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価値を作り、お金を後から巡らす

インフレ対策について追記しました

〈統合社会保障基金の試算〉

1875年当時 人口約3600万人 国家予算6000万円ほど


○初年度

3600万人うち18歳から60歳までは約1800万人

そのうち就業しているのは6割くらいとして約1000万人

初年度ということもあり、拠出した人は400万人としたら

拠出額一人当たり最低年12円だが平均だと30円くらい


400万人×30円=1.2億円


さらに禄の買い取りは史実の「秩禄処分(1876年)」では、約1億7,000万円分の金禄公債が発行されたのを参考にすると、この金額がまるまる拠出金に回る


さらに当時の地価総額: 全国で約16億円とされており、初年度に約1/8を買い取り、5割を拠出したとしたら約1億円

抵抗の少ない土地(都市周辺・旧幕府領・荒地)」から優先的に買取


買い取った土地の地代が平均3%だとして

2億円×3%で600万円


積立1.2億円+禄買取1.7億円+土地買取1億円+地代600万円≒4億円


これを運用して初年度と言うこともあり利率15%とすれば6000万円

うち地代の600万円は土地・禄買い取りの特別国債の返済に


これだけで当時の国家予算に匹敵


この結果、次の年はさらなる人がさらなるお金を拠出し、さらなる土地が買収される


○2年目

600万人が平均40円を積立ると2.4億円


鉄道・道路・工場への投資により土地の値段は上がり、1/4の土地を5億円で買い取りその8割を拠出すると4億円


買取った全国3/8の土地の評価格

初年度に買入 1/8は倍の4億円

2年目購入 1/4は5億円 合計9億円


9億円に地代平均3%をかける2700万円


前年度運用利益分を消費したとして

前年度拠出金合計4億円+積立2.4億円+土地買取4億円+地代2700万円≒10.7億円


これを利率20%で運用益2.14億円(国家予算の約3倍以上)

うち地代の2700万円は土地・禄買い取りの特別国債の返済に



○3年目

800万人が平均50円(好景気により収入増加)で4億円


インフラ整備により地価も上がり1/4を6億円で購入し5億円が拠出


買取った全国5/8の土地の評価格

初年度購入 1/8は6億円

2年目購入 1/4は10億円

3年目購入 1/4は6億円 合計22億円


22億円×地代平均3%=6600万円


前年度運用利益分2.14億円を消費したとして

前年度拠出金合計10.7億円+積立4億円+土地買取5億円+地代6600万円=20.4億円


これを運用すると利率20%で4.08億円(国家予算の6倍以上)

うち地代の6600万円は土地・禄買い取りの特別国債の返済に


○4年目

900万人が平均60円(好景気により収入増加)で5.4億円


インフラ整備により地価も上がりるが買取できる領土も減少し1/8を4億円で購入し3.6億円が拠出


買取った全国3/4の土地の評価格

初年度購入 1/8は8億円

2年目購入 1/4は15億円

3年目購入 1/4は12億円

4年目購入 1/8は4億円 合計39億円


39億円×地代平均3%=1.17億円


前年度運用利益分4.08億円を消費したとして

前年度拠出金合計20.4億円+積立5.4億円+土地買取3.6億円+地代1.17億円≒30.6億円


これを運用すると利率20%で6.12億円(国家予算の10倍)

