§185 会談(2)
6/12 21:45 次話の都合により時間を1時間ずらしました。
「なにかくっついてきてるな」
結構距離があるにもかかわらず、その3人は、生命探知にガンガン反応していた。
「またですか」
「中国が痛い目にあって、イギリスがそれに続いたってのに、やっぱり探索者ってのはバカなのかな?」
「先輩、それってブーメランというやつでは……」
そう言われれば俺たちは、一度館で命の危険を感じたにもかかわらず、目標がなくてやることがないなんて理由で、わざわざ2度目の館に突入したのだ。
そのおかげで、花園への入り口を見つけられたとはいえ、バカだと言われれば否定できないかもしれない。
「それに、命令に対して平気でヤダって言っちゃうのは、サイモンさんのところくらいですよ」
「いや、あいつら、イエスサー! と言っておいて無視するみたいだぞ」
「もっとたちが悪いじゃないですか……」
確か、それで日本に来たとか聞いたような気がする。
「それで、どうします? もう日が落ちますけど」
「どうするったって、俺たちも忙しいしなぁ……」
昼間にスケルトンを373体狩るのはなかなかの難行だが、夜は密度が違うのだ。
おまけに100体おきの調整まであるのだから、各種のカウントがとても忙しかった。
「それにこいつらは、反応の大きさから考えると並みじゃないぞ。サイモンたち級だ」
「え、じゃあ」
ロシアはミーチャのぶっちぎりワントップだし、アメリカは4人組。イギリスは20位までに二人しかいないし、イタリアと日本は一人しかいない。
同じチームの3人がランクインしているのは、10位・13位・15位のフランスか、11位・16位・19位のドイツかというところらしい。
「今までの連中とは格が違いそうだ。放っておいても大丈夫じゃないか?」
「そうかもしれませんけど、それだと私たちの方が困りませんか?」
「……そいつは盲点だ。んじゃ、ちょっとペースを上げて、奥の方まで突き進もうぜ。経験豊富なプロなら無理はしないだろ」
「間違えて館を召喚しないで下さいよ」
「数をずっと数えていると、なんだかゲシュタルトが崩壊して、よくわからなくなるんだよなぁ」
「先輩……」
◇◇◇◇◇◇◇◇
『連中、スピードを上げたみたいだぞ。このままじゃ、感応レンジから出ちまうぜ』
『いや、そうは言ってもな……』
フランス製のポーターは重厚だったが、その分速度がいまいちだ。
普通に歩く程度なら問題ないのだが、走るほどの速度となると難しかった。
『ドンガメじゃ使えないぞ。要修正依頼だな』
『コンセプトがトーチカだから、高速で連れ歩くことは考慮されていないんだろう』
『ドイツがそんな戦車を作って失敗してなかったか?』
『いつの話だよ』
『賢者は歴史に学ぶものだろ』
フランスチームは軽口を叩きながら、周囲への警戒は怠らなかった。何しろ、夜が近づいた10層のモンスターの数は尋常ではなかった。
同化薬のお蔭か襲われるようなことはなかったが、目的もなく辺りを徘徊している大量のゾンビやスケルトンは非常に不気味だった。
『このままモンスターの中に包まれながら進んで、日が落ちたらまずいんじゃないか?』
ティエリが時間を気にしながら、辺りを見回して、そう言った。
倒しながら来たのなら、後ろのモンスターは手薄になっているだろうが、攻撃されないのをいいことにどんどん進んできているのだ。今や敵陣のど真ん中で孤立しているのと大差なかった。
一斉に襲われたら、3人では手が足りなくなる可能性は高い。
『どこかで背後を守れるような場所を探すか?』
『それじゃ、どっちにしろじり貧だ。先行してる連中はいったいどうするつもりなんだ?』
『追いついて視認できればわかるかもな』
『だが、ここでポーターを置いていくのは、自殺行為だぞ』
日没までは、あと数分だ。悠長に議論している暇はなかった。
『トーチカモードでも移動はできるのか?』
