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怪物狩りの少女、異世界でも怪物を狩る!~何をすればいいのか分からないので一旦は怪物倒しておこうと思います~  作者: 村右衛門
第3章「テレセフの悪魔」

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104.王都への帰還


 ――城塞都市テレセフに悪魔が姿を現した日を一と数えて、今日は五日目となる。


「人的被害は甚大であり、この都市が被った損傷も復興に時間がかかろう。多大なる犠牲を経て、我々は今ここにいる。しかし――歴史と比べても遜色のない規模で起こった『悪魔の活性化』を、五日間と言う短い期間で収束させられたこと、それは我らの間違いない成果であり、功績だ。皆の尽力に心より、感謝する。……今日までの五日間を、どうか誇って欲しい」


 アロンの演説に、一堂に集められた衛兵と騎士たちが歓声を上げる。ようやく、地獄のようにも感ぜられた五日間が終わったのだという事を、改めて全員が実感する。失ったものが多いことは、誰もが理解しているが、しかし今だけは――喪われたものを悼むためにも、残った自分たちが喜ばなければならない。

 悪魔を討滅したのだ、殲滅戦を戦い抜いたのだと。騎士たちは、衛兵たちは、声を上げる。腹から、最早魂から、沸き上がる声を包み隠さずに咆哮かのごとく、響かせる。音の端々に嗚咽が混じっていたことには誰もが気付きながら、誰も指摘しなかった。


 歴史上で巻き起こった惨劇にも匹敵する今回の事件は、結果として『悪魔の活性化』として処理されることになった。これはアロンとファドルドの話し合いの結果である。

 実際、厳密なところを言うのであれば『お母様』と呼ばれた悪魔の計画的な襲撃であったから、『悪魔の活性化』と表現することはもしかすれば間違いなのかもしれない。しかし、そのことを民衆にそのまま伝えたとして、混乱と恐慌が生じるだけだ。そういうわけで、これは『悪魔の活性化』であったのだと、そういうことで民衆には説明されるだろう。


「誰だって、知りたくない真実もある。必要な時に、必要な情報を与える――傲慢だが、しかしそれ自体が必要なことだ」


「そうだろォな。まァ、知るべき人間は嫌でも知ることになるんだ。他の『紫隊長』や騎士団長、とは面倒な王族の奴らも全員――だろォし」


「その面倒な王族の前で言うな、グラルド卿。卿の性格も良く分かっているからいいが、一応私の親族なのだからな」


 領主邸の賓客用に準備されている一室に、アロンとグラルド卿はいた。下の階の大広間では祝勝会が行われており、酒と馳走に喜ぶ者たちの声がここまで響いてきている。グラルド卿は本当ならばその騒ぎの中心にいるような人間だが、しかし今こうして喧騒の外に居るのは、そうしていられない事情があるからだ。

 

「――失礼します、お待たせいたしました」


「おう、英雄がいらッしゃッたなァ」


「ああ、英雄の御来室だ」


「グラルド隊長、それにアロン王子殿下……?! そう大層なお言葉を掛けられるには、私は随分と矮小な人間ですから……」


「ハッ、下で散々言われてきただろ。今回の殲滅戦における最大の脅威『悪魔の娘』の過半数を討滅した英雄は何処のどいつだァ?」


 これまで騎士団でもエースと囃されてきたシェイドだが、それでも経験したことの無いような絡み方、しかもグラルド卿だけではなくアロンからもされるその英雄扱いには苦笑いが漏れてしまう。

 しかし、彼自身の自認がどうあれ、今回の作戦におけるシェイドの功績は凄まじいものがある。実際、騎士たちの間でもシェイドの評価は鰻上りだ。元々からかなりの高評価を受けていた彼であるから、そろそろ鰻が龍になってもおかしくはなかった。


「しかし――今回のシェイドの活躍は本当に目を見張るものがあった。その尽力が、今回の殲滅戦を我々の結果的な勝利へと導いてくれたことは間違いない。この国の王族として、感謝を表する」


「……っ?! いえ!! そんな――すべきことを、騎士の在り方を、ただなぞっただけです。『騎士道』に基づいて、ただ行動しただけですから」


 謙遜するシェイドに、アロンは諦めたように笑う。彼の功績を讃えるのも中々に難しいものがあるようだった。これは、その功労に相応しい勲章を授与することでどれだけの偉業を成し遂げたのかを分からせてやらねばならないかもしれない。


