設定資料-第一部-世界と国
カンナグァ連邦
琴葉達が属する連邦国家
中心国はエムエール国。
ニーベンストランドという都市が連邦の中心的な役割をになう
エムエール国
民主国家であり、カンナグァの中心国
経済、商業、あらゆるものの中心であり、カンナグァ全土より、士官学校や商会などに人が集まる。
従って、エムエール国自体の情報はオープンであり、連邦に所属する各国家はエムエール国を知っている。
軍は有しており、質・量ともに十分ではあるが、上記理由により、地の利や情報による優位性はない。
西側からの侵攻の際には、ボクスネー峠に軍を派遣し、そこを最終防衛戦に設定するため、ここを抜かれると、チェックメイトとなる。
ニーベンストランドという港湾都市を有しており、ここが連邦の意思決定が行なわれる拠点となることが多い。
オージュス連合国やバラン王国、自由都市国家群からの移民もたまにいるが、移動制限がかけられている。
また、カンナグァ連邦内での移動は、一部の特務を受けた人間や外交官などを除いて、
目隠しや馬車内に押し込められるなどの措置を受け、情報封鎖には強制的に協力を求められる。
ニーベンストランド
エムエール国の都市であるが、エムエールというよりは、カンナグァ連邦の共有都市として機能している。
ほぼほぼ観光地のようになっているが、港の機能もあり、商業都市としての色も持つ。
ホルツホック国
オージュス連合国との国境に存在する国家で、木上で生活をしているとされる。
十以上の集落があるとされ、国境防衛の最前線に立つが、その移動性とゲリラ活動によって、被害はいつも軽微である。
フラハー国
森林の騎士の異名を持つ国家
ホルツホックの森を突破された際に、正攻法で迎撃に当たることを信条とした国家である。
森の優位性など、地政学的なハンデがなくとも、正面からでも勝てるということを信じて疑わず、小手先の戦略を嫌う。
東西南北にまとまった軍隊を哨戒させ、大規模戦闘による魔獣・魔族の討伐により宝石を稼ぐが、
水や食料、その他物資については、カンナグァ内の他の国からの支援によって成り立っている。
いざという時に防衛戦の矢面に立つことで、それらの恩に報いることだと信じており、その信義なども含め、騎士と称されている。
なお、森の中で、数少ない軍馬を用いた戦いが可能である。
実際には、罠や策は用いるが、あくまでも卑劣なものは避けるということであると判明している。
フェルゼン国
岩山を城塞と化した不落の砦をもつ国家。
歴史上、陥落したことは一度たりともない。
交易するには地政学的には圧倒的不利だが、豊富な資源によって経済的には潤沢。
西に織物のマギー村、南東に湖の中にそびえ立つミーア神殿、南東にパラストの町を有する。
採掘された鉱物はパラストで精錬されるため、鍛冶の町でもある。
マギー村
フェルゼン国に属しながらも、フラハーにも守られている。
北からの異民族、南からのオージュス連合国の侵攻があるといえばあるのだが、ほとんど無い。
地理的にもあまり起きにくいだけでなく、侵略価値があまりないというのもある。
織物が有名。
実は魔法使い率が高く、機転により防衛をしている。
オージュス連合国
5つの国の連合国
常にカンナグァ連邦を侵攻で脅かすも、歴史上は成功したことがない。
一つの文化圏・経済圏を共有している。
白色人種の国家
プルミエ国
オージュス連合国の最東端に位置。
国境を接しているため、連合国の先兵となることが多い。
現在は世襲制で代替わりした若き王が、その威光を示すために、積極的進行を企てている。
平原と水源、森があり、国力は決して低くない。
軽装歩兵、重装歩兵がメインとなる。
バラン王国
絶対王政をしき、王の命令は絶対である。
奴隷文化が発達しており、大陸で最も多い人口を有する。
ゆえに、奴隷戦士を先方に、物量戦で圧倒してくるため、オージュス連合国も手を焼いている。
豊富な資源や水の恩恵で、国力は安定しているが、富が王族に集中しているため、国民の生活レベルはそれほど高くない。
魔法
風火地水のみ。架空の魔法として空は出てくるが、実際は存在しない。
物語終盤に、木火土金水が出てくるが、別のお話かも知れない
原則、一人一種。
例外は琴葉とクロノで、従来のものに加え、木が使用可能。
技術体系は多く二分される。
創は発生
操は操って動かす
装は創の一種で、鎧のように身に纏う
月
紅月と蒼月の二つ。
満ち欠けはズレており、年に一度両方とも満月、両方とも新月
季節感
日本の四季と同じものを想定している。




