「24時間研究」と「見える化」
1980年
【24時間研究】
日本、イギリス、カナダの三拠点に研究所を作り時差を利用した「24時間研究」を導入
半導体、太陽光発電、高効率電池、高性能モーター、AIや光電融合技術、量子、核融合といった高度技術開発を強力に推進
・教育の充実(公的教育費対GDP比12%)
・先端技術への投資(R&D費対GDP比12%)
を達成
《帝国科学技術庁》
「かつて、太陽の沈まぬ帝国は領土の広さを誇った。しかし我々の『24時間研究』は、知性の輝きを絶やさないための誓いである。12%の教育、12%の研究。この数字は、我々が暴力ではなく、知恵によって未来を支配することの証明だ。」
《湯川秀樹(物理学者・帝国科学審議会顧問)》
「かつて我々は、素粒子の世界に宇宙の真理を見ようとした。しかし今、この『24時間研究』というシステムそのものが、一つの巨大な知性体のように機能している。12%の研究費は、単なる資金ではない。それは『未知に対する謙虚さ』の現れだ。科学が軍事の侍女であった時代は終わった。今、科学は人類を『理』へと導く母となったのだ。」
《フリードリヒ・ハイエク(経済学者)》
「自由とは、無秩序のことではない。日本の統合社会保障基金が成し遂げたのは、個人の創意工夫を『19歳の自立』という型に組み込み、社会全体の自発的秩序を最大化することだった。GDPの12%を教育に投じるという狂気じみた数字が、皮肉にも市場を最も安定させている。無知という最大のコストを、日本は教育によって完全に駆逐したのだ。」
《マーガレット・サッチャー(英国首相)》
「ロンドンの焼け跡から立ち上がった私たちが目にしたのは、日本の圧倒的な『速度』でした。時差を利用した24時間研究は、もはや外交や交渉で埋められる差ではありません。英国のプライドを捨ててでも、この『理』の輪に加わったのは正解でした。今やテムズ川のほとりでは、日本の技術を学んだ若者たちが、かつての産業革命を上回る奇跡を起こしているのですから。」
《リー・クアンユー(シンガポール首相/帝国東南アジア自治領代表)》
「日本人が持ってきたのは、規律と合理性、そして何よりも『長期的な視点』だった。短期的な利益を追う西洋の資本主義は既に死んだ。今ここにあるのは、100年後の子供たちのために投資を続ける、帝国の冷徹にして温かいデザインだ。私たちは、この巨大な知性の歯車の一部であることを誇りに思っている。」
《手塚治虫》
「私の描いた『鉄腕アトム』の世界は、かつては夢物語でした。しかし、カナダやイギリスの研究室と24時間繋がっている今の日本を見ていると、現実が漫画を追い越していくのを感じます。12%の教育を受けた子供たちが描く未来は、私の想像力を遥かに超えている。彼らはロボットを道具としてではなく、共に『理』を追求する友として作り始めている。これこそが、本当の24世紀への幕開けかもしれません。」
《ヴェルナー・フォン・ブラウン(宇宙開発局・技術参与/元ドイツ科学者)》
「かつて私は、復讐や破壊のためにロケットを飛ばそうとした。しかし、日本のNASDA(宇宙庁)は、私に『星を継ぐための翼』を教えてくれた。赤道直下から絶え間なく打ち上げられる低コストロケット、そして24時間体制で計算される火星への軌道。シュタウフェンベルクが命を懸けて守ろうとしたドイツの魂は、今、日本の理によって、銀河の彼方へと救い上げられようとしている。」
1985年
【国会議員・省庁の活動費の見える化】
議員用クレジットカードを1人1枚提供し、活動費など全てクレジットカードで支払
引き落とし党専用の口座から行い、その使用履歴をプライバシーに関する点にのみ修正をいれ、国が用意したそれぞれの議員紹介ページに掲載
さらに党に会計士をおき、半年ごとに報告を義務化
省庁にも同様なシステムを導入し見える化
《田中角栄(帝国首相)》
「国民が汗水たらして納めた金だ。一円たりとも、ドブには捨てん。国の財布はな、ガラス張りでいいんだ。隠す必要がないからだ。「疑われないため」じゃない。国民に信じてもらえなきゃ、政治なんて一歩も前に進まん。コソコソやる政治は、すぐ行き詰まる。腹を見せてやる政治だけが、国を動かす。透明であることは、仕事であって、同時に誇りだ。」
《土光敏夫(帝国臨調会長・「ミスター合理化」)》
「ようやく政治が、工場の現場と同じ『帳簿の理』に追いついた。議員がメザシを食う必要はないが、国民の税で何を食ったかを隠す必要もまたない。1円を笑う政治家は、12%の未来を語る資格はないのだ。この透明なカードこそが、帝国の信頼を繋ぐ最後の1ピースだった。これでようやく、我々は『無駄』という名の病を完治させた。」
《フリードリヒ・ハイエク(経済学者)》
「驚くべきことだ。日本人は、監視という強制ではなく、透明性という『ルール』によって、権力者の自制心を引き出した。汚職という『市場の歪み』を、情報技術によって排除したこの試みは、人類が何世紀も夢見てきた『公正な政府』への唯一の回答だろう。ここには、隷属への道など存在しない。」
《後藤田正晴(帝国官房長官)》
「官僚諸君は最初、この『見える化』を嫌がった。だが、隠し事がないということは、何者にも脅されないということだ。政治家が利権から切り離されたとき、我々は純粋に『国家100年の計』のみを議論できるようになった。このカードは、権力の象徴ではなく、我々が清廉であることの証明書なのだ。身が潔ければ、正論を吐くのに躊躇はいらん。」




