§189 JDA 3/12 (tue)
セーフエリアの割り振りが、ほぼ一段落しそうなその日、転移石の公開に向けての根回しに忙しく駆け回っていた斎賀は、朝一で美晴につかまっていた。
「ダイバージェントシティ計画を進めるなってのは、こういうことだったのか……」
斎賀は、説明されながら渡された資料を見て、思わずめまいがしそうだった。
「そのようです」
ダンジョン内で通信ができる環境を、ダンツクちゃんと取引した?
とても信じられない報告だったが、それを証明するように、つい今しがた、32層のスタッフに掛けた電話は何事もなくつながった。
起きたばかりだったのか、これから寝るところだったのかはわからないが、寝ぼけたような声で電話に出たダンジョン管理課の職員は、すぐにダンジョン内で電話が鳴ったことの意味に気が付いて驚愕していた。
これは便利だ。確かにとても便利なのだが――
「そりゃあ、どんな世界にもディールはあるだろうが……渡すものによっては、国家的な意味合いさえ帯びそうな取引だぞ?」
「そうは言いますけど、課長。これ、事前に許可を求める先がありますか?」
許可を求める先か……確かに、どこへ持って行ったにしても、大抵は鼻で笑われそうなプランではある。
ダンジョンの向こうにいる誰かに、人間と話をさせてやるから通信環境を整えてくれと要求する?
もしもそれがうちに回ってきたとして、言い出したのがDパワーズの連中でなければ、はいはい勝手に頑張ってくださいねとスルーすることは請け合いだ。検討すらされないだろう。
なにしろ誰が、ダンジョンの向こうにいる誰かと話をしているなどという、電波を受信したような話を信じると言うのか。
「ポリティカルコレクトレスの異常な広がりや、逆差別への言論の封殺具合を見てくださいよ。民主主義国家の政治家は責任を取りたがらず、官僚は前例のないことを嫌がり、そうして我々はしがらみが多すぎて身動きがとれません」
美晴はここぞとばかりに、普段無意識に抱えている不満を口にした。
「結局近代の国家って言うのは、突出した個人の業績の上に置かれた不安定な台を、大勢がバランスを取りながら成立させているようなものでしょう?」
「それは言い過ぎだ」
斎賀は美晴をたしなめたが、それでも諦めたように両手を上げて降参のポーズをとった。
「だが、確かに俺たちにこんな取引はできん。それ以前に、これを発想して実行すること自体が不可能だろう」
ともあれダンジョン開発が、これで大きく前進することだけは間違いない。現代社会において通信は必須のインフラだからだ。
「それで支払った代償がこれか?」
斎賀は次の報告を指さすと、美晴はこくりと頷いた。
「いや、そりゃ、大衆と直接つないでみるかって話はしたさ。したけどな――」
通信環境を得るための代償が、ダンツクちゃんと直接会話をできるチャンネルを開くことだなんて、だれが予想するだろう。
しかもそれが、まがりなりにもJDAの「だんつくちゃん質問箱」に、繋がっているのだ。
「それで、一般の反応は?」
「利用者は、現在、これがJDAの仕込みで、なりきり系の質疑応答だと考えているようです」
「それはまあ、そう考えるしかないよな……」
まさかそれが本物だなんて、一体だれが思うだろう。
JDAの中ですら、そのことを知っているのはここにいる二人だけだ。webの管理を行っている広報セクションの連中は、自分たちの頭越しにできた掲示板に首をかしげていることだろう。
なにしろ、今のところ、説明のしようがないのだ。
しかしもうすぐ転移石の発表がある。これを行った時、世界はその現代科学では絶対に再現できないアイテムを見てどう思うだろうか?
