表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時を越えて世界を変える  作者: 一ノ瀬 和人
6章 化学研究所
44/53

北海道

 

「ここが北海道ですか……思っていたよりも寒いところですね」


「沙耶ちゃん、沙耶ちゃん。見てよ、すごいいい景色だよ」


 沙耶と友梨亜が外を見てはしゃいでいる。

 沙耶がいる理由は、どうやら真奈曰く沙耶も連れて行った方がいいと言い出しこうして沙耶も連れてきた。

 沙耶もこの話をした時、「北海道ですか? 是非沙耶も行きたいです」と目を輝かせていたので内心ホッとしている。

 「そんな所嫌です」と言われると思っていたし。

 しかし空港の外に出てみると東京に比べると建物が少なく緑が多い。

 真奈曰く、もう少し動くと建物が多くなってくるらしい。

 

「お主たち、さっさと行くぞ。早く乗るのじゃ」


 真奈はいち早く車に乗り込み俺等を呼び寄せた。



「で、これからどこへ行くんだ?」


「ホテルに決まっておるに決まっておろう。ホテルに荷物を置いた後は自由行動じゃがな」


「自由行動ですか!? なら沙耶は繁華街に行きたいです。


「友梨亜も行きたい。繁華街でおいしいものを一杯あるんでしょ」


 このお気楽なちびっ子達が。

 でもこの2人は今回の旅の目的が分かっていないからしょうがないかもしれないな。

 

「雄二。今回の来た目的2人には話していないの?」


「まだ話していない。友梨亜はまだしも沙耶には俺達のこと話していないんだから別にいいだろう」


 それにしても何で真奈は沙耶をこの北海道に連れてきたのだろう。

 真奈が何を考えているのかは俺にも分からない。

 

「雄二よ。あそこじゃ」


 真奈が指をさす先には見るからに古風な屋敷風の旅館であった。

 


ご覧いただきありがとうございます


感想をいただけるとうれしいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