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幕間 ある日王城の一角で

「青空に白い雲が泳ぐこの素晴らしい日に机で勉強などつまらないと思わないか?個人的にはせめて剣の稽古の方が有意義だと思うのだが」


 そう口にしたのはヴェルノーだった。

 彼の教本は窓から吹き込む風にぱらぱらと煽られ、今は全く必要の無いページを開いてしまっている。書きかけの用紙の束はペーパーウェイトが抑えている為に飛ばされてはいないが、ペンは既にスタンドに戻っている。つまり完全に学習放棄を表明していた。


 そんな彼の様子にシルヴェスターは同意したかったが、実際には苦笑するしかできなかった。何故なら今この部屋には自分と彼以外に一人の監視役がいるのだ。例え自分が同意した所で認められる訳が無い。事実、その監視役は苦々しい声と顔をヴェルノーに向けた。


「……ヴェルノー殿、貴方はまだ理解できていないのか。それは勉強ではなく貴殿が殿下を城から連れ出した故の始末書代わりだ」


 そう言ったのはクライヴ・レイフ・イームズという少年だ。

 彼は国外留学より帰国後、側仕えとして毎日シルヴェスターのもとにやって来ている。シルヴェスターが彼と顔を合わせたのは彼の帰国後であり、依然からの顔馴染であった訳では無い。しかしそれでも突然父王がクライヴを自分の側に置くことを命じた理由は割とすぐに理解できた。具体的には一日かからなかった。

 それ程クライヴの姿勢は解りやすかったのだ。


「俺は別に連れ出して居ない。ヘイル伯爵に聞きたいことがあったのは殿下で、俺はその願いを聞き届けただけだ。そもそもその件については先に報告しておいたではないか」

「……あまり私を怒らすな。その殿下を残し、殿下のフリをしたまま帰城し、本当に殿下がお帰りになるまで私を欺いていた事を『関係ない』だと?!」

「良いじゃないか。万が一の時に身代わりになったとしても、周りは早々気付けないという事が証明された訳だろう?色んな意味で大事な教訓だと思うけどな」


 そう、例えばこのヴェルノーとの多少刺々しい会話の(……といってもヴェルノーはあくまで楽しんでいるように思える)内容だ。

 物事に対しよく言えば柔軟で、率直に言えば「バレなければ良い」とさえ思っている節があるヴェルノーに対し、クライヴはかなり原則に忠実だ。

 それ故にヴェルノーとクライヴではシルヴェスターに対する接し方も大きく違う。これは年数の問題もあるかもしれないが、まず、ヴェルノーはシルヴェスターにとっての善き友である。シルヴェスターも彼に対し誠実であろうとするし、ヴェルノーも同様であると思う。もちろん友であるとは言ってもヴェルノーは『ジル』と『シルヴェスター』を別物として理解し、必要に応じて自然に行動や言動も変化させる。それがジルの為であり、シルヴェスターの為であると把握しているからだ。だからこそシルヴェスターがジルを優先すれば、ヴェルノーも基本的にはそれに同調する。無茶を言えば諌められたことも過去にはある。だからイエスマンだとは思っていないが、悪巧みにのる悪友のように振る舞うことに躊躇いがない事は知っている。


(その点クライヴは父上の……王の命により私の側にいる)


 それはつまりこちらに容赦などしないという事だ。

 彼とも善き友といえる関係を築きたいとも思うが、仮にそうなったとしても彼はストッパーとしての本質を変えないだろう。それは立ち位置こそ違えど、ヴェルノーと同じく実に頼もしい存在だと思う。


「……殿下。何を笑っておられるのですか」

「いや、済まない」


 流石に「殿下は反省していますか?」とは口にしないが、多分反省はしても後悔はしていないという事は伝わっているのだろう。クライブのやや大げさなため息がその証拠だ。


「殿下、建国祭が終わるまでは本当に勝手な外出をなさっては困ります。本気で城を封鎖しますよ」

「それは困るな。でも、大丈夫。その分、羽は伸ばしてきた。きちんと『殿下』に努めるよ」


 クライヴなら本当に封鎖くらいやりかねないなと思いながらシルヴェスターは「本当に心配しなくても大丈夫だ」建国際までは、と口にする。封鎖されても抜け出すことが不可能だとは思わないが、元より義務を疎かにするつもりはない。あの日も時間の都合はきちんとつけていた。……ただ「わかりました」では通らないと分かっていたのでヴェルノー以外に留守の時間を言っていなかっただけで。

 だから本当は分かっている。誰が怒られるべきかという事くらい。


「……クライヴ、ひとまずヴェルノーは許してやってくれないか?私の我儘に付き合わせたに過ぎない」

「殿下が何を言おうとヴェルノー殿に反省は必要です」

「固いぞ、クレイ。それにその年で嫌な貫禄を持つのは早すぎる」


 余程反省文に飽きたのか、ヴェルノーは口を尖らせてシルヴェスターの言葉に同調する。けれどそれはクライヴを納得させたいというより半分からかっているような様子であった。余程退屈しているのだろう。本来ヴェルノーは勉強自体が嫌いでは無いはずだが、じっと見られてしまう環境が飽きを誘ったのだろう。――しかしそれでは余計に怒らせてしまうぞ。そうシルヴェスターは思った。だが同時に一つの違和感にもひっかかった。……クレイ?