もっともありそうなのは、ダンジョンの制作者と接触して、その技術を移転してもらったというストーリーだろう。この話には説得力がある。もしも転移石が本物だったとしたら、だが。
しかし、そいつは本物なのだ。
世界の反応を想像した斎賀は、思わずため息を吐いていた。
「課長、ため息をついている場合じゃない報告がもう一つ」
「なんだよ、藪から棒に」
美晴は、神妙な顔をして、フランスのトップチームが失われた話と、その位置について報告した。
「フランスのトップチームと言うとヴィクトールのところか」
「そうです」
「……夜の10層は魔窟だな。中国もイギリスも酷い目にあったことが公然の秘密になっているというのに、今度はフランスが取り返しのつかない事になるとは」
「どうします?」
「どうもこうもないだろう。フランスチームの責任者は、確か――アルテュール=ブーランジェ中佐か」
斎賀は、自分の端末に、パーティの申請書類を表示して連絡先を確認した。
「これは、こちらから報告を入れておく。そうだな、探索者が最新のポーターの残骸を発見して、それがフランスのものらしかった、でいいだろう」
「分かりました」
Dパワーズの連中だって探索者だからな――斎賀はそう考えた。
しかし、そんな時間にあそこにいること自体、Dパワーズとかかわりがある可能性は高い、確か異界言語理解の時の中国も同じシチュエーションだったはずだ。
だからきっと、ブーランジェ中佐は何かを察するだろうし、ポーターに何かの記録が残されている可能性もある。
「フランスはDパワーズにちょっかいを出すかな?」
「ヴィクトールさんたちの任務によっては、話くらいは聞きに来るでしょうが――三好さんたちは、最初彼らがどこのチームかも知りませんでしたから」
仮に彼らがDパワーズを追いかけていたとしても、直接的な接触があったわけではない。
誤解を恐れずに言えば、彼らは危険な場所で無理をして、しかるべき結果になっただけなのだ。
「そうだな、言ってみれば知らないチームが、近くで無理をして犠牲になったというだけだからな」
いずれにしても――
「誰が亡くなったにしても、嫌なもんだ」
「転移石で、多少は状況が変わりますよ」
斎賀は、そう願うねとばかりに頷いたが、ついでに口をへの字に曲げた。
「そうだな。ただ、世界の状況まで変わりそうなのがちょっとな」
転移石を取り扱う部署のために、課内を再編していた斎賀だったが、転移石自体の話は、まだ部長にしか報告していなかった。
橘はその報告を聞いて、実際にダンジョン管理課で確認するまでは緘口令を敷いた。
これほどセンセーショナルな話を、声高に主張した挙句、間違いでしたではすまないし、そもそも信じられないという気持ちの方が大きかったからだ。
斎賀も、すでにそれを鳴瀬が経験したことは伏せていた。
ここで大きく商売っ気を出されても困るからだ。まずは確実にそれを取り扱う体制が重要だ。
続く報告には、ダンツクちゃんからの通信は、必ずDパワーズのメインフレームを経由していて、「今のところ」自由にインターネットへ接続できないようにしてあるとあった。
「これ、大丈夫なんだろうな? あと、『今のところ』ってのはなんだ?」
「三好さんたちは、いずれダンツクちゃんが、何らかの手段で勝手にネットにアクセスするようになると言っています」
「おいおいおい、銀行口座や各種社会インフラ系のデバイス類は大丈夫なんだろうな?」
斎賀の心配はもっともだったが、ダンツクちゃんの興味はそんなところにはないはずなのだ。
覗きは確実にやるだろうが。
「私もそう思いましたが、あの人たちは、ダンツクちゃんは、とっくにネットにアクセスしたことがあるはずだとも仰ってました」
「アクセスしたことが、ある?」
そこで美晴は、ダンツクちゃんが簡単にPCをコピーしたことや、今でも大勢の探索者はスマホを持って入ダンしていること、そうして、3年前のザ・リングの件をほのめかした。
「つまり、いまさらそんな心配をしなくても、3年前にアクセスしたことがあるはずだというわけか」
