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燃焼少女  作者: まないた
停滞した少女
45/52

045

 

「ん、んっ! ……ぷは」

 

 逃げ出した先にあった森の中を彷徨い、たまたま見つけた川に顔を突っ込んで喉を潤すと、その場で一息ついた。

 

 ここまでで残ったのは、私一人だけ。

 村では人に、そして外へ出れば魔物に襲われ、最初は二十数人いた皆はいなくなってしまった。

 もう、私だけ。

 

 顔を上げると、水面に映る薄汚い痩せた少女がいた。

 あはは……確かにこんな人、誰も好きになってくれたりしないよね……。

 

 もうどこへも行き場が無い。

 多分このまま逃げ続けても、どうせ魔物に遭遇して殺されてしまうか、あるいは人に見つかって捕まってしまうんだろう。……いや、それよりも先に、飢えで動けなくなる方が早いかもしれない。

 

「まただ……うぅ、さむい」

 

 私は震えだした自分の体を抱きしめ、暖を取ろうと足を曲げて小さくなる。

 今までもこの様な事は頻繁に有り、その度に私はこの姿勢で、感じる寒さを耐え凌いでいた。

 

「寒いっ……さむいよ……」

 

 だがそれで暖が取れるはずも無く、かといって他に出来る事も無いので、カチカチと鳴り続ける奥歯の音を聞きながら、寒さが過ぎ去るのをひたすら待つ。

 

 もう嫌だ。

 お腹もすいたし、これからどこへ行けば良いのか分からない。だったらもう、この中に飛び込んで終わらせてしまった方が……。

 

 ……あぁそうか。本当は皆もう分かっていたから、ここに居ないのかも知れない。気づいてなかった私だけ、だからここまで来て独り取り残されたんだ。

 うん、咄嗟の思い付きだったがとても良い考えに思えてきた。震えは止まらないけど、私も……もう良いよね?

 

「ひっ、ぐすっ、さむい」

「そうかしら?」

 

 ふいに、上の方から声が聞こえた。

 

「ここは結構暖かいと思うのだけれど……」

「あう、え……?」

 

 私が蹲って考え事をしている内に、気づけばいつの間にか誰か近くまで来ていたようだ。

 そうして声の聞こえたほうを見上げると、そこには――……

 

 

 

 

 

「"――ス、アリス?"」

「っ! "なにー?"」

「"聞こえているのなら返事をしなさい。前から魔物が近づいていますよ"」

「"あ、うん、そうだね"」

 

 急に声を掛けられ、少し驚いてしまった。これは……テスラの『情報伝達』か。

 どうやら道中、特に気にかけることも無く進んでいたせいで、気づけば物思いに耽ってしまっていたみたいだ。

 

 エリスちゃんと別れた後は少し休憩をとると、テスラを含めた他の冒険者を引き連れ、出口へと向かっていた。

 直線的な距離を考えて真ん中の道を選らんでいたのだが、エリスちゃん達が殲滅した甲斐あってか、ここまでくるのに全く魔物と遭遇する事無く進められていた。

 

 陣形はあーちゃんが先頭を歩き、最後尾をテスラが挟んで進行。他の冒険者達を挟むようにして進んでいる。

 

 注意喚起を受けた後もそのまま進んでいると、テスラの言った通り前方から三匹もの魔物が姿を見せた。進んだ距離は大体間も無く分岐点に出る所だと思う。どうやら休憩している間に回りこまれたみたいだ。

 ……タイミングとしては悪くない。むしろ魔物が一匹もやってこなかったら別の手段を考えなければならなかったので、良かったとも言える。

 

 そう考えながら魔物を眺めていると、後ろが騒ぎ出した。

 

「ま、魔物だ!?」

「くそっ、四肢落とし達め、全部始末してないのかよ! 使えねぇ」

「おい! お前が助けてくれるんだろうな!?」

 

 勝手な人達だ。むしろここまで魔物と出会わなかった事を感謝すべきだろう。

 外はやはり変わらない。あーちゃんが以前過ごしていた頃と全く同じで、暖かくない人ばかりだ。

 

 やっぱり付いて来て良かった、エリスちゃんにはこんな世界なんて必要無い。

 魔物の登場でようやく場が整ったので、まずはきてくれた魔物達へ『精神干渉』を使う。

 

「おい、何をしている?」

「早く行けよ、っ! 魔物がこっちに!?」

「……『障壁を為し 向かい来る脅威を阻め』」

 

 周りの人達が何やら言ってきている様だが、構わず魔法の詠唱を続ける。

 

「『第二節魔法 アクアカーテン』」

 

 魔法の発動と同時に、向かって来ている魔物のさらに向こう側で水の壁が現れる。

 その水壁の出現に、魔物達は一瞬振り返って一瞥すると、すぐに目標をこちらに戻して突っ込んできた。

 

「……はぁ?」

「これって……」

 

 一瞬の空白の後、冒険者達は状況の理解が追いつき慌てた様子で騒ぎ出したが、意図して彼らの反応を無視し、テスラのいる後方へ振り返る。

 

 ……さて、魔物に対しての仕込みは終わった。

 そうして次の行動の為、お面を外して歩みを進め始めようと足を踏み出す……が、数歩目で何者かにより道を遮られた。

 

 視線を上げると、五人の冒険者が目の前に立ち塞がって武器を抜き放っており、なぜか揃ってこちらを睨んでいる。

 魔物との距離もそんなに無いと言うのに、この人達は一体何をしているのだろうか?

