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日米戦争(3)

アメリカの残存太平洋艦隊と決戦となるが、「烈風」の数が揃っていないこともあり、使い慣れた「疾風」「流星」の最終型(ターボプロップ型)を搭載した日本の空母機動部隊が「戦訓を持って帰らせてはならぬ」と無誘導対艦高速ロケットによる飽和攻撃と改良型金剛型戦艦による夜間レーダー射撃により徹底的に殲滅させる


《小沢治三郎(機動部隊指揮官)》

「烈風を出すまでもない。ヨーロッパで培った我々の『飽和攻撃』の前では、米艦隊は単なる巨大な的でしかなかった。我々の命令は『殲滅』だ。艦は造れど兵は1日にしてならない。アメリカが再び艦隊を造ろうなどという野心を抱かぬよう、太平洋の水を彼らの血で染め上げる。これが、鹿児島への回答だ。」


《レイモンド・スプルーアンス(米海軍大将 )》

「空が見えない。日本の『流星』が放つロケット弾が、まるで黒い雨のように降り注いでいる。我々の対空砲火は、ターボプロップの速度に全く追いつけない。戦艦が、沈むことさえ許されず、海上で燃え盛る巨大な鉄屑に変わっていく。海軍は死んだ。そして、アメリカの威信も共に沈んだのだ。」


フィリピンは潜水艦で封鎖し、現地民に98式6.5mm突撃銃、5式携帯無反動砲、8.3mm機関銃、8.3mm狙撃銃、81mm、120mm迫撃砲等の武器供与を行い武装蜂起


《マニラ自由放送(蜂起軍兵士)》

「日本の友人が運んできてくれた98式突撃銃の引き金を引くたび、圧政者の影が消えていく。5式携帯無反動砲の一撃が、あのアメリカの傲慢な装甲車を鉄の棺桶に変えた。我々はもはや、誰の保護も必要としない。この銃こそが、我々の自由と秩序の証明だ。」


5式戦車と5式重装甲車、軽量を活かした96式改戦車、97式装甲車を配備した重陸戦隊によりグアム、ミッドウェイなどを占領


《帝国通信社》

「5式戦車と重装甲車による重陸戦隊が、グアムの砂浜を蹂躙した。抵抗を試みた米軍守備隊は、日本の複合装甲に絶望し、武器を捨てて投降した。これで本土への空襲は防げた。ミッドウェーからフィリピンに至るまで、米国の拠点は一つ一つ、日本の『鋼鉄の足跡』によって塗り替えていく。」


アメリカ軍はフィリピンのゲリラ戦に苦戦し、日本軍による封鎖により追い詰められ核兵器を使用し殲滅を謀る

アメリカは世界各国からの非難に対し「内政干渉である」と突っぱねる


《マニラ時報》

「アメリカは我々の島を焼き、毒を撒いた。彼らはこれを『内政』と呼ぶが、我々はこれを『絶滅作戦』と呼ぶ。だが、彼らは知らない。一本の木が焼かれても、日本が供給する十本の銃が地から生えてくることを。我々は死なない、アメリカが死ぬまで。」


大西洋より回航した完成したばかりのモンタナ型戦艦4隻を含む大西洋艦隊は訓練不足な上、ホーン岬を回っての回航の為、既に勢いは無く、満を持して投入した機動部隊の艦上機型「烈風」と初めて実戦に使用された艦対艦ミサイル、誘導魚雷での潜水艦による複合攻撃により壊滅


《小沢治三郎》

「ホーン岬を回ってきたモンタナ級の姿は、憐れみすら覚えるほど古色蒼然としていた。誘導魚雷がその巨体を捉えた瞬間、大艦巨砲の時代は公式に埋葬されたのだ。我々が放ったミサイルは、彼らが誇る『厚い装甲』の内側からそのプライドを爆破した。海軍という存在そのものが、新たな次元へ移行したのだ。」


《ウィンストン・チャーチル》

「アメリカは自らの手で、文明という名の服を脱ぎ捨てた。フィリピンでの核使用、そしてモンタナ級の無残な沈没。ワシントンに残されているのは、もはや狂った王の妄想だけだ。日本は『烈風』という名のほうきで、太平洋に散らばったゴミを掃き清めている。私はただ、その結末を静かに待つことにしよう。」



この時点で日本は青筋を浮かべながら、太平洋の諸島と1兆ドルの賠償金(核被災の復興・賠償費)での講和を申し入れるが

・イエローモンキーには死んでも負けられない

・海軍の全滅を国民に秘匿しているため、国民に説明がつかない

・陸軍は無傷だし、核兵器もまだある

もアメリカに断られる


《内閣声明》

「我が国は国家と国民の再建を最優先とし、太平洋の安全を恒久化するため最大限の譲歩を提示した。賠償と領土の供与は、もはや戦争の続行が両国の利益にならぬことの証左である。米側の拒否は、我らにさらなる自助努力を課すのみ。」


《近衛文麿》

「彼らは、我々が差し出した慈悲の杯を叩き割った。1兆ドルという数字は、復興のための計算式に過ぎなかったが、これからは『破壊の費用』として書き換えることになるだろう。アメリカの国民が、自分たちの海軍がもはや存在しないことを知る時、ホワイトハウスは自らが招いた嘘の重みに押し潰されることになる。」


《ホワイトハウス声明》

「我が国民の血と涙を金で清算することは断じてできぬ。真の平和は屈辱に基づくものではない。我々は戦いを続け、完全なる勝利を以て正義を示す。」


《ヘンリー・L・スティムソン(米陸軍長官 )》

「日本人は、我々が金で屈するとでも思っているのか?我が陸軍は依然として強大であり、マンハッタン計画の成果(核)はまだ尽きていない。海軍の損害は一時的な後退に過ぎない。ここで膝を屈すれば、星条旗は二度と立ち上がれないだろう。勝利か、さもなくば破滅だ。」


《ジョージ・パットン(陸軍大将)》

「海軍の連中は全滅したそうだ。いい気味だ。あいつらは、いつも予算を独り占めしていた。だが……今度は陸軍の番だ。日本本土上陸作戦。戦車3万両で押し潰す。」


《ヘンリー・ウォレス(元米国副大統領)

「私は副大統領の座を追われた。なぜなら、私は日本との協調を主張したからだ。私は言った——「日本は敵ではない。彼らは、資本主義の新しい形を作っている。我々は学ぶべきだ」だが、トルーマンとスティムソンは、私を追い出した。そして今、アメリカは破滅の淵にある。鹿児島に原爆を落とした日、アメリカは魂を失った。フィリピンで核兵器を使った日、アメリカは人間であることをやめた。そして、講和を拒否した日、アメリカは滅亡を選んだ。私は、亡命を決意した。カナダに逃げる。そして、アメリカの最期を、遠くから見届ける。」


《東京朝日新聞》

「米政府は国民に鏡を見せることを拒んだ。ならば我々は、その鏡(現実)を彼らの門前に直接突きつけるまでだ。1兆ドルの請求書は、ワシントンの瓦礫の上に置かれるだろう。」


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