『35歳、ようやく私は「私」を見つけた。〜過去の痛みと向き合いながら、家族と笑えるようになるまで〜【最終話】』
ここまで読んでくださった皆さまへ――
このお話も、ついに本編ラストを迎えます。
幼い頃に受けた傷と向き合い、自分自身を知り、そして家族と共に歩んできた日々。
最後にお届けするのは、“今”の私たちのことです。
少しだけ、嬉しい未来の報告と、これからの決意を込めて。
どうか最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
その後は、驚くほど穏やかで、幸せな日々が流れています。
私も、子どもたちも、そして夫も――今では、みんな笑顔で暮らせるようになりました。
もちろん、人生は山あり谷ありです。
困った親族の問題や、まだ解決しきれていない辛いこともたくさんあります。
でも私は、もう逃げません。負けません。
しっかり前を見て、自分の足で歩いていく覚悟ができました。
後日談として、少しだけ嬉しいご報告を。
長男は高校受験を無事に乗り越え、難関校に合格しました。今は毎日、楽しそうに登校しています。
長女も中学校で、勉強に部活に友達づきあいに――と、忙しくも充実した毎日を過ごしています。
こうして、私たちの物語は、いったんここで一区切りを迎えます。
けれど、日常は続いていくもの。
この先の出来事や、小さな幸せ、心の揺れ動きは――番外編として、また少しずつ綴っていけたらと思っています。
「続きを読みたい」「もっと話を聞きたい」
そう思ってくださった方がいらっしゃれば、ぜひコメントなどで教えていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
あなたの時間の中に、私たちの物語が少しでも残ってくれたなら――それが何よりの喜びです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
書きながら、何度も立ち止まり、涙を流し、それでも綴ってきた言葉たちです。
私の物語は、特別なものではないかもしれません。
けれど、どこかで同じように苦しんでいる誰かに、「ひとりじゃないよ」と伝えたくて書き続けてきました。
本編はここで一区切りとなりますが、日常は続いていきます。
小さなできごとや気づき、そして「その後」のエピソードは、番外編として時々更新していく予定です。
感想やコメント、心から励みになります。
もし少しでも、あなたの心に何かが届いていたなら――それが私にとって何よりの宝物です。