「推測ですが。証拠が欲しければ、3年前のネット掲示板やSNSのログを検索すればおそらくヒットするだろうと……」
「そいつは、自衛隊やら内調やらへ振っておこう」
転移石が公になれば、どうせダンツクちゃんのことは隠しきれない。
そのタイミングで、そういう専門の組織へ放り投げて、後は野となれ山となれだ。誰しも一人では生きていけないし、問題だって解決できっこないのだ。
先日の鳴瀬の報告から、悩みに悩んでいた彼は、今では開き直っていた。
もっとも、タイラー博士関連のことだけは伏せておかないと、頭のいい人が爆弾にしかねないからな、と、斎賀は与えるべき情報と伏せるべき情報を慎重により分け始めたのだ。
「とにかく現時点では、上手くモデレートして、ことが大騒ぎになる前に、なるべくダンツクちゃんに常識を教えるって方向なんだな?」
「そうです」
「それで、ここに書かれている、JDAから借り出したい『備品』ってのは?」
それを聞いた瞬間、美晴はがっくりと肩を落とした。
斎賀は、その瞬間それが何かを察していた。
「あー、わかった。まあ、お前は専任だ。少々うちに寄りつかなくても誰も不思議には思わないだろう。丁度良かったな」
「はあ」
「だがこれって、ダンジョン省あたりに丸投げして、向こうでやってもらった方がいいんじゃないのか?」
地球外だか次元外だかは分からないが、相手はれっきとした知的生命体だ。
もはやJDA単体でどうこうするといったレベルをはるかに超えているような気もした。
「今、特定の国家に丸投げしてしまうと、都合の良い常識を植え付けられて危険だそうです」
「危険? 政府にだって専門家はいるだろう?」
「日本の国益にかなう常識を植え付けた結果、日本以外の国が亡んだら困るでしょう?」
「そんな話になるのかよ?!」
「最悪はそうなるかもしれないそうです」
「あいつら発想が極端すぎるんじゃないか?」
ダンツクちゃんと話ができることを知られれば、確かに日本がその権益を得ようと行動するだろう。それは言ってみれば当たり前の行動だ。
だが、ダンジョン内はWDAの管轄だ。だから、ダンツクちゃんが接触してきたのはWDAだと強弁して、それを拒否することは可能だろう。
かなりの軋轢が生じそうだし、ますますWDAが国っぽくふるまうことになってしまうが、日本に権益を独占されたくない他の国は、おそらくWDAを支持するだろう。
「こいつは、権力のバランスを取りそこなったら、すぐにでも生き埋めになりそうなダンジョンだな」
「その前に、探索者をやめて、そのダンジョンから逃げ出すって選択肢もありますよ?」
斎賀は、少しだけ魅力的に思える、その選択肢のことを考えたが、すぐにかぶりを振った。
「ここまで沼に沈められちゃ、それも難しいだろう」
立場をなくしたら、暗殺されるかもしれない。なんて馬鹿げた妄想が頭をかすめた。
しかし、美晴が異界とのモデレーターを押し付けられ、斎賀が地球側のモデレーターを結果として押し付けられる。
間にいるのは、Dパワーズの連中だ。あいつら本当に地球人なんだろうな、と斎賀はふと思った。
「しかし、世界の秩序を根底から覆しそうなパーティの尻拭いをやっていたと思ったら、今度は世界の命運を握れそうな役割まで兼任とは……鳴瀬君も出世したな!」
「かちょお。世界の命運を握る役割は、いつでも交替して差し上げますよ? あと悲しくなりますから尻拭いって言わないでください」
「いや、俺は、他にやることがいっぱいあるから。まあ、よろしく頼むよ。HAHAHAHA」
本当にやることが山ほどあることは、美晴にもよくわかっていたので、その乾いた笑いにもジト目で対抗しただけだった。
来期のダンジョン管理課は、新人を多めに採ることになるだろう。
その時、課長の部屋の入り口の壁がノックされ、振興課の吉田課長が立っていた。
「ダンジョン管理課は、楽しそうでいいですね」
斎賀の乾いた笑い声を聞いたのだろう。嫌味成分がたっぷりねっとりびっちり詰まった視線をこちらに向けてそう言った。
「吉田課長? どうされました? 会議の時間はまだ先だと思いましたが」