トーチカモードとは、ポーターの前後左右から、特殊なエンプラ(*1)を張り出すことにより、その内側への直接的な攻撃をある程度防げるというものだ。
一種の移動する盾のようなものだと言ってよいだろう。
『もちろんだ。だが、それだと攻撃は銃器に頼らざるを得なくなる』
クァンタンは、マニュアルを思い出しながら、ヴィクトールの問いに答えた。
トーチカの内側から、相手に向かって斧をふるうのはさすがに無理だ。
『やむを得ん。それで押し分けながら連中を追う。用意されているのはすべてホローポイントだから、ワンショットワンキルで移動方向の邪魔な奴だけを優先的に始末する』
『それで、弾薬が尽きたら?』
心配顔のティエリが、横目でヴィクトールを見ながら訊いた。
『戻りのゾンビとスケルトンくらい、近接でなんとかしろ』
ヴィクトールは、ティエリが腰に下げたハンドアックスを指差した。
『ひでぇプランだな、おい』
『素人のふたりパーティにできることが、プロの3人パーティにできなきゃダメだろう』
『そりゃそうだ。だがな――』
『なんだよ』
『――連中、本当に素人なのか?』
ティエリにそう突っ込まれたヴィクトールは、作戦前に渡された資料を思い返していた。
連中はGランクとSランクのペアだ。とは言え、Sなのは商業ライセンスで異界言語理解を取り扱ったからで、長くダンジョンで活動していたわけではない。
だが、女の方は31層の救助に単独で参加していたらしかった。つまり、31層まで単独でたどり着くことができるということだ。
そして、ポータなしの軽装でこのフロアを進んでいる以上、飛び道具でどうにかしているはずがない。ここじゃ、弾丸の絶対数が足りなくなるからだ。
そうだとすると――
『攻撃魔法持ちかもな』
『おいおい。表向き、フランスのダンジョン攻略部隊の攻撃魔法持ちはゼロだぜ?』
つまり、そのくらい希少なのだ。
『ぜひ連中のオークションで、水魔法とやらを落札してもらいたいね』
もしかしたら、あのアズサ・ミヨシが世界ランク1位の探索者なのかもという想像が一瞬頭をよぎったが、目撃情報によると身長も違うし、声も男だったらしい。
『ともかく日没まで時間がない。クァンタン、頼む』
『ホージー(*2)』
クァンタンが返事をして、ポーターのコントローラーを操作すると、サイドからパネルがせり出した。
3人がその内側に入り込むと前面からも2枚のパネルが、後面から1枚のパネルがせり出して、全体として船のような形状になった。
『上は?』
そう言ったティエリに、クァンタンが肩をすくめて答えた時、かすかに残照を残して日没時間が訪れた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「先輩、10層って、広さ的には1層と大差ありませんから、このままだとすぐに端に到達しますよ」
10層のマップは、同化薬が発見されたとき、昼間のうちに走り回ることで一応の完成をみていた。
「10層の端ってどうなってるんだ?」
「壁があったという話は聞かないので、2層同様、無限ループだと思いますけど……」
半径5キロの円だとすると、直径上を歩いて進んでも大体2時間で元の位置だ。
襲ってくるモンスターのことを全く考慮しなければ、だが。
「4時間って微妙だな」
「ついでに詳細なマップも作ってますから、外周付近の行ったことのない場所を目指しましょう」
「夜だけに登場するエリアボスとかいないだろうな?」
「先輩。それ、フラグっぽい」
「やめろよ」
「大体、夜の10層なんて、だれも探索してませんからね。未知の何かがあっても全然おかしく――」
「どうした? ミクマク族の秘密の墓地でも見つけたか?」
「先輩、あれ」
三好が指差したその場所は、遠目に見るだけでは、いくつかの小さな丘が連なっているだけに見える場所だった。
しかし、よく見てみると――