 もちろん呼ばれた相手方であろう彼も気づかない訳がなかった。


「……何だその呼び方は」

「いや、クレイはお堅いから気になったんだ。俺のことは『殿』なんて言われなくても問題ない。だから俺も親しみを込めて愛称を付けさせてもらった。クライヴ・レイフ・イームズ。一文字ずつ読んだらクレイだろう?気にしないでくれ」

「気にしない訳ないだろう。そんな省略は聞いたことが無い」

「いや、クライヴって呼んだら絶対『お前に名前を呼ばれるなど不本意極まりない』って顔するだろ?だから少しでも親しみをだな、」

「何を言っているのか全く意味が分からない」


 成程、ヴェルノーは呼び方から多少友好を深めようとしているらしい。言わずもがなクライヴはこれ以上ないという不服そうな雰囲気であるが、割りと直ぐに『相手にするのも面倒』という様子で言葉を交わすことを止めてしまう。もちろんそんな態度をとってしまえばヴェルノーはこれ幸いにと、違うと分かっていてもそれを了承と捉えるのだが。


「……では、私もクレイと呼ばせていただこうか」

「殿下」

「冗談だ。クライヴ、内々への挨拶はこれでいいか」


 睨まれたことで肩をすくめながらシルヴェスターはシルヴェスターの課題をクライヴに差し出した。

 シルヴェスターには対外的な挨拶はまだ役目が回ってこない。基本的には陛下の側に控えているだけだ。それでも極々内輪の会合では挨拶する機会もある。実際建国祭の期間にもそのような場は幾度か設けられている。その時の為の草稿が今シルヴェスターが書き上げたのである。実際に今書いたものも渡したからといってクライヴが添削する訳ではないが、面倒を見ることが役目であると思っているなら目を通すくらいはするだろう。


 自分が書いたものを人に見られるのは恥ずかしいが、それでもこの場を凌ぐことができるなら躊躇いはない。クライヴは挨拶文に目を通した後、「では、先生にお渡ししておきます」と言った。それがシルヴェスターの語学の師を指しているのだろう事はわかったので、シルヴェスターは「頼む」と短く応えた。

 すると丁度その時、時計の長針が頂上に登り、部屋に鐘を模した音が一つ鳴り響いた。

 十四時を知らせる音だ。


「殿下、そろそろお時間ですよ」


 ヴェルノーの声に促されれシルヴェスターは立ち上がった。

 何とまで言われなくもシルヴェスターは自分の予定を把握している。それにこれは忘れられない予定である。パメラディア伯爵と週に一度の手合せの時間である。


「クライヴ、行っても構わないか?」

「……どうぞ」


 クライヴは本心では行かせたくないのだろう。まだ反省させたいというのは何となくわかる。

 けれどこちらが伯爵を呼んでいるという事も分かっている。だから妥協せざるを得ないのだろう。それでもシルヴェスターを一人で行かせる訳では無く、ついて行くことは決定事項のようであったのだが。

 だが別にシルヴェスターも『見られたから普段通りのパフォーマンスができない』なんて事は起こさないつもりだ。見られても全く困らない。寧ろこの程度でクライヴの気が紛れるのなら有り難いことこの上ない。


 しかしそんなことを考えながらも、一応シルヴェスターも本当はどうすれば利口であるかは分かってはいた。例えばクライヴの理想通り振る舞い、信頼を得、『立派な王子』と認められれば、自らに向く監視の目も和らぐだろう。要は表面上だけでも彼が満足するように振る舞えば良い。嫌な言い方をすれば手の上で転がせばいいのだ。彼は生真面目だ。だから難しいことではないと思う。


 だが多少の反感は買おうともその手段をシルヴェスターあまりとりたくなかった。恐らくクライヴはこれから永く付き合う相手になる。だから隠すならともかく、本心を偽るような付き合いはしたくはない。先ほども思った通り、クライヴの考え自体が嫌いではないのだ。全てをクライヴに合わせる気はないが、彼の考えが間違っているとは思わない。逆に正し過ぎるくらいだと思う。だが同時に自分の行動とて『間違っている』とも思わない。正論では無いかもしれないが、自分がしたいと思うことを、自分にできる方法で行っているだけだと思うのだ。拓かれた道を歩くだけで、自分の道が造れるとは思わないのだ。