「先? ははっ、そんなものがありますかね?」
「どういう意味です?」
吉田は、ゆっくりと斎賀の前まで歩いてきた。
「つい今しがた、31層に派遣している、森光君から電話があったんですがね、一体いつから代々木ダンジョンは携帯が使えるようになったんです?」
「ああ、その件ですか。いや、私も先ほど知ったところでして。実際のところを調査してから発表する予定なのです」
そのセリフに、吉田は、白々しいとばかりに口をゆがめた。
「斎賀課長。これは我々のプロジェクトへの当てつけですか? これを知っていらっしゃったなら、そりゃあ、こちらのプロジェクトに付き合うのは馬鹿らしかったことでしょう」
人生は、何が災いするのか油断がならない。不毛な会議でのやる気のなさそうな態度が、ここに来てこんな効果を上げるなんて、斎賀は予想もしていなかった。
もちろんそういうつもりはみじんもなかったし、ただ、セーフエリアの問題の方がずっと喫緊だっただけなのだが。
「いや、それは誤解ですよ」
「誤解? 現に32層から電話がかかってきましたが? いったいどういう手品なのか、ちゃんと説明していただけるんでしょうね?」
「我々にもタネはわかりません。ただ、突然使えるようになったとしか。それだけです」
「はっ。誰かが神様にお願いでもしたとでも?」
その放言は、非常に近いところをついていたのだが、吉田がそれに気が付くことはなかった。
「まあ、そうかもしれません」
その返事を聞いた吉田は憮然とすると、「会議は中止です。というよりも今回のプロジェクトそのものがすでに無意味なものになる可能性がある。詳細は追ってご連絡します」とぶっきらぼうに言って、くるりと背を向けると足早に去って行った。
「お冠でしたね」
「そりゃそうだろう。自分たちがこれから設置していこうと計画していた基地局が、突然全部不要になったんだ。多少は腹も立つだろうよ」
「だけどそれって、目的を取り違えてませんか?」
「目的?」
「だって、ダンジョン内で通信ができるようにしようというのが目的でしょう? なにもしなくても達成できたんだから喜べばいいじゃないですか。ここで腹を立てたら、まるで機器を設置するのが目的だったみたいに見えますよ?」
美晴の言っていることはこれ以上ないほど正論だ。
だが――
「鳴瀬。世界は正論だけでできてるわけじゃないからな」
「分かってます。課長にしか言いません」
斎賀は美晴の言い草に、呆れたように反応した。
「俺にも言うなよ」
その日の午後遅く、代々木ダンジョン内で携帯電話が使用可能になったことが、正式に告知された。
◇◇◇◇◇◇◇◇
掲示板 【SMDって】Dパワーズ 242【どうなってんの?!】
1:名もない探索者 ID:P12xx-xxxx-xxxx-1623
突然現れ、オーブのオークションを始めたダンジョンパワーズとかいうふざけた名前のパーティが、ついにステータス計測デバイスを売り出した。
その名もSMD-EASYとSMD-PRO。
希代の詐欺師か、世界の救世主か? Dパワーズの行きつく先は?
次スレは 930 あたりで。
…………
206:名もない探索者
SMDって買えた奴いる?
207:名もない探索者
あれは幻。
208:名もない探索者
それは あなたの思い出の中にだけある機械…………
それは‥‥あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影…
209:名もない探索者
クサってやがる。遅すぎたんだ。
210:名もない探索者
2点リーダー2個がリアルww
211:名もない探索者
遅すぎたってなぁ、0時1分にアクセスしたら、すでにすべては売り切れだったぞ。いったい何台作ったんだ、あれ。
212:名もない探索者
慢性的な供給不足にして、飢餓感をあおる戦略なんだよ。
213:名もない探索者
生産量が少なそうなのは確かだ。
214:名もない探索者
株式会社常磐医療機器研究所なんて聞いたことがないからなぁ。研究所に製造ラインなんかあるの?