 

「てめぇ、どこいく気だ?」

「これでどうやってアイツらを倒すんだよ!?」

「早くしねーとこっちにきちまうだろ! どうにかしろ」

「何とか言えこら!」

「……」

 

 感情を読むと、どうやら武器をちらつかせれば怯えて動くとでも思っているようだ。

 彼らの行動には妙な勘違いがあるように思える。そもそもあーちゃんは、コイツらを助けるとも安全に出口まで案内するとも言っていない。それにその程度の脅しに屈する人が、魔物相手に勝てる訳が無いだろう。

 

 まぁいいか、邪魔だしとりあえずどいてもらおう。

 

「ほら、魔物はあっち」

「あ?」

 

 あーちゃんがそう伝えると、彼らは揃ってぽかんとした表情になる。

 だが一瞬の内に冒険者達は表情を引き締め、指し示す方から向かいくる魔物を見ると、武器を構え始めた。

 

「ん、そうだな」

「来るぞ、構えろ!」

「うぉぉおおー!!」

 

 そうしてすぐに陣形を組むと、そのまま大声を上げながら魔物へと向かって駆けていった

 

 ……これでしばらくは些事に煩わされる事無く確認が出来る。

 障害物達は自ら立ち退いていったのを見送ると、止めていた足を再度動かし、テスラの元へと向かう。

 そのまま彼女と数歩分の距離まで来た所で立ち止まった。

 

 彼女はお面を付けたままなので表情までわからないが、今の行動に対し特に慌てた様子は無さそうだ。

 

「"……『精神干渉』ですか?"」

 

 テスラはいつも通りの落ち着いた調子で、そう聞いてきた。

 彼らの態度が急変したのを見て、固有魔法によるものだとすぐに察したようだ。……とは言え分かって当然か。テスラとの付き合いもそれなりに長いので、隠す事無く笑顔を作って答える。

 

「うん、あーちゃんから魔物へ興味を移しちゃった」

 

 この固有魔法は、その名の通り他人の精神へ干渉する力。

 エリスちゃんは有効範囲内の感情を読む事にしか使っていないようだが、本来の使い方はもっと別にある。

 

 この魔法では、目を合わせた相手の感情を増幅、減退させる事が出来る。実際は声の届く範囲であればある程度干渉出来るのだが、それよりも目を合わせた方がさらに弄れるので、使う時にはほとんど目を合わせてから使っていた。

 それも今使ったように一つ一つの感情に対して発揮出来る為、こうやって自分への感心を減らして別のものへの感心を増加させれば、簡単に抱いている感情の矛先を変えられる。

 

「"どういうつもりなのですか?"」

「……」

 

 彼女の続く問いに対し、今度は何も返さず無言で見つめる。

 

 ここまで近づいて来ていれば、肉声でも十分会話は出来る筈だ。それなのにわざわざ魔力まで使って『情報伝達』で話しかけているという事は、恐らくそれなりの理由があるのだろう。

 そしてその理由も何となく分かる。

 

「……無駄だよ。今のエリスちゃんそれ所じゃないみたいだから、この会話も聞こえてないよ?」

「っ!」

 

 思わず、といった様子で息を飲む彼女の様子を見て確信する。

 やはりエリスちゃんにこの会話を届けようとしていたみたいだ。テスラがこちらの『精神干渉』を知っている様に、あーちゃんだって彼女の『情報伝達』についてよく知っている。

 

 例えば転移させたり、声を届けるなども出来るのでとても使い勝手が良く、さらに戦闘でも役に立つ事を知っている。……だがそんな固有魔法にも多少の欠点はある。

 

 転移の魔力消費が激しい事もそうだが、それ以外にも指定する位置が分からなければ使えない。

 先程エリスちゃんと別れる前、ヘルムトラウトにだけ聞こえるようにしてたのと同じ事が出来れば一番良かったのだろうが、今のテスラにはそれが出来ない。エリスちゃんの『技能共有』によって大体の位置は分かっても、使用する正確な場所までは割り出せないからだ。

