3人の男
時間が無く、少し雑になりました。
後日修正するかもしれません。
~~~王太子の部屋~~~~
ジーク目線
「それで? 結果を聞こうか?」
ジークは、次期宰相であり最も信頼する友であるオクティビアを前に、少々苛立っていた。
「想定どうりさ。」
オクティビアは自慢げに続ける。
「しかし、婚約者には勧められないな。」
「・・・理由を聞こうか。」
「見目麗しく、教養があり、機転も利く、そして魔術も嗜む。
だからこそ、妃として王室に閉じ込めておくことはお勧めできない。」
「引っかかる言い方だな。
言っておくが、王太子妃であろうが、王妃であろうが自分の妻は自分で決める。
・・・それにしても魔術か、適材適所と言う点では確かにそうだが、このまま手放すのもな。」
「うむ、友とするには良いかもしれないぞ。
彼女は、王太子妃の座には興味が無い様だったしな。」
「友か・・・友と言うには可愛い過ぎる。
私が、友に留めていれば誰に取って都合が良いのかな?
まさか、公爵家に迎え入れる気ではないのだろうな。」
「それもあり得るが、そこは彼女次第というところさ。」
オクティビアは全く悪びれずに言い放った。
「ふむ。それはそれで面白くないな。」
(それに、この私がダンスをすっぽかされたのだ。少々モヤモヤするのは確かだ。)
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アレン目線
はっきり分かった。
今日こそ確信した。
今までも薄々感じてはいたが、お嬢は他の令嬢とは全く違う。
社交の場であり、公然の相手探しの場にも拘わらず、男をそういう目で見ていない。
ひょっとして興味がないのではないかと思ってしまった。
内心、俺にだけかと思っていたが、そうでは無い様なので一安心だ。
イヤ、安心では無い。その方が問題だ。
しかし、王太子と公爵令息の関心を買ったのは流石だ。
このお嬢の勢いに乗っかって行けば、俺の将来は順風のはずだ。
きっと上手くいく、あそこから抜け出してみせる。
・・・が、なぜかモヤモヤが治まらない。
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