215:名もない探索者
いや、冷静に考えたら、あれを買いそうなのはニッチな層だろ? 探索者である程度マジにやっている人か、研究者か、そうでなければ物好きだ。少なくても当然じゃないか?
216:名もない探索者
大工場を建てたり、どっかに生産委託したりはしないわな。
217:名もない探索者
家内制手工業で、ちまちま作るってこと?
218:名もない探索者
まあ、最初はそうだろう。
需要は、機能を考えれば、ものすごくありそうな気もするし、使用を考えれば、ほとんどないとも言える。全然分からん。
219:名もない探索者
あと、高いよ……
220:名もない探索者
高いか? 他の誰にも作れない機械だぞ? 車ならポルシェとかフェラーリとか、時計ならパテック・フィリップとか、そういうレベルの機械だろ?
221:名もない探索者
電化製品だと思えば、高――いや、ソナス・ファベールとかマッキントッシュとか、オーディオ機器だと思えばそうでもないか。
222:名もない探索者
そう考えれば35万も分からないでもないか。
後、2年目から有料だぞ。
223:名もない探索者
何が?
224:名もない探索者
サーバーへの接続使用料>有料
225:名もない探索者
サーバー?
226:名もない探索者
サイトの説明を読んでないだろ。
こいつは、単なる計測用のデバイスで、その情報をサーバーに送って解析することでステータスの結果を得られるようになってるらしい。
227:名もない探索者
ああ、スマホの音声認識部分みたいなものか。
228:名もない探索者
そうそう。結構な計算量が必要なんだろ。
229:名もない探索者
そのサーバーの使用料か。
230:名もない探索者
だから転売もできない。利用できるのは登録者のみときたもんだ。
231:名もない探索者
ええ?!
232:名もない探索者
PROの方は複数人が登録できるみたいだから、問題にならないんじゃないの?
233:名もない探索者
最低で280万もするじゃん……個人じゃ買えないよ。
234:名もない探索者
車や時計より安いぞ。あっちは個人で買ってるし。価値観の問題だろう。
235:名もない探索者
資産になるような車や時計と一緒にできないだろ。
で、2年目以降の使用料っていくらなのさ。
236:名もない探索者
500円~。計測する回数によって段階があるけど、出会うやつで会うやつ片っ端から計測したりしなければ、普通は500円で十分間に合うレベルみたいだな。
237:名もない探索者
へー。
238:名もない探索者
ま、どっちにしろ買えなきゃ同じなんですけどね。
239:名もない探索者
なー。
240:名もない探索者
初期ロットが品薄なのは仕方がないだろう。
関連企業や、トップレベルの探索者、それに各国の軍が手ぐすね引いていただろうからな。
241:名もない探索者
そういうところって直接交渉するんじゃないの?
242:名もない探索者
Dパワーズは、そういうことをやってない……というか、あそこには電話が繋がらない。
243:名もない探索者
なんでそんなことを知っている。
244:名もない探索者
いや、業務でちょっと。はっきり言って全くつながらなかった。
245:名もない探索者
留守番電話とか?
246:名もない探索者
いや、そもそも繋がらないんだ。ずっとリングバックトーンが聞こえるだけで誰も出ない。
247:名もない探索者
線が抜けてるんじゃないの?
248:名もない探索者
そんな感じ。だからどんなに権力があっても、誰も連絡の取りようがないと思うぞ。
249:名もない探索者
メールアドレスとかあるんじゃないの?
250:名もない探索者
返事が来たという話を聞いたことがないwww>249
251:名もない探索者
なんだそりゃ。会社とは思えんな。
252:名もない探索者
従業員数1の会社だからなぁ……
253:名もない探索者
マジかよ!?