「――お話し中失礼します。遅れて申し訳ありません」


「おう、嬢ちゃん。――これで、全員集まッたな」


「フェナリ嬢も来たことだし、ソファに座って話すことにしようか」


 祝勝会が行われているさなかで、功労者の代表であるグラルド卿やシェイドがその場にはいられないという事情――それが、これである。

 シェイドがフェナリの正体に気づいたとき、彼女は祝勝会の後に詳しい事情を話す、ということを約束した。しかし、祝勝会が終わってしまうとアロンは事の顛末を報告書にまとめ、城塞都市テレセフに関連する事柄を緊急で処理していかなければならない。テレセフの復興に関する計画、ファドルドに下すべき沙汰、アーディオに避難している市民たちの受け入れ、等々……アロンには、祝勝会が終わるまでしか執行猶予が設けられていないのだ。それ故に、祝勝会と同時並行の形で、事情を説明する会と言うのが設けられたわけである。


「それでは……話そうか。フェナリ嬢のことだけでは、恐らく足らないだろうから――もう少し、広い話にはなるだろうが」


「いくつか疑問はあります。お答えいただける範囲で構いませんので、もしよろしければ」


「んじゃ、シェイドの質問に答えていく形で――やッていくとすッか」


 ソファの座る位置は三人掛けのソファにフェナリとアロン、彼らの斜め前に一人掛けのソファがあって、そこにはシェイド、そしてアロンの正面向かいにグラルド卿と言う並びだった。様々な事情を初めて知ったシェイドが質問者のような立場になり、ほか三人と相対しているような形だ。


「そうですね……では、事の発端でありましょう。フェナリ様の――『強さ』と言えばいいでしょうか、それについて。お教えいただけますか」


「そこからの話にはなりますよね……これについては、説明できることが少ないんですが。事情が会って説明できない、と言うよりは――そうですね」


「難しく考えんな、嬢ちゃん。――いいか、シェイド。簡単に言えばこうだ。嬢ちゃんは、普通に強ェ。いつぞやの幻術なんかは関係なく、ただ普通に強ェ。実際、そんだけだ」


「私の認識としても、それだけだな。フェナリ嬢は――ああ、本当にただ強い」


 フェナリとしては前世の話など、混乱を招くようなことは説明から省いた結果として説明できないところが多い、という事を暗に示しただけだったのだが――しかし、アロンやグラルド卿からすると他の意味でそれは説明できないことだった。

 フェナリの強さの源泉を二人は知らないし、フェナリからしてもそれは生まれ持った才能であり呪いだったわけなので、彼女の強さに理由はないのだ。強いて言うなら、彼女が前世の幼少期に受けた倫理にもとった訓練の成果、と言ったところだろうか。


「成程……フェナリ様は、本当に元から強かった、と。――確かにあれは、間違いなく訓練された実力でした。そんな、天賦の才だけでどうにかできる領域ではありませんでしたから」


「あァ。あと、嬢ちゃんと共闘したッてんならシェイドも見たと思うが、戦ッてる時だけ口調が変わるあれは単なる二重人格だからな」


「二重人格……そうだったのですね」


「――グラルド卿? 今のシェイドは知識をスポンジが水を吸うが如く吸収するんですから、適当なことを吹き込まないでください?」


「じゃあ嬢ちゃん、アレは二重人格じゃなかッたのか」


「まさか本当にそうだと思って?! 違います、よ? あれは……何というか、そうですね……素?」


 咄嗟に指摘を入れたものの、フェナリ自身よく考えてみるとあの時の口調は花樹の人格であり、今話しているような口調はフェナリの人格によるものなので、結果として二重人格と言う表現はあながち間違っていないという事に気づいてしまった。

 結果として曖昧な物言いになり、しかも結果として貴族令嬢の素が粗暴な狂戦士であるかのような誤解を与えてしまった気がする。しかし、それはどうでもいいのだ。どうでもいいという事にしておきたい。


「では、次の質問なのですが……グラルド隊長と、アロン王子殿下は――どういう、ご関係ですか?」


「ご関係ッつうほど大層なモンじゃねェけどな。――古馴染ッてところか?」


「そうだな。グラルド卿を騎士として招いたのはそもそも私だ。元々は――いや、今もだが――かなりの暴れ馬だったグラルド卿に唯一話が通じるとして、私は重宝されたものだった」


「俺が元々裏家業の人間だッたッてのは……シェイドには言ッたか?」


「――存じませんでした」


 その情報は基本的に秘匿されている、とアロンが補足を入れる。その説明に、シェイドの表情がほんのりと硬くなったように見えた。とはいえ、この情報が秘匿されているのは『紫隊長』と言う立場にありながらそのような出自である、ということをグラルド卿が隠そうとしているわけではない。単に、そういう事実をさも極悪であるかのように批判する厄介な奴ら(貴族たち)がいるだけである。