「これ、全部お墓じゃないでしょうか」
「丘陵と言うには小さいか。円墳ってやつか?」
「ぽっこり山と呼びましょう」
「いや、たくさんあるぞ?」
ざっと見ただけでも4~5個はある。もしかしたら、奥にはさらにいくつかあるかもしれなかった。
「じゃあ、アウェンティヌスとかカピトリヌスとか呼びます?」
「なんだそれ?」
「古代ローマの丘の名前です」
「……ポッコリ山に1票」
そんなややこしい名前が覚えられるはずがない。
「先輩。『ぽっこり』は、カタカナじゃなくてひらがなですから!」
「はいはい」
丘同士が向かい合わせになっている谷間の、とても行きづらそうな場所に、入り口のようなものがありそうだ。
なぜ行きづらいかと言うと、谷間になったところに、ゾンビがいっぱい詰まっていたからだ。誰かが通りかかったことがあったとしても、あれには近づきたくないだろう。
「すごく面白そうなのは確かだが、残念ながら調べてる時間はなさそうだな」
「今度こそ、本物のバロウワイトが出てきそうなんですけど……」
「本物ってなんだよ」
確かに屋敷で会ったスケルトンは、スケルタルエクスキューショナー然としていて、バロウワイトっぽくなかった。
本来なら霧と恐怖で相手を支配して、そのまま塚山に引きずり込まなければ。
「むー、仕方がありません。マークだけ……そうだ! 先輩、ここへの転移石を作っておいてくださいよ」
「まあ、魔結晶も結構ゲットできてるし、いいけどさ」
魔結晶のドロップ率は、以前立てた仮説通り、基本ドロップ率×(LUC÷100)くらいだった。スケルトンのBDR(基本ドロップ率)は、大体0.25だ。
俺のLUCは100なので、ほぼ4体に1個、魔結晶が手に入った。
周囲では相変わらずカヴァスたちが大暴れしている中、俺は、この一週間ですっかり手慣れた様子で転移石を何個か作ると、三好がそれにマジックでどくろマークの書き込みを行った。
塚人のつもりなのだろうが、使ったら死にそうだぞ、それ。
「よし、ちょっと遅れたから、ペースを上げるぞ」
「了解です」
ぽっこり山なんてひどい名前を付けられた墓の呪いか、その後すぐの100匹目に、バーゲストは現れなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇
『くっそ、どうなってんだ、このフロアは!』
倒しても倒してもやってくるアンデッドの群れは、さながらB級ホラーの様相を呈していた。
しかもゾンビの臭いには閉口させられる。倒したものは消えてなくなるが、すべてを倒している余裕などないのでなおさらだ。
『こいつら、いったいどこからわいてくるんだ?』
『そりゃ、墓の中からってのが定番だろ』
日没から2時間が過ぎたが、未だにレンジ内に先行する二人を捉えることはできていなかった。
『残弾数はどうなってる』
『あと6割ってところだな』
『このまま進めば、帰りは肉弾戦になるかもなぁ……』
ティエリが情けない声でそう言った。
弾薬が半分になったところで引き返すべきかどうか、ヴィクトールは悩んでいた。
そもそもこの任務は、最初から怪しかったのだ。
作戦行動中に突然の命令変更、しかもその内容が、Dパワーズの後を追いかけて接触する何かを確認し、可能ならその何かに接触する、だ。
何かとはなんだ? あまりに漠然とし過ぎていて、適切な装備を選択するのも難しかった。
『しかし、こんな場所で、一体何に接触するって言うんだろうな』
『去年亡くなったおばあちゃんに違いない』
思わずこぼれたヴィクトールの言葉を、ティエリがまぜっかえす。
もちろんそれを調べるのも任務のうちなのだが――
『しかし、連中は完全にレンジ外だ。どこかで道を外れられたらどうしようもないぞ』
クァンタンが、新しい弾薬をポーターから取り出して、ヴィクトールに渡しながら懸念を表明した。
