上最高のムラムラモーニングだぜ……。

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