 

「まァ、厄介ごとがあッちゃ困るんでな。俺の出自は基本的には知らされてねェヤツが殆ど。けどまァ、シェイドは――どォだ、俺が裏家業だッたと知ッて、忌み嫌うか?」


「いえ、全く。――グラルド隊長の生き様は、少なからず傍で見てきました。過去がどうあろうと、今のグラルド隊長がこうあることには何の間違いもありません。それに……罪を裁くべきは他人でなく、本人と国家の倫理でしょうから」


「そういうと思ッてたから、シェイドに隠す必要はねェわけだ。――んで、裏家業だッた俺を拾ッた気まぐれの王子サマが、このアロンだッたわけだわな」


 自分が罪を犯したわけでもないのに、グラルド卿がアロンを当然のように呼び捨てしていることにシェイドは不敬罪だ、と肩を震わせた。初めてその瞬間を目にした時とは違い、あの場面を何度か思い出して心の準備をした今のシェイドは必要以上に驚くことはしないが、しかし心臓に悪いことには間違いなかった。


「ちなみに、グラルド卿が私のことを『嬢ちゃん』と呼ぶのは初対面の時からです」


「グラルド卿?!?」


 成程、アロンとはそんな昔から深い経緯があって今のような関係になったのか、と納得しかけていたシェイドだったが、フェナリから初出しされた情報に思わず叫んでしまった。

 王族を呼び捨てするのも、しっかりとした過去があるのなら……と思っていたところに初対面でも『そう』なのだと言われれば動揺するのも仕方ない。ギルストにおいては騎士になる際にはその階級に応じて爵位が与えられるので、グラルド卿が『卿』と呼ばれるように、今この部屋にいる人間は王族であるアロンを除いて全員が貴族の身分を持っているわけだが、それでも騎士と護衛対象の上下関係を気にする律儀なシェイドであった。


「まァ、嬢ちゃんの場合はアロンの紹介だッたからな。それに――舐められちゃいけねェと思ッたッてのもあるか」


「舐める……グラルド卿を、ですか? 『国家最高戦力』の一人だ、と前情報を与えられたうえでそんなことは出来ませんけれど」


「そりゃ、単に伯爵令嬢相手するときに『舐められねェように』なんざ考えねェよ。――嬢ちゃんが、嬢ちゃんだからッてのが大前提だ」


 抽象的なグラルド卿の物言いに、フェナリは首を傾げる。しかしアロンとシェイドは何となくグラルド卿の言いたいことを汲み取ったらしく何度か小さく頷いていた。彼女の本質をまざまざと目の前で見せつけられた者、そして『騎士術』の練度が増したことで彼女の本質を見据えることが出来るようになった者だからこそだろう。

 

「――それで。フェナリ嬢の強さ、グラルド卿と私のこと。それ以外に聞きたいことはあるか?」


 この際だから気になることがあればすべて答えよう、とアロンが言う。しかし、シェイドの中に三人に向けた疑問はもう残っていなかった。だから、慎ましく遠慮の返事を返した。しかし、そこに反論を挟んだのがグラルド卿であった。


「おいおい、勿体ないんじゃねェか、シェイド? 今のアロンなら国家機密だッて教えてくれるかもしれねェぜ」


「そうですね。普段ならできない質問をしておかねば、後々後悔するかもしれません」


「お二人は何を質問させたいんですか?! 少しずつ雰囲気が変わっていらっしゃいますけれど……?!」


「国家機密、か。少し誓約書の類を十枚ほどは準備しなければならないから、すぐには教えられないかもしれないな」


「待ってください、王子殿下!! そんな重大な機密を知りたいとは思いません、思ったこともありません、誤解です!!」


「五回……? この際だから、とは言ったが国家機密を安売りすることは出来ないな。それに、誓約書が五十枚もあると署名も保管もお互い大変だろう」


「違いますよ!! 『誤』りに『解』けるで『誤解』ですから!!」


 珍しく焦り叫ぶシェイドに、グラルド卿が豪胆な笑い声を飛ばす。その向かい辺りではフェナリとアロンが声を殺して肩を震わせていた。そこで初めて、シェイドは自分が揶揄われていることに気づく。そうして、シェイドは中々厄介で面白い四人組の一枠に入れられたのだと悟った。