それを受け取ったヴィクトールは、今まさに、彼の肉をかじろうと、正面のエンプラに張り付いたゾンビの頭を、銃眼からのショットで吹き飛ばしながら彼に答えた。
『モンスターの少ない方向はわかるだろ?』
『あ? ああ、まあそのくらいなら』
追いかける俺たちですらこのありさまだ。先行している連中には、もっと多くのモンスターたちが群がっていることだろう。
ポーターでガードしていても進むのが大変なのだ、それがなくても進めるってことは、出てくる敵をすべてなぎ倒しているに違いない。どうやってだかは知らないが。
『それがやつらの足跡だ』
◇◇◇◇◇◇◇◇
22時になるころ、俺は、400匹目の調整を行っていた
「今のところ魔結晶は、都合、90個くらいですね。あと、ポーション(1)が7本です」
「まあまあか?」
「LUCが400くらいあると、スケルトンを倒すたびに魔結晶をゲットできて、ウハウハなんですけどね」
「それはそれで楽しそうだが、この先絶対困ることになりそうだからNGだな」
オーブ取得のスケジュールは、思ったよりもうまくいっていない。今のところバーゲストは3頭登場したが、丁度いいカウント数で発見されたのはたった1頭だ。
霧で視界が悪くなるし、さすがに、70体以上を倒すまで、現れたバーゲストを引っ張るのは面倒だったのだ。
「仕方ない。そろそろ館を出す準備をするか」
「準備って、なんです?」
「ちょっとだけドリーを出して、中で休憩とか?」
「そういえば、おなか減りましたね。豚串食べたっきりです」
「そうだな」
追いかけてきていた連中は、まだ探索範囲よりも外にいるらしい。
道からも外れているし、おそらく撒いたんじゃないかと思いたい。
適当に開けた場所を見つけた俺たちは、館突入前の休憩をとることにした。
◇◇◇◇◇◇◇◇
『残り3割と少しだ!』
クァンタンが、ふたりに弾薬を私ながらそう報告した。
そろそろ追いかけ始めて5時間だ。結局、ヴィクトールたちは、引き返すことをやめて、三好たちを深追いしていた。
周りにゾンビとスケルトンしかいなかったことと、思ったよりもトーチカの盾が丈夫だったことで、いざとなったらこの中で亀のように縮こまりながら朝を待って、同化薬で戻ることも可能そうだったからだ。
『エンプラが思ったよりも頑丈で助かった』
『足が遅いだけのことはあるな』
『それ、褒めてるのか? しかし、視界を確保するためとは言え、縮こまるのに透明なのは落ちつかないけどな』
その時墓の間に、白いものが漂い始め、這いずるタイプのゾンビの姿を隠し始めた。
『おい! なんだ、この霧は』
『拙いな。こりゃ、バーゲストのお出ましっぽいぞ』
だんだん濃くなっていく霧の向こうから、鎖を引きずるような音が聞こえてくる。
『くそっ、いつもの装備なら離れてたっぷりと鉛弾を食わせてやるんだが……』
『それより、バーゲストってのは、あまり強力でないモンスターの範疇なのか?』
バーゲストは、その大きさや召喚するヘルハウンドの群れのことを考えれば、十分に強力なモンスターと言えた。
複数で登場することはほぼないため、大抵は近づかれる前に弾幕で制圧してその脅威から逃れていた。
『そいつは微妙なところだ』
そう言った瞬間、斜め後方から、黒い塊が突進してきて、ガツンという音と共にポーターが斜めにずれた。
『うぉっ!』
『なんだ?!』
それは1頭のヘルハウンドだった。
それを見たヴィクトールが叫んだ。
『足下に魔法陣が広がらないか注意しろ!』
ヘルハウンドの召喚位置は不定だ。もしもシールドの内側に召喚されたりしたら、目も当てられない事態になる。
幸いヘルハウンドの召喚には魔法陣がくっついている。それを見てから移動するくらいの時間はあるのだ。
霧の中から定期的にヘルハウンドの突進が行われる。
そのたびに、ポーターが揺れ動き、移動のタイミングによってはひっくり返されそうになる。
『こいつは、ホント拙いな』
