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「学業・徴兵制度10年計画」

1955年

「学業・徴兵制度10年計画」

小学校 7歳〜12歳 6年

中学校 13歳〜15歳 3年

高等学校 16歳〜18歳 3年

ここまで学費無償の義務教育


大学 19歳〜22歳 4年(学費無償)

又は

国防(災害派遣)orモノ作りor一次産業

の何れかを選択し就労 19歳〜22歳 4年

就労4年で大学卒業と同じ権利

(時勢に合わせ、介護も選択肢に追加)


すべての大学は選択就労者と比べられるため、本気の学びを問われ、学びの質が向上し、なんとなく大学生という現象は起きず、レベルの低い大学は淘汰される


新制度では全て男女同権

教師、保育士は医師並みの待遇に


モノ作り、一次産業、介護は

1年目 最低賃金×160時間分

2年目 (最低賃金×1.05)×160時間分

3年目 (最低賃金×1.1)×160時間分

4年目 (最低賃金×1.2)×160時間分


命を張る国防は

1年目 (最低賃金×1.1)×160時間分

2年目 (最低賃金×1.2)×160時間分

3年目 (最低賃金×1.3)×160時間分

4年目 (最低賃金×1.4)×160時間分


が月々支給され、達成者には大学卒業相当の権利


就労生は半期ごとの面談を行い、不評な職場は指導or翌年から派遣しない

達成者は大学卒業と同等の権利を有するため、大学院に進む権利があり、実務経験に基づいた研究が行われる


全大学院は給与制


それ以外の人は自由に職を選べる。

10年をかけて段階的に導入


《帝国教育省》

「我が国の若者は、19歳で『自分の力で社会を支える』という誇りを選択する。学問を選ぶ者も、現場を選ぶ者も、等しく帝国の宝である。4年後、彼らが手にするのは卒業証書だけではない。それは、自らの汗と知恵で勝ち取った『生きる権利』である。」


《選択就労生(19歳・アラスカ基地国防員)》

「僕は大学へ行かず、ここで『大和』型空母の整備を学ぶ道を選んだ。給料は月々しっかり出るし、4年後には航空工学の大学院へ行くつもりだ。机の上の計算だけじゃない、極寒の甲板でネジ一本の重さを知る僕の論文を、教授たちも無視はできないはずさ。」


《東京大学・総長》

「近年の学生たちは恐ろしいほどに鋭い。現場で4年を過ごしてから入学してきた者たちは、理論が現実をどう変えるかを肌で知っている。なんとなく4年を過ごすだけの若者は、もはやこのキャンパスには存在しない。実務と学問の往復こそが、帝国の技術をさらなる高みへ押し上げている。」


《選択就労生(19歳・女性・一次産業選択)》

「私は、大学に行きたかった。でも、家にお仕送りが必要だった。だから、一次産業を選んだ。最初は、泥だらけで、筋肉痛で、泣きそうだった。でも、4年間で、私は変わった。今、私は農業機械を操縦できる。土壌分析ができる。そして……大学院への推薦状をもらった。農業工学を研究したい。私の経験は、机の上の理論では得られないものだから。」


《選択就労生(22歳・男性・国防選択)》

「俺は、アラスカで4年間、レーダー基地で働いた。極寒の中、24時間体制で空を監視した。給料は良かった。そして、何より……俺は『国を守っている』という実感があった。今、俺は大学院で、電子工学を研究している。俺が開発したいのは、もっと高性能なレーダーだ。後輩たちが、もっと楽に仕事ができるように。」


《東京大学・工学部教授》

「最近の学生は、恐ろしく優秀だ。というより……我々教授よりも、現場を知っている。先日、ある学生が『この理論は、実際の工場では使えません』と言った。彼は、4年間、製造業で働いていた。彼の指摘は正しかった。我々は、理論を修正した。これが、『実務と学問の往復』の力だ。日本の技術が世界を圧倒している理由は、ここにある。」


《京都大学・経済学部教授》

「統合社会保障基金と、新学業・徴兵制度は、完璧な相互補完関係にある。基金は、若者に『安心』を与える。制度は、若者に『選択肢』と『実力』を与える。そして、若者は社会に『貢献』する。この循環が、日本経済を永久機関にしている。……恐ろしいほど、よくできたシステムだ。」


《地方の工場・採用担当》

「我々は、もう『大卒』という肩書だけでは採用しない。『選択就労経験者』を優先的に採用する。なぜなら、彼らは既に『働く』ということを知っているからだ。遅刻しない。文句を言わない。そして、現場の問題を即座に理解するんだ。」


《保育士(28歳・女性)》

「私の給料は、医師と同じレベルになった。信じられない。かつて、保育士は『低賃金の仕事』だった。でも、新制度で、我々は『国家の未来を育てる専門職』として認められた。今、私は誇りを持って働いている。そして……私の教え子たちの中から、将来の首相が生まれるかもしれない。」


《地方の農家(一次産業指導員)》

「都会から来た就労生たちが、泥にまみれて働いている。彼らは単なる労働力じゃない。1年ごとにたくましくなり、4年目には立派なリーダーだ。彼らが大学卒業と同じ権利を持って社会に羽ばたくことが、この国の『土』を強くしているんだ。」


お読み頂きありがとうございました

もし可能なら感想を頂ければと思います

よろしくお願い致します

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≫命を張る国防は〜 軍だけでは無く警察や消防、国際港や国際空港で入って来ては・出してはいけない物品の監視に当たっている税関、検疫などの任に就く人々も国防と同等の大切な仕事として扱った書き方が欲しいと…
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