4−ⅲ 息切れ…
第一段目の妖精をなんとくなく描いて、第二段目の周りを描いていく。
花園の向こうには――な雰囲気を醸しつつ、きらきら〜と可愛らしいようなものを目指す。うん、目指す…
で、だいぶ描いたの。花を調べ、合いそうなものを詰め込もうと、でも何か違う。なんか違う、どこがって感じで描いているのは自分なくせにどうにも…ハッキリ言って楽しくない。
思う通りにかけないから、自分の力不足に面白くないと感じているんだろうと思った。
じゃあ、何が原点か、何を思えば描けるのか、この胸のモヤモヤはなくなるんだろうかと考えた。
けれど、辿り着いたのは全く違う…いや、「だからか!」と納得出来るものであった。
趣味じゃない――
理由はこれだった。
自分でやってみよう、描いてみようと思ったけれども、これは自分じゃない。私の中で拒絶反応が出ていたのである。
この先に、何か見えれば良かったんだろうけれども、あったのは『自分じゃない』だった。
誰かの真似しようとか、この人みたいに描いてみようとか、そういうものではないが違う。これじゃない。
うん、これじゃない。
ということで、勝手ながら『きらきら〜祭り』はこれにて終了であります。こんなに楽しくないことはない。答えが出ずに考えすぎたせいかもうこの絵は嫌である。
こんなこともあるもんだと、ある意味良い勉強になりました。
以上です。
大変、お粗末さまでした。