うち地代の1.17億円は土地・禄買い取りの特別国債の返済に



○5年目

1000万人が平均70円(好景気により収入増加)で7億円


買取できる領土は頭打ち

以後は相続時の買取が進む


インフラ整備の成果も出て評価額が上がる

買取った全国3/4の土地の評価格

初年度購入 1/8は16億円

2年目購入 1/4は20億円

3年目購入 1/4は18億円

4年目購入 1/8は8億円 合計62億円


62億円×地代平均3%=1.86億円


前年度運用利益分4.08億円を消費したとして

前年度拠出金合計30.6億円+積立7億円+地代1.86億円≒40億円


インフラ整備の結果も出て利率25%で運用益10億円

うち地代の1.86億円は土地・禄買い取りの特別国債の返済に


この結果、次の年はさらなる人がさらなるお金を拠出し…


以後、日本はお金には困らなくなる


《渋沢栄一》

「大隈さん、見なさい。これが『信義』の計算書です。当初、我々を狂人扱いしたイギリスの銀行家たちも、今やこの基金の端数でもいいから貸してくれと頭を下げてきている。しかし、この金は我々のものではない。今日、汗して働く名もなき民と、明日生まれてくる子供たちのものです。日本は、世界を導く国になりますぞ。」


《勝海舟 (明治政府顧問)》

「面白れえことを考えやがる。俺が幕府で『会計総裁』やってた時に、こんな智恵があったらなあ。幕府は金がなくて潰れたようなもんだ。この『基金』ってやつは、要するに『国民全員が国の株主になる』ってことだろ? 悪くねえ。悪くねえが……人間ってのは欲深いからな。最初はうまくいっても、どっかで誰かが『ちょっとだけ拝借』ってやり始めるもんだ。それをどう防ぐかだな。」



「価値を作り、お金を後から巡らす」

通常、巨額資金が市場に流れ込めば猛烈なインフレ(物価高騰)が起きるが、


・教育、子育て、医療に対する大規模出資

・日本人自体が貯蓄好きという性質もあり、国民自体が喜んで余剰金を基金に積み立てるため、市場に出回るお金が制限される

・市場に流れた投資資金を、価値の高まった地代として再び吸い上げれる

・「工場」「技術」に投資し大量生産によりモノの値段が下がる

・「鉄道」「港湾」に投資し商品が安く大量に流通する

・余剰資金で世界中の「金」を買う

・円の価値は国際的に極めて高く、海外からの原材料、資源、機械を安く輸入できる

・海外の先進技術を安く買えることは、国内の物価を押し下げる

・インフレは「地代の実質価値(購買力)」を減らす敵であり、大蔵省は通貨の価値を守るために、基金の放出量を厳格に管理


《シミュレーション:インフレの抑制》

投資: 1億円を鉄道に投じる(市場にお金が出る → インフレ圧力)

効果: 輸送効率が3倍になり、米や絹の価格が30%下がる(デフレ圧力)

回収: 鉄道沿線の地代を年1000万円徴収する(市場からお金を引く → インフレ抑制)

結果: 物価は安定しつつ、国民の生活水準(実質賃金)だけが上がる。


《渋沢栄一》

「鉄道を敷くのもよい、工場を建てるのもよい。しかし、それらを動かし、さらなる知恵を絞るのは誰ですか? 子供たちです。教育とは、最も利回りの高い『未来への予約』です。人が賢くなれば、物は安くなり、国は富む。これこそが、物価を鎮める一番の近道ではないですか。」


《福沢諭吉》

「見なさい、諸君! かつて民は、役人に金を奪われることを恐れて床下に隠した。しかし今は、自らの意志で一銭を国に託している。これは『依存』ではない、民が国家の『株主』となった瞬間である。この一銭一銭の重みを知る国家は、決して腐敗することも、インフレで民を裏切ることもないのだ!」


《渋沢栄一》

「苗を植えてから米が収穫できるまでには、確かに時がかかる。しかし、その間は去年の備蓄(金準備)を食べればよい。そして一度実り始めれば、収穫は植えた種を遥かに凌駕する。我々がやっているのは『博打』ではない。実る時期をずらしながら、常にどこかで収穫が続く『百年の耕作』なのだ。」


基金は長期投資であるが故に「お金が増えるスピード」と「モノ・サービスの価値が増えるスピード」を同期させる事が可能であり、

巨額の「国内生産能力(工場・技術)」への投資と「地代による通貨回収」が同時に行われるため、物価は安定しつつ、円の価値だけが世界最強へと駆け上がる。

お読み頂きありがとうございました

もし可能なら感想を頂ければと思います

よろしくお願い致します

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