表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/57

分裂した中国と衰退する欧州

中国では

日本との交易により清国は北方(満洲〜北京〜内蒙古)にてしぶとく生き残っており、立憲君主制に変わりロシア帝国東領の軍事支援を受ける


中央〜沿岸部(南京〜上海〜広州)はドイツの支援を受け蒋介石率いる国民党が掌握


西部〜山岳地帯(四川・陝西・甘粛・新疆)は独自進化した毛沢東率いる共産主義勢力が掌握(兵器はフランス製)


また山東半島の東方エルサレムは拡張主義のため、山東省にとどまらず、河北省、河南省にまで勢力拡大(英国が軍事支援)


国民党との紛争が絶えない


《帝国大蔵省・次官》

「大陸の混迷は、旧時代の遺物である。我が帝国は、清国との交易を通じて『秩序』を輸出しつつ、南方の動乱には深入りしない。大陸が均衡を保つ限り、円の覇権は揺るがない。」


《蒋介石(国民党総統 / 南京にて)》

「ドイツの戦車があっても、日本の『円』がなければこの国の経済は一日も持たない。我々は日本に生かされ、同時に日本によって他勢力との戦いを強いられている。東京の官僚たちは、計算機一つで我々の弾薬の数を調整しているのだ。」


《清国・立憲議会若手議員》

「南方は騒がしいが、我々はロシアの重火器と日本の円。この二つがある限り、山東の狂信者も西方の共産主義者も、この万里の長城を越えることはできない。我々は『理』の側にあるのだ。」


《毛沢東(共産党主席)》

「フランスは、我々に武器を供給する。だが、それは『支援』ではない。『商売』だ。彼らは、我々と国民党が戦い続けることを望んでいる。そして、日本も同じだ。……我々は、列強の『駒』に過ぎない。だが、いつか……必ず、この大陸を統一する。そ彼らが我々を『分断統治』した恨みを、必ず晴らす。」



1953年

仏印戦争勃発

植民地保持を狙う三国同盟はゴ・ディン・ジエムを支持し独立を狙う共産系現地民(中国共産主義勢力の援助)の戦争が始まる


三国同盟は遠方に投入できる戦力が限られ泥沼の消耗戦で被害が増し戦費が増すばかり

耐えきれずスペイン、イタリアは撤退

最終的にフランスも追い出され1960年にベトナム人民共和国が独立を勝ち取る


その後、三国の権威が落ち、植民地で独立運動が激化


1961年

イタリア、スペインで民主化運動激化

1962年には隣国スペインでの民主化運動の勝利が自国への波及を招くことを恐れ、スペインの現体制を維持するためにフランスは軍事介入を決断し第二次スペイン戦争勃発


1964年

フランス国内の民主化革命により第二次スペイン戦争よりフランス軍が撤退しスペインは民主化

ドイツは日英露同盟との軍拡競争、中国国民党への介入により疲弊していたが、フランスの民主化の自国への波及を恐れ介入し属国化


《帝国外務省・極秘覚書》

「欧州の火災は、もはや止める術がない。彼らは自分たちが築いた特権という名の藁の上で、自ら火を放ったのだ。ドイツがフランスを飲み込んだのは、溺れる者が藁を掴んだに過ぎない。我々は介入せず、ただ『円』の価値を維持し、秩序を保つだけでよい。」


《パリの革命家》

「自由はスペインからやってきた!政府はベトナムで我々の兄弟を殺し、スペインで我々の尊厳を殺した。だが、もう終わりだ。ドイツの戦車がシャンゼリゼを走ろうとも、我々の心にある民主主義の種を押し潰すことはできない。」


《ベルリン・ドイツ国防軍将校》

「フランスを『守る』ために、我々はどれだけの金を使い、どれだけの兵士を配備せねばならんのだ。極東の日本は衛星から我々を見下ろし、新幹線を走らせ、優雅にオリンピックを開いているというのに。我々がやっているのは、死にゆく隣人の介抱という名の心中だ。」


《ヴィリー・ブラント(独)》

「ドイツは、フランスを『守る』ために介入した。だが、それは本当に『守る』ためか?それとも、自分の体制を維持するためか?……我々は、日英露同盟との軍拡競争に疲弊している。中国国民党への支援で金を使い果たしている。そして今、フランスという『重荷』を背負った。……これは、持続可能なのか?」


お読み頂きありがとうございました

もし可能なら感想を頂ければと思います

よろしくお願い致します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