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悪役令嬢は氷結の戦乙女  作者: marumarumary
第一部 氷結の戦乙女
21/34

ランチタイム ~平和なお昼休み~

傘ネタ引っ張ります。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

~王立学園 お昼のランチタイム~


さすが、王立学園、昼食は食堂のテラスでゆったり食べられる。

で、何故かいつもこいつが傍にいる。


「ランバート、貴方飽きないわね。」(もぐもぐ)


「いいじゃん。カサンドラだって、他に友達居ないだろ?」(もぐもぐ)


「・・・誰のせいよ、もう。」

(このまま女子トークをすることなく学園生活が終わってしまうのかしら。もぐもぐ)


「まぁ、そう言うなよ。

 俺だって、これでも気を使っているんだぜ。」


「そうなの?(そうは見え無いけど)」


「例えばだな、、、傘、その傘いつも持ってるだろ?」


「ええ。」


「最近、学園の女子で傘持つの流行ってるだろ?」


「そ、そうなの?知らなかったわ。」


「だから、新しいの買ってやろうかと思ってよ。」


遅れて来て、今しがた座ったアレンが突っかかる。

「待て待て、ランバート、お前

 それ意味分かって言ってるのか?」


「わ、分かってるさ。

 だから、渡せ無いんじゃん。」


「ふん、まずお前は魔法を人並みに使えるようになれ!

 それで、俺とオクティビア様とジークフリート様に勝てたら渡しても良い。

 まあ、そんな事は絶対ないけどな。」


「な!何!何じゃそれ。

 ハードル高すぎ。」


アレンは、少し身を避ける。

(汚え~、つば飛ばすなよ! ランバート!)


「ちょっと待ってよ。

 今のどこが私に気を使っているって話なの?」

堪らず突っ込むカサンドラ。


「だから、気を使って渡せ無いんじゃん⤵。」


「「・・・は?」」


「いや、要らないから。

 だってもうあるんだもの。2本も要らないわよ。

 ランバートは、ちゃんとした人にあげなさい。」


「ちゃんとした人って誰だよ。

 と言うか、それって誰かに貰ったって事?」


「、、、、⤵ 」

ちょっと気恥ずかしそうに沈黙で答えるカサンドラ。


「そうだよ!」

アレンが代わりに答えてくれる。


「誰?」


「知りたい?」


「もちろん!」


「知らない方がいいぞ。」


「ここまで引っ張って教えろよ。」


「、、、国家権力。」


「え?なんで、”深窓の令嬢”だったんじゃねーの?

 王子とどこで知り合うんだよ?」


「強制参加の舞踏会だ。」


「まさかそれ一発で?」


(人聞きの悪い言い方ね。もぐもぐ)

聞き流しながらもランチを頬張るカサンドラ。


「まあ、それ以後も色々あったんだよ。」


「いやいや待てよ。

 それじゃ、この傘持ち歩いてるって事は・・・そう言う事?」


アレン

「そこまでじゃないよ。でも、良い気はしないな。」


「うん。」

大きく頷くランバート

「じゃー、カサンドラはなんでそれを持ち歩いてるの?」


「そう言う約束だから、、、。」


(意外と従順なんだな。)と思うランバート。

(呼び捨てが定着してるな。)と思うアレン。


ランバート

「うん、分かった。

 やっぱり、俺、勇者になるわ。

 それなら、文句ないだろう。」


「え!勇者になるのね!

 やったー!

 その意気よ!

 私、応援するから!」


アレン

「キャシー、待って。

 今の、話の流れ分かってる?」


「分かってるわよ。(失礼ね)」


「こいつの動機は、すご~く不純なんだよ?」


「なんでも良いのよ!

 勇者になって世界を救ってくれれば!」


アレン

(この辺りはいつも雑だよなキャシーは・・・。)


ランバート

「やっぱり~!、ほら、あの時言った”世界と私を救って”は、

 本当だっただろ? アレン!」


「いや、それは違うだろ、”世界とヒロインを救って”だ!」


「だから、そのヒロインって言うのがだな・・・カサンドラのことで・・・。

 少なくとも俺の中では・・・。」


私は、しばらく聞いていたが、ランチも食べ終わりバカバカしくなったので、

仲良し小好しの二人を置いてさっさと教室へ戻った。


アレンも一応食べてはいます。

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