  ◇



「――ここ数日、お世話になりました。これからの復興作業もまた艱難辛苦に囲まれていましょう。バーカイン卿の尽力には期待しております。我々ギルスト王家も助力は惜しみません。いち早くテレセフをもとの姿に戻せるよう、協力してまいりましょう」


「ありがたいお言葉です。私も、粉骨砕身の覚悟で努めてまいります。それから――こう言うのは、少し的外れなのかもしれませんが……息子たちを、どうぞよろしくお願いいたします。愚息ではありますが、こき使ってやってください」


 城塞都市での殲滅戦が収束してから、二日ほどアロンらはテレセフに滞在していた。慰労会のようなものである。そして、城塞都市に悪魔が現れた日から数えて七日目の今日、アロンら一行は城塞都市テレセフを出立する。ホカリナに続き出張続きだったわけだが、ようやくの帰還である。


 代表者同士の挨拶を終えて、馬車が出発する。それを、城塞都市テレセフの面々は最敬礼で見送った。遠く、その姿が霞むほどになるまで、ずっとそのままだった。


  ◇◆◇◆◇


「――王子としては口が裂けても言えないが、一個人として……自分のよく知る面々が無事だったことは本当に良かった。甚大な被害があった中で、五体満足なのだから」


 ふと、馬車の中でアロンが呟いた。正面に座るフェナリもそれに賛同するように頷く。

 しかし、アロンは御者台に座るシェイドのことを思い出した。彼も四肢を欠損するなどと言った被害はないが、それでも左頬にははっきりと戦いの跡が刻まれている。ムアの治癒魔術でも完治しなかった傷だ。間違いなく、彼は一生その傷を背負って生きることになる。


「すまない、シェイド。配慮が足りなかった」


 祝勝会の裏で行われた話し合いではシェイドを揶揄う側に回ることもしたアロンだが、こういった時まで軽率な言動をするほど安直な人間ではない。シェイドも律儀な人間だが、アロンも大概なのだ。

 しかし、シェイドは大して気にはしていない。元々、騎士として戦えなくなるような傷ではないからと安堵したくらいだ。


「構いません、王子殿下。少し無謀なことをしてしまった、その戒めですから。これは」


「――そうですね。よくよく思い出してみれば、私はシェイドの左頬について触れていませんでしたが……それは『悪魔の娘』を討滅した、勝利の証。戦いの勲章ですから。幾らか傷があった方が、戦士としての威容は増しましょう」


「フェナリ様……ありがとうございます。ええ、これは――戦いの勲章、そうですね」


「幾らか傷があった方が、か……私も傷をつけたほうがいいか……?」


「アロン殿下は戦士ではないので大丈夫ですよ?! 殿下は天然なのか、それとも揶揄っていらっしゃるのか分からないから怖いです」


 なんだかんだ言って、グラルド卿が選択肢を間違わないように、フェナリもこういった時に選択肢を見誤ることはないのだろう。そのことに、フェナリ自身が気付くことはないのだろうけれど。

 

「しかし、やっと平和な日々が戻ってくるのだな。このところずっと騒動が続いている気がする」


「ええ。やっと、です。静かに過ごせる日々は退屈……じゃなくて、貴重ですからね」


「そうか、フェナリ嬢は何もなく静かな日々は退屈か。丁度良かった。舞踏会で話していた、私主催で貴族を集めるパーティをそろそろ開かねばと思っていたのだ。フェナリ嬢も乗り気という事なら、ありがたい」


「……いえ、やはり静かな日々が好きです。何もなく退屈な日々に万歳!!」


「王都に帰還次第、準備を整えよう。日時の調整も必要だな」


「アロン殿下、どうかお慈悲を……!!」


 ――と、いうことで。血なまぐさい騒動からはようやく離れられたフェナリだが、しかしともすればフェナリとは相性の悪いタイプの忙しい日々がこれからは待っているのかもしれなかった。

 

「怪物か……狐や狸は屠ったことがあっただろうか……」


 小さなフェナリの呟きは、切なくも誰の耳にも届かず。そうして馬車は、王都への道程を進んでいくのであった。



第3章完結いたしました!!

ここまで読んでくださった方々には改めて御礼申し上げます、ありがとうございました!!

いつも通り、第4章開幕の前に数週間ほどの活動休止を予定しております。その間、幾つか閑話を投稿する予定です。不定期ですが、思い出せればXアカウント(https://x.com/rs50g5BGXz28999)にて投稿予告をするかもしれませんので、もしよろしければそちらもご確認ください。

では、次回投稿でお会いいたしましょう、村右衛門でした!!

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