 だからこそシルヴェスターは彼にはありのままの自分で接しようと思うのだ。それが本心で向き合ってくるヴェルノーへの礼儀だろう。


 もっとも、こんな考えを持っていたところでクライヴに見限られる可能性もある。しかしそうなれば自分はそれまでの者でしかないという事だ。もちろん自由奔放にという訳では無く、見捨てられないラインを見極める努力はするつもりだ。だが譲りたくない部分は確かにある。それを妥協するつもりはないるのだ。今のところ数回逃走してもまだクライヴがシルヴェスターを見限ったという様子はない。探られている様子……特に、どうやって抜け出しているのかを見抜こうとしている様子は強く感じているが。


 そんなことを考えつつ、自分の半歩後ろを歩くクライヴを気にしながらも、シルヴェスターはいつも通り鍛錬場へと足を向けた。


「クライヴは、剣は好きか?」

「好きという程ではありません。ですが必要なので修めております」

「そうか。ならまた私やヴェルノーとも手合せしてくれ」

「……殿下はともかく、確かにヴェルノー殿は一度打ちのめしたいと思いますね」


 真顔で言うクライヴにシルヴェスターは苦笑した。それなりに彼も負けず嫌いであるらしい。一度腹を割って話す……という意味でも興味が沸く一戦になりそうだ。

 しかし気を良くしたシルヴェスターとは対照的にクライヴは少し声色を落とした。


「……ところで殿下はパメラディア伯爵に殿下と同じ年頃の娘がいるという話はご存じですか」

「ああ、コーデリアだな。ヴェルノーが良く話をしている」


 割りに唐突な話題の移りに、シルヴェスターも多少は警戒する。しかしそれを声に滲ませること無く、躊躇わずに知っている事実を素直に答えた。同時に表情を変えずに考える。クライヴとコーデリアの接点はわからない。むしろクライヴが外国にいた期間を考えると『無い』といっても問題がないだろう。そんな中でなぜ彼女の名前が挙がるのか。シルヴェスターは未だクライヴに自分から彼女の名を口にしたことは無い。何気ない様子で歩きながら、シルヴェスターはクライヴの言葉の続きを待った。


「……お気を付けください、殿下。ヴェルノー殿は踏み台にされているかもしれませんよ」


 やがてクライヴから発せられたのはそんな内容だった。

 これはさすがにシルヴェスターには予想外の忠告で、思わず目を丸くしてしまう。クライヴの言葉をそのまま受けると、コーデリアはヴェルノーを踏み台にシルヴェスターに近づこうとしている……という事になる。そんなこと、有り得ない。そう思い至った瞬間、思わず笑ってしまった。


「安心しろ。ヴェルノーはそこまで馬鹿じゃないし、それ以前に彼女は私に興味が無い」

「それはどういう……?」

「コーデリアにはフラントヘイム家で会ったことがある。見事に丁寧な挨拶だけで下がられてしまったよ」


 そう言って苦笑すれば、クライヴは眉間に皺を刻んでゆく。本当かどうか疑われているな、と思うが、ここで嘘をついてもシルヴェスターが得をすることなんて何もないと思い至ったのだろう。事実、多少伏せた事実があるとすればシルヴェスターがコーデリアのことを知ったのはもっと昔であるという事くらいだ。問題ない。

 堂々としているシルヴェスターに「だといいのですが……」、と、クライヴは言う。その声はやはり納得したものではなかった。


「クライヴは彼女にあまりよい印象をもっていないのか?」

「……」

「それとも私と同年代くらいの女性には全て用心せよとの忠告かな?」


 そう言えば、クライヴは少し視線を逸らせた。バツが悪いとは彼のような表情を言うのだろう。だからシルヴェスターは「別に責めてるわけじゃない」と眉を下げて言った。シルヴェスターとてクライヴの懸念が分からない訳じゃない。パメラディア家は……特に、今のパメラディア家なら多少の無理を押し通せる力はある。仮にパメラディア家から娘を輿入れさせたいと打診されれば、たとえ非公式であったとしても相応に気を使うことにはなるだろう。エルヴィスの持つ発言力はかなり強い。それは地位そのものに加え、他の貴族を牽制する事さえ可能にする情報力の高さを基にした力だ。彼の機嫌を損ねれば政治が行いにくくなることは目に見えている。もちろん彼が城を去ったからといっても一切政治が機能しなくなる訳では無く、大きな打撃を受ける程度で済みはするだろう。だが、それもエルヴィス自身が自分に依存しすぎないよう絶妙なバランスを意識しているからだ。彼がもっと自分に力を集中させようと思えば、出来なくはないと思う。


