6 『頭…綿毛』
描いて、描き終わってみて思うこと……
「私は一体なにを描きたいんだろうか?」
頭の中に妄想がないわけじゃない。描くのって楽しい、夢中になれると悶々としていたときが嘘のように意欲はある。
しかし、今回の絵を描いてふと気付いたことは、上のとおりだ。悶々はどっか行ったけれど、何か別のものも飛んでいってしまったような気がする。
恐らく、練習していたときから外れかけていて、あっと思ったときには不思議な感覚の中――私はどこにいるのだろうか…
「……コイツ頭おかしくなったか?」と引かれるようなことを言っておりますが、う〜ん…
はい。
真正面の顔を描いていくので線対称定規を召喚。ペンはエアブラシ台形60%ですが、目の細かい部分を描くために後半でGペン使っております。あとは、伝家の宝刀?消しゴムです!
顔パーツの土台が出来たので、以前完成させることが出来なかった『きらきら〜』の背景のようなモノを描き、ちっぽけな挫折ですが乗り越えられるように……なんて無意識だったのですが、きっと描いていたときはそんなことを感じていたのだと思います。
だから、髪の毛がコレ↓
…可愛らしい、きらきら〜のときに描きたかったモノが出て来たのかもしれません。……しかし、不気味だ……自分で描いているくせにそう思ってしまうのは、左右対称だからなのかな? …コワイ。
けれど、頭の綿毛感は好き。あと、鼻の下が長くなってしまいましたが、唇が描けるようになった…ような。一瞬、パッと見ると「出っ歯か⁉」と思ってしまうんですが、
それにしても「私はこういう絵が描きたかったのか?」と首を傾げるのであります。
目が大き過ぎたの? 目頭とか作るからイケナイのか? 疑問ばかりの絵になってしまいました。
絵を描くって難しいね…
線対称定規を使って描くのって楽しんだけども…輪郭のメリハリ?がなくておにぎり型だからか、う〜んと見れば見るほど悩み、うなるのでありました。
お粗末さまでした。




