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悪役令嬢は氷結の戦乙女  作者: marumarumary
第一部 氷結の戦乙女
5/34

3人の男

時間が無く、少し雑になりました。

後日修正するかもしれません。

~~~王太子の部屋~~~~


ジーク目線


「それで? 結果を聞こうか?」

ジークは、次期宰相であり最も信頼する友であるオクティビアを前に、少々苛立っていた。


「想定どうりさ。」

オクティビアは自慢げに続ける。

「しかし、婚約者には勧められないな。」


「・・・理由を聞こうか。」


「見目麗しく、教養があり、機転も利く、そして魔術も嗜む。

 だからこそ、妃として王室に閉じ込めておくことはお勧めできない。」


「引っかかる言い方だな。

 言っておくが、王太子妃であろうが、王妃であろうが自分の妻は自分で決める。

 ・・・それにしても魔術か、適材適所と言う点では確かにそうだが、このまま手放すのもな。」


「うむ、友とするには良いかもしれないぞ。

 彼女は、王太子妃の座には興味が無い様だったしな。」


「友か・・・友と言うには可愛い過ぎる。

 私が、友に留めていれば誰に取って都合が良いのかな?

 まさか、公爵家に迎え入れる気ではないのだろうな。」


「それもあり得るが、そこは彼女次第というところさ。」

オクティビアは全く悪びれずに言い放った。


「ふむ。それはそれで面白くないな。」

(それに、この私がダンスをすっぽかされたのだ。少々モヤモヤするのは確かだ。)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


アレン目線


はっきり分かった。

今日こそ確信した。

今までも薄々感じてはいたが、お嬢は他の令嬢とは全く違う。

社交の場であり、公然の相手探しの場にも拘わらず、男をそういう目で見ていない。

ひょっとして興味がないのではないかと思ってしまった。

内心、俺にだけかと思っていたが、そうでは無い様なので一安心だ。

イヤ、安心では無い。その方が問題だ。

しかし、王太子と公爵令息の関心を買ったのは流石だ。

このお嬢の勢いに乗っかって行けば、俺の将来は順風のはずだ。

きっと上手くいく、あそこから抜け出してみせる。

・・・が、なぜかモヤモヤが治まらない。

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