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十二月十六日 悠希と彩の計画
「パーティー?」
「そう。誘えばきっとみんなが来てくれるわ」
「まあ、お菓子作りは好きだからいいよ。早速明日にでも話してみようか」
「ごめんね、彩にはいつも手伝わせてしまって」
「ううん。悠希のやりたいことは、あたしのやりたいことでもあるんだから」
「もうすぐ答えを出すから、その時まで──」
「違うよ。その先も、ずっとあたしは悠希についてくんだから」
「そうね……弱気になってたみたい。ありがとう、彩」
「じゃあさ、ご褒美欲しいな」
「何がいいの?」
「……言わせたいの? 悠希のいじわる」
「なんでもしてあげるのに」
「それじゃあ──」




