表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〈未完〉TS魔法少女の曇らせ愉悦系ロールプレイ  作者: 夢瀬離或
一章・曇らせ好きTS魔法少女爆誕
41/81

永久の調停の罪禍・上

第一位さん視点。


あ、暫く主人公視点は無いかもね

ちょっと色んなキャラを出したくなってて

この際ちょうど良かった()




彼女は一人、佇んでいた。


目の前には既に消えゆく一つの存在。


埒外の怪物、ランクS+の魔物の死骸だ。


「ふぅ…。珍しく意外にも手こずったわね。」


そんな相手に大した消耗した様子すら見せず愚痴る。


金の長い髪に鮮やかな紅の瞳。


序列第一位、“調停者”。


「さてと、他の状況はどうなっているかしら?」


魔力を広げ探知する。


二つ、巨大な反応。


残っているS+ランクの魔物だ。


そして今、その一つが消えた。


そして連絡が来る。


ああ、あの子か。


:ん…

終わったよ〜


:了解。

助かったわ


:それじゃ帰るね

もう魔力ない


:そう

ご苦労だったわ


「…よし。これで後一つ…。」


アリウスに任せた魔物だけ。


反応からエトも参戦している事が分かる。


私も早く向かわないと…。


「ん?…っと。…!これは…一体…」


膨大な力の反応を感じた。


ん?まってこの気配は…。


嘘、あり得ないわよ…!


あの力を使いこなせている…?


誰が…。


あの場所は、エトとアリウスがいる。


エトは違う。


まさかアリウスが…?


謎の多い子ではあったけどこんな…こんな事があるなんて。


あの子はやっぱり…。


いや、いろんな疑問は後回し!


少なくとも今は向かってみるしかない。


そう私が決め、移動する為に魔力を練っていた時だった。


「む…。おっと。これは…。」


唐突にナイフが飛んできた。


続けて数本。


「ふむ、一体何かしら?」


軽く避けつつ問う。


あれは魔力を帯びてた。


なら、


「……。」

「ああ、貴方かしら?」


血の様な赫い髪色。赤黒の瞳


見た感じ魔法少女…、いや、違う。


この感覚、恐らく性質が変わってる。


悪に堕ちたもの。魔女だ。


「何の用?こっちは急いでるのだけど。」

「…………。」


睨んでくるまま。


答えない、か。


まあどのみち見過ごせない。


「何の用か知らないけど貴方は確かに魔女の気配がする。排除させてもらうわよ。」


魔女は魔法少女が悪性の想いによって変化した姿。


一定数の悪業を積むか、強烈な悪感情によってその者に成る。


稀に最初から魔法少女ではなく魔女として成る者もいるけど。


さて、どうするか。


彼女は確実に魔女に成っている。


魔女は滅ぼさなければならないのだけど。


随分小柄の見た目だ。


それなりに幼いだろう。


12ぐらい…か?


その年で魔女に堕ちたか…。


だがやるしか無い。


「答えないならもう良いわ。終わらせてあげる。」


そろそろ動こうと思ったその時。


「…ぃのか。」


「うん?」


「あたしの顔に覚えはないのか。」


小さく、しかし息が詰まる程暗く重く、明確に憎悪の感情を持ったその声が発せられた。


ふむ、私に恨みが…?


心当たりしか無いが。


私のやってる事なら、ね。


「さあ?貴方は誰なのかしら。」


まあもとよりどうでも良いか。


相手は魔女。


どのみち今は悪人なんだから。


変に感情を持たない方がいい。


「お前が…お前のせいで…、お前が…!」

「そればっかり?何かあるのなら言ってくれないと。」


もしかしたら言わせない方が良かったかも知れない。


だって、きっと思い出すから。


そうして彼女は言った。


「お前が、姉さんを殺したんだろうが…!」




私が持つ罪を。




おやおやおやぁ…?

この先覚悟の気配があるぞ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まさか、 主人公よりも先に純度の高い曇らせが始まるというのか…!? やはり、養殖物(ロールプレイ)は、天然物には勝てないというのかorz
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