表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/81

ブレイクVSステラ

レディー…ファイッ!





「“焔よ”」


ファイガを掴まれた瞬間から既にブレイクは新たに魔法を撃ち出していた。


「んー。ふむふむ。」


簡単に静止され防がれても続けて攻撃。


まず、彼女の力が分からなければ。


魔法防御から系統を見抜く。


一体なんだ?


魔力系統を確認しようとする。


静止…いや何か、引き伸し?違うかな。


…空間系の能力?いや、それだと何か違う気が…。


ぼんやり、曖昧だ。


しっかり魔力を隠蔽して分からない様にしている。


面倒臭い。


取り敢えず、こうしたら解る気がした。


「“火の雨”」


火の雨がステラに降る。


ステラは手を上に掲げ、


「“止まれ”」


彼女がそう言った瞬間、降って来た火は全て空中で静止した。。


ブレイクはしっかりと“視る”。


魔法、魔力の系統は…。


…今度は理解。


繋がった。


「成程。重力操作か。」

「おおっせーかい。早いね、上手く隠してたのに〜。」

「こういうのは得意だからさ。」


ステラの魔法は重力魔法。


超重力で魔法を止めたのだ。


つまりさっきファイガを掴んだ現象は正確には掴んでいない、触れていないのだ。


分かりづらいことをする。


勘が良く、見抜く力が長けているブレイクだからこそこの一瞬で気付けた。


唯、少し疑問も。


「でも、魔法に物理法則なんて効いたっけ…?」

「何言ってんの、それもまた魔法でしょ?」


…まぁ確かにそうか。


ともあれ、今考える事は別。


攻撃を続ける。


「おっとさせない。今度はこっちの番。“落石”に注意しなよ?」


ステラの周囲に石が浮かぶ。


直後、それらは高速でブレイクに向かってきた。


たかが石、しかし人を殺すには十分すぎる速度。


「落石…?」


ブレイクは極小の爆発をピンポイントで当て、相殺しながら呟く。


つまり、横に落ちている って事か。


しかも重力値自体も自在故に速度も操れる。


使い方次第でかなり厄介だな。


「“火焔連弾”」


ブレイクは能力の分析を済ませながら大量の魔法を放つ。


こういう時は取り敢えず弾幕が良い。


「うん、もう隠す理由もない。“グラビティフォール” はい残念。」


軌道変更、落下。


地面に着弾。


真っ直ぐ飛ばす遠距離系の魔法は届かないのね。


なら、無理矢理魔法で届かせる。


「おっと、危ない。」


とはいえ出力を上げながら距離を取られたら流石に無理だった。


「チッ届かない…。」

「いや、こんなゴリ押して突破されたら泣くって〜。」


その後もお互い攻撃も当たらず攻防が続く。


暫くして、ステラは愉快そうに告げる。


「はて、このまま不毛な争いを続けるのー?そんな事してたらこっちは逃げちゃうよ〜。」

「確かにね、まぁ心配ない。その余裕も、直に消してやる。」


あまり周囲に被害を出さない様にするのは得意じゃないが、なんとかする。


ステラも、クローバーも、逃がさない。


杖を掲げて唱える。


「“フレイムストーム”」


その魔法はラミリアを助ける時にも使った技。


ブレイクの周囲は焔の嵐に包まれる。


だが、今回は先程より範囲が少なく纏っている様な状態だ。


「何を…うーん、防御?そんな訳ないだろうし…。」


いや、違う。


「…あえての圧縮か!」

「その通り。」


続けて魔法発動。


「“身体強化 瞬爆”」


負荷を抑えつつ爆風を利用した超加速。


瞬時にステラとクローバーのいる場所まで近付く。


魔法を起動させる隙すらもない一瞬。


そして、


「…っ!」

「解放。吹っ飛べ!」


圧縮した焔の嵐を解放。


先程のよりも凄まじい焔の嵐が辺りを蹂躙した。


その火力はコンクリが簡単に溶ける温度。


離れているビルの窓まで粉々になるレベル。


余波の熱気だけで人が死にそうな位だ。


環境破壊都市破壊まっしぐら。


離れて眺めていたフローアクアとラミリアは絶句した。


「な…えぇ?どんな威力…。」

「しかもこっちに壁貼ってくれてるし…。」


しれっと炎の結界みたいなもので防いでくれた。


あの一瞬であそこまで出来ることにも驚愕する。


それと同時に炎の結界って冷静に何なんだろうとも2人は思った。


そこはひとまず置いておく。


「見えない…どうなったの…?」

「流石にアレを受けたら…。」


焔の嵐が収まり視界が見えてきた。


そこにいたのはブレイク一人。


だが、


「手応えが無い…。まさかあれを、1人抱えて避けられるとは。」


そう呟く。


彼女は周囲を見回す。


見当たらないが、何処に?


「いや?実際危なかったよ。お互い全力を出していないからこそ、だったね。」


上から声。


上空からクローバを抱えたステラが降りてきた。


「どうやって回避した?」

「ふふっ内緒。どうせわかるでしょ?」


ステラは上空から降りながらそう言った。


そうして状況はさほど変わらず、拮抗中。


ブレイクはふと思った。


そしてステラにこう聞く。


「ね、そっちの目的は何?」

「あら?明確でしょ?魔女会はこの子、クローバーちゃんの回収をしに来たんだけど。」


ステラはそう答えるが、


「違う。魔女会の目的じゃない。」


それは、それとして。


()は、何しに来た?」






思ったよりなんかフレンドリー

もしや魔女の中ではマトモ枠?

てかブレイクちゃんも結構敵にも話しながら戦うタイプなの?

そのせいで謎に雰囲気ゆるゆるすぎる。

一応殺し合い…だよね?

なんか…うん、コイツら仲良いな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
もうちょい殺伐として欲しいな~近頃の魔法少女は温い!まどマギを見習って欲しいね!(脳破壊済)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