突進してくるヘルハウンドを銃撃しようにも、斜線に自由度がなさ過ぎて、当たりそうになかった。
クァンタンは、すでにポーターの移動を止めて、シールドを利用して踏ん張る体制にセットしていた。
後は銃眼から狙いをつけながら、ヘルハウンドが目の前に現れるのを待つしかなかった。
しかしあまりそちらに気を取られて、シールドの隙間に近づきすぎると、そこからゾンビの手が伸びてくる。
捕まってしまえば、その手も脅威だった。
『ヘルハウンドでこれじゃ、バーゲストの突進は防げないかもしれないぞ』
『おいおい、ここでトーチカごとひっくり返るのは勘弁してくれよ……ゾンビに生きながら食われるのは嫌だ』
そこで、ひときわ大きな咆え声が聞こえて来たかと思うと、霧の中から巨大な体が突っ込んできた。
それは四トントラックが全力でぶつかってくるようなものだった。
ものすごい音と共に、サイドのシールドを支えるアームが曲がり、ポーターが浮き上がりかけた。
『ヴィクトール! こいつは無理だ! 次はもう持たん!!』
アームが曲がってシールドが浮き上がった、その下からゾンビが這いずって入ってこようとするのを、銃弾で吹き飛ばしながらクァンタンが叫んだ。
『くそっ、こうなったら倒された瞬間にうって出るぞ!』
ヴィクトールたちは覚悟を決めて、持てるだけの銃弾をアーマーのポーチに詰めまくった。
霧の中でうごめいている、赤い光がいくつも交錯し、もう一度大きな咆え声が上がった時――
『え?』
突如として足下にいたゾンビたちが、後ろへと下がって行った。
赤い光が消えて、霧が徐々に薄れていく。その霧の向こうに、数多いたアンデッドの群れは、静かに地面の下へと消えて行った。
ヴィクトールたちには、何が起こったのか分からなかったが、何かが起こったことだけは理解できた。
『なんだ? いったいどうなってんだ?』
うーうー呻る、ゾンビどもの耳障りな声が、きれいさっぱりと消えてなくなり、あたりは静寂に支配されていた。
『何が起こったのかはわからんが、どうやら助かったことだけは確かだな。今のうちに逃げ出すか? それとも――』
ティエリが、俺たちが進んでいた方向に目を向けた。
『行けるところまで行くのはいいが、もう足跡がなくなっちまったぜ?』
モンスターが影をひそめてしまった以上、それらが少ない方向も分からない。
彼らは、一瞬躊躇したが、せめて向かっていた先にある丘の上から、その向こうを見下ろしてみることにした。
丘の上に登ると、その先は、なだらかに下っている広大な墓地だった。
『あまり変わり映えはしないようだが』
『おい、ありゃなんだ?』
クァンタンが指さした方向の、はるか先にある丘の影に、尖塔のようなものが見えていた。
ヴィクトールはすぐに双眼鏡を取り出すと、その尖塔に焦点を合わせた。
『洋館だと? こんな場所に?』
彼らは引き返すべきか進むべきか、難しい選択を迫られていた。
*1) エンプラ
エンジニア・プラスチックのこと。
本来は、耐熱性を上げたプラスチックを一般にこう呼ぶが、ここでは金属としての特性を持たせた軽い素材として開発されたものだろう。
*2) ホージー roger
ラージャーのフランス読み。
Rは口蓋垂摩擦音なので、ガラガラと空気でうがいをするような音なのだが、慣れるまではなかなか日本人には発音が難しい。
H音とK音の中間、ちょっとH寄りくらいに聞こえるのだが、大体H音のつもりで発音すると、比較的近い音になる。
ちょっと仕事が忙しくて、土日も作業がありそうなので、適当に時間の空いたときに書いてみたらですね、とびとびになって、以前書いた内容のディテールを忘れているんですよ! 毎回読み直すって、能率悪!(ついでに頭も)
そんな感じなので、しばらく週2くらいになっちゃうかもしれません。
仕事がヒマ、もとへ、ふつーになるのを祈っていてください。




