少し話せたのかな?
やばい
先の展開が思いつかなくて蒸発しそうです
失踪する前になんとかしないと
あ、また行っちゃった。
あれは少し悪手だったかな。
私が会った場合すべき事は時間稼ぎって言われてたんだけど。
間に合わなかったか。
だって。
「詩織!例の魔法少女は!?」
お姉ちゃんが転移して来るから。
「あ、ごめん。遅かった。」
「そう。…いえ、こっちこそタイミングが悪かったのよ。仕方無いわ。」
本来協会の観測機から見つけたら最短でお姉ちゃんが来る手筈だったんだけど。
付近にまさかSランクが出現してたから。
しかも人が多くて丁度最速でそこに来れるのがお姉ちゃんだったし。
人の避難もお姉ちゃんならなるべく早く被害を出さずに出来るし倒すのも早い。
まあ、その結果折角の機会を逃しちゃったんだけど。
「あ、でも少し話せたから成果はあったかも。」
「そうね。それだけでも教えてくれる?」
それで会話内容をそのまま伝えた。
「…まぁ協会に所属は出来無いわよね。流石に予想付くわ。でも戸籍が無いのは予想外よ。」
やっぱ驚いてた。
「戸籍がないなら協会の登録は出来ないだろうしそもそもスマホも持ってないからサイトにも登録してないのも納得ね。」
「戸籍が無いって一体どういう事?」
「例え孤児だろうと戸籍ぐらいは持ってる。ならそもそも存在していない様にされた?考えられる点は虐待とか捨て子とか…研究材料として人体実験されてたとかは流石に無いわよね…あれは殆ど潰した筈…でも少なくとも分かるのは今までまともな生活を送ってた訳じゃ無さそうという事ね。」
「えっ…?」
声が出ない。
あくまで予想、だけどあり得なくない。
私と多分そんなに年の変わらない子が…。
なら白髪も無機質な声ももしかしたら自分を守る為に心を閉じたとかなら。
有り得そう。でもそれなら想いが力になる魔法少女としてもちょっと違和感だけど。
「でも少なくとも今は敵にはならなさそう。まあ味方にしておきたいし…となると…。やはり取引かしら。」
どうやらあの子の対応が決まったらしい。
そして私の方を向いた。
「少なくともこれが分かっただけでも大きいわ。良くやったわ詩織。」
頭を撫でられた。
「わっ。わわ…。」
え、あ、その、えと。
魔法少女関連で褒められたの久しぶりだったから凄く嬉しい。
最近は迷惑かけてばっかだったし。
えへへ。
顔が緩む。
「でも、魔物を倒しても気を抜かない事!問題無かったとは言えあなたが怪我したら心配するのよ。」
「あ、すいません…。」
至極真っ当な事を言われました。
そりゃそうだ。
多分私なら気付けた筈なのに。
また心配をかけちゃった。
「とにかくまずは報告に向かいましょう。ほら行くわよ。」
「あ、うん。」
「今日は私と一緒に寝てもらうわよ。」
「え?いや‘“今日も”だし最近ずっとじゃん。」
「最近の貴方は危なっかしいんだから離さないわよ。」
「別にそこまで…。」
「じゃあ私が離したくないから。世界一可愛いうちの妹を離すわけないでしょ。」
愛が…重い。
激重感情が…。
まあもう慣れたし。
ここまで気に掛けてくれるのは嫌じゃないから。
私にはお姉ちゃんしか居ないし。
それにしても。
あの白い子。
本当に何者なんだろう?
あの子のことが知りたい。
私に出来れば力になってあげたい。
お姉ちゃんに掴まれながら私はそう思ってた。
前半と後半で差が凄い
ところで共依存系姉妹とかどうです?
お互いかなり拗らせたやつ
好きだよな??