『十年前には焦りすぎる傾向すらあったエルヴィスが、随分丸くなったものだよ』


 父親がそう言っているのを、シルヴェスターは最近聞いたことがある。それは彼の代わりはなかなか見つからないと言っていたようにも聞こえた。


 もちろん陛下は昔エルヴィスの右腕を代償に救われた過去があり、その信頼は今も強い。けれどそれ以外でも彼を強く信頼しているのは確かである。だが同時に彼が強い信頼を陛下から得ていることは、周囲から妬みも多く受けているという事だ。それは息子であるサイラスやイシュマにも及んでいる。だが彼らの口は何も言わない。人の手を煩わせることを極端に嫌い、自らで処理をする。それが出来るだけの力があるので外部に言う必要がないのだ。むしろいえば弱みを晒すことになりかねない。そんなエルヴィスが娘を嫁がせたいなど言えば、無視はできないだろう。


 もっとも、今の彼がそんなことを言う等絶対にありえないと陛下は笑い飛ばしているが。理由はただ一つ。珍しく彼の人間味が現れる姿……娘に対する溺愛を考えれば絶対言う訳がない、とのことだ。伯爵が現代技術と古代技術を融合させた、新たな技術を以て娘のために温室を建てた話は有名だ。面と向かって娘を自慢することなど一切ないが、それだけで娘を可愛がっているという事は明らかである。そこまで娘を溺愛するエルヴィスが、そう簡単に彼女を手放すなんて有り得ないとシルヴェスターも思う。そもそもコーデリアもそう簡単に落ちてくるような娘じゃない。


 だが、逆にエルヴィスをほぼ知らないクライヴだからこそそういった態度は『娘が望むなら何でもする親=王太子を望むなら意のままにする親』という風に勘ぐっているのかもしれない。


「殿下、お気を付けください。殿下の周囲には権力に目が眩む輩が多い。建国祭では国内外を問わず様々なご令嬢と話す機会も多いかと思いますが、殿下を我がものにと考える者もおりましょう」

「流石に言われずとも知っている。私ももう十年以上、”殿下”であるからな」

「冗談を言っているわけではございません」


 真剣に返してくるクライヴに、シルヴェスターも『ふざけているわけではないんだけどな』と思いつつ、『ああ、だからこのタイミングなのか』と納得もした。だがそれこそ本当に今更だ。クライヴにとっては初めての事かもしれないが、シルヴェスターにすれば毎年のことだ。……そして、今年も恐らくコーデリアが来ないことも、毎年のことになるのだろう。

 一度この姿でゆっくりと話をしてみたいのだが、そう思うのだが、


「……殿下?」

「ああ、済まない。少し考え事をしていた。だがクライヴ。確かに私の周りには邪な望みを持ち、私に近づこうとするものはいると思う。けれど、そのような者だけでは無い。お前や、ヴェルノーを見ていたらわかるだろう?」

「……」

「これでもそれなりに人を見る目は有るつもりだ」


 冗談交じりにそう言えばクライヴの表情はより居心地が悪そうなものになる。


(……だから、責めたい訳じゃないんだけどな)


 そうシルヴェスターが思っても、これはすぐに納得する話ではないだろう。きっと真面目なクライヴには「見る目がないと思っているのか?」と問われたと感じているのかもしれない。

 もう少し打ち解ければこのあたりの意思疎通もできるようになると思うのだが……これはまだまだ課題だろうと思う。達成出来る日が実に楽しみな課題だ。


「……何故殿下は楽しそうなのですか」

「実際楽しいからな」

「……?」


 不可解そうなクライヴに「そのうち分かってもらえると助かる」とシルヴェスターは言った。


「そうだな……その為にも、まずは私のことは殿下ではなく、シルヴェスターと呼んでもらえないだろうか」

「……はい?」

「固有名詞は大切だろう?」


 そう言えば、クライヴは少しためらった様子も見せたが、やがて一度小さく咳払いをしてから「かしこまりました、シルヴェスター様」と口にした。

 少しだけ、伝えたいことが伝わった気もした。


(……まぁ、さすがにまだディリィを振り向かせたいのはこちらの方だ、なんて言えないけど)


 それでも、いつか腹を割って話せる日が来ればいいと思う。

 同時に、そうなるためにはもっと自分に深みを付けなければいけない、色々な方面のことを学んでいかねばならないとも思い、シルヴェスターは気を引き締めた。




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