ランチタイム ~平和なお昼休み~
傘ネタ引っ張ります。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
~王立学園 お昼のランチタイム~
さすが、王立学園、昼食は食堂のテラスでゆったり食べられる。
で、何故かいつもこいつが傍にいる。
「ランバート、貴方飽きないわね。」(もぐもぐ)
「いいじゃん。カサンドラだって、他に友達居ないだろ?」(もぐもぐ)
「・・・誰のせいよ、もう。」
(このまま女子トークをすることなく学園生活が終わってしまうのかしら。もぐもぐ)
「まぁ、そう言うなよ。
俺だって、これでも気を使っているんだぜ。」
「そうなの?(そうは見え無いけど)」
「例えばだな、、、傘、その傘いつも持ってるだろ?」
「ええ。」
「最近、学園の女子で傘持つの流行ってるだろ?」
「そ、そうなの?知らなかったわ。」
「だから、新しいの買ってやろうかと思ってよ。」
遅れて来て、今しがた座ったアレンが突っかかる。
「待て待て、ランバート、お前
それ意味分かって言ってるのか?」
「わ、分かってるさ。
だから、渡せ無いんじゃん。」
「ふん、まずお前は魔法を人並みに使えるようになれ!
それで、俺とオクティビア様とジークフリート様に勝てたら渡しても良い。
まあ、そんな事は絶対ないけどな。」
「な!何!何じゃそれ。
ハードル高すぎ。」
アレンは、少し身を避ける。
(汚え~、つば飛ばすなよ! ランバート!)
「ちょっと待ってよ。
今のどこが私に気を使っているって話なの?」
堪らず突っ込むカサンドラ。
「だから、気を使って渡せ無いんじゃん⤵。」
「「・・・は?」」
「いや、要らないから。
だってもうあるんだもの。2本も要らないわよ。
ランバートは、ちゃんとした人にあげなさい。」
「ちゃんとした人って誰だよ。
と言うか、それって誰かに貰ったって事?」
「、、、、⤵ 」
ちょっと気恥ずかしそうに沈黙で答えるカサンドラ。
「そうだよ!」
アレンが代わりに答えてくれる。
「誰?」
「知りたい?」
「もちろん!」
「知らない方がいいぞ。」
「ここまで引っ張って教えろよ。」
「、、、国家権力。」
「え?なんで、”深窓の令嬢”だったんじゃねーの?
王子とどこで知り合うんだよ?」
「強制参加の舞踏会だ。」
「まさかそれ一発で?」
(人聞きの悪い言い方ね。もぐもぐ)
聞き流しながらもランチを頬張るカサンドラ。
「まあ、それ以後も色々あったんだよ。」
「いやいや待てよ。
それじゃ、この傘持ち歩いてるって事は・・・そう言う事?」
アレン
「そこまでじゃないよ。でも、良い気はしないな。」
「うん。」
大きく頷くランバート
「じゃー、カサンドラはなんでそれを持ち歩いてるの?」
「そう言う約束だから、、、。」
(意外と従順なんだな。)と思うランバート。
(呼び捨てが定着してるな。)と思うアレン。
ランバート
「うん、分かった。
やっぱり、俺、勇者になるわ。
それなら、文句ないだろう。」
「え!勇者になるのね!
やったー!
その意気よ!
私、応援するから!」
アレン
「キャシー、待って。
今の、話の流れ分かってる?」
「分かってるわよ。(失礼ね)」
「こいつの動機は、すご~く不純なんだよ?」
「なんでも良いのよ!
勇者になって世界を救ってくれれば!」
アレン
(この辺りはいつも雑だよなキャシーは・・・。)
ランバート
「やっぱり~!、ほら、あの時言った”世界と私を救って”は、
本当だっただろ? アレン!」
「いや、それは違うだろ、”世界とヒロインを救って”だ!」
「だから、そのヒロインって言うのがだな・・・カサンドラのことで・・・。
少なくとも俺の中では・・・。」
私は、しばらく聞いていたが、ランチも食べ終わりバカバカしくなったので、
仲良し小好しの二人を置いてさっさと教室へ戻った。
アレンも一応食べてはいます。