254:名もない探索者
サイトの会社概要の、従業員数のところに書いてあるぞ。
255:名もない探索者
つまり、中小企業基本法だと小規模事業者扱い?!
256:名もない探索者
こんだけやらかしといて、小規模事業者w
257:名もない探索者
へっへっへ。俺、予約できたぞ。
258:名もない探索者
うぉ! 幻じゃなかったのか!
259:名もない探索者
おちけつ。そいつが幻かもしれん。
260:名もない探索者
どっちよ? E? P?
261:名もない購入者
45回転かよw
EASYだよ。PROを買うのは嫁に止められた。
262:名もない探索者
脳内嫁、乙。
263:名もない購入者
使用にWDAIDが必要だけど、別にDカードはあってもなくても関係ないっぽい。
機器にWDAIDを登録して、SIMカードを指すか、Wi-Fiに接続したら、すぐにアカウント認証が行われて使えるようになるらしい。
264:名もない探索者
WDAIDの再登録は?
265:名もない購入者
できない。特別な手続きが必要になるってよ。
266:名もない探索者
ええー?!
267:名もない探索者
知らなかったのかよ。説明のところに書いてあるぞ?
268:名もない探索者
そんなものを読んでいたら、予約に間に合わないって。
269:名もない探索者
確かに。真面目な奴は損をするってことだ。
270:名もない購入者
今回の予約は、機種を選択した時点で仮予約されるみたいだったぞ。とにかく先にポチって、それからゆっくり入力したが大丈夫だった。
なにしろ入力する項目が多い。
271:名もない探索者
個人3情報とWDAIDくらいじゃないの?
272:名もない購入者
SIMカードの申し込みに必要な項目とかあるんだよ。オプションだけど。
支払い用のカード登録とか、口座登録とか。あと、法人だと他にもいろいろとあるみたいだ。俺はパーソナル区分だからそうでもなかったけどな。
273:名もない探索者
で、いつ来るのよ?
274:名もない購入者
今月中とか書いてあったぞ。正式な発送日は、整理番号別に発表があるらしい。
275:名もない探索者
よし、274のところにSMDが届いたら、オフしようぜ、オフ。
計ってもらおうオフ。
276:名もない購入者
いいぞ。1回500円な。
277:名もない探索者
金取るのかよ!
って、500円なら払っちゃいそうだな。そういう商売が成立する気がしてきたぞ。
35万なら700回計測すれば元が!
278:名もない探索者
残念。JDAが無料の計測サービスを始めるってっさ。
279:名もない購入者
マジかよ?! 俺のはかない野望が……
280:名もない探索者
野望がはかなくてどうするんだよwww
281:名もない探索者
JDAのサービスっていつから?
282:名もない探索者
近日中。さすがにJDAは裏ルートでPROを抑えてるだろう。
283:名もない探索者
裏ルートwww 密輸かwww
284:名もない探索者
よし、発表されたすぐに計測に行こうっと。
285:名もない探索者
戦闘力…たったの5か…ゴミめ…、って言われないようにしないと。
って、最初は混みそうだね。
286:名もない探索者
公開処刑されるのは嫌だな。きれいなお姉さんに、そっと耳打ちしてほしい。
287:名もない探索者
夜のお店か!
代々ダン情報局のコメントに書いとけ。
288:名もない探索者
さーて、盛り上がってまいりました!
…………
皆様のお蔭をもちまして、2020年8月5日に第2巻が発売されることとなりました。
半分ほどが書き下ろしとなっております。詳しくは、https:://www.d-powers.com をご覧下さい。
amazonでの予約は、週明け22日(月)の夕方からだそうです。予約していただけると作者が泣いて喜びます。1巻を購入されていない方は、ご一緒に1巻もいかがですか? ニコっ(スマイル0円)
22日に更新出来たら、もう一度ご案内差し上げます。