 しかもエリスちゃんは既に、何度か『情報伝達』を使っている。一度も使っていなければあるいは、位置が正確に把握出来たのかも知れないが……合流してからも補給をした所を見ていないので、お面といった受信出来る物がなければ、間違い無く不可能だ。

 

 だからこそ、こうして仕方なくお面を通して喋り掛けようとしていたのだろう。

 だが今のエリスちゃんの感情は焦燥と辛苦に染まっているみたいなので、とても冷静に話を聞いていられる状態ではないと思う。

 そんな状態だからか、まだ今は場所を移動していないようだけど……いずれ持ち直してこちらに向かってくると考えられる。あまりここで時間を掛けられないか。

 

「テスラ、もう邪魔しないで」

「何の事ですか?」

「……テスラだって分かってるよね? 外側の人達が邪魔にしかならない事」

「それで、ここの人達を始末するのですか?」

「そうだよ……『障壁を為し 向かい来る脅威を阻め』、『第二節魔法 アクアカーテン』」

 

 今度はテスラの後方にある通路も、塞ぐように水の壁を張る。

 これでここにいる冒険者達は前も後ろも水の壁に阻まれ、ここから抜け出す事が出来なくなった。

 後はこちらから何かしなくても、既に『精神干渉』を仕掛け終わっている魔物たちが、強い感心を向けている冒険者達相手にやってくれるだろう。

 

「良いのですか? ここの人達を外に出す……という話でエリス様と別れた筈ですが」

「それはあの三級冒険者が勝手に言ってきた事で、そうさせたのはテスラだよね」

「……」

 

 そう言って反応を覗うが、テスラは『精神干渉』を警戒してか、お面をつけたままで表情が見えない。加えて彼女の感情は特に読みにくいので、こうしていても何を考えているのかが分からない。

 こうして悠長に会話をしているが、今は腹の探りあいをしている時間も惜しい。とりあえず先に、目を塞いでいるお面から外してしまおう。

 

「お前は……」

「おいお前ら何やってるんだ!? こっちにきて手伝え!」

 

 ……あぁそういえば、まだ『精神干渉』を受けていない人達がいたか。

 そう思い視線を向けてみれば、一人見たことある様な顔があった。どこだったか? あぁ、確か武器屋で……。名前は思い出せないが、その男はお面を外したあーちゃんの顔を見て、少し驚いた様な表情をしている。

 

「だから魔物はあっちだってば」

「そういえばそうだな……よしっ、取り囲んで倒すぞ」

「あぁ! 何だか今なら楽勝で倒せる気がするな」

「行くぞ!!」

 

 改めて冒険者一人一人に目を合わせ魔物を指さしてやると、先程立ちはだかった冒険者達と同じようにして、すぐに体の向きを変えて特攻を始めた。

 テスラには言っていなかったが、興味のすり替えと同時に気分の高揚と恐怖の払拭も行っているので、こういった場合にはとても扱いやすい。

 あーちゃんへ一番感心が強かった男も、やはり魔物を倒さなければという感情が強かったようで、他の冒険者達と同様に武器を担いで走り出していた。

 

 ……所詮、他人への関心などその程度のものだろう。他人への感心が薄ければ薄いほどこの『精神干渉』で操り易い。対象への確固たる気持ちが無ければ、魔法に抗うどころか、違和感にだって気付けないのかもしれない。

 

 そんな彼らを見送ってからテスラへ視線を戻してみると、こちらを背にして水壁の向こうへと転移しようとしていた。

 

「『情報伝達 ショート――』」

 

 当然逃がさない。

 

「『スノウ・エフェクト』――止まれ」

「――っ!」

 

 簡単な詠唱と共に白く小さな魔力の粒が舞い上がり、あーちゃんの言葉通りにテスラの動きが止まる。危ない、もし彼女に魔力が残っていれば、こうして捕まえられなかったかもしれない。

 

 止まった彼女の元へゆっくりと歩いて近づくと、彼女はそのままの姿勢で口を開いた。

 

「……少し、遅かったですか」

「うん、逃げたらだめだよ? テスラには選んで貰わないといけないから」

 

 そのまま動けない彼女の前へと回り込み、ゆっくりと振り返る。

 

「……ここで私を殺すつもりですか?」

「まさかー。だってそんな事したら、『技能共有』で繋がってるエリスちゃんにも気付かれちゃうよ。……だから、選んで」

「選ぶ?」

「うん」

 

 テスラの言葉に笑顔で頷き、軽い足取りで目の前まで行くと、彼女のお面に手を掛ける。

 

「このままここでゆっくりと忘れられていくか、それとも一度生まれ変わって、三人だけで一緒に生きていくか……好きな方を選ばせてあげる」

 

 言葉の終わりと同時に、テスラのお面を剥がす。

 

 そこにはお面と何ら代わらない、いつもの無表情があった。一つ違いがあるとすれば、それは目を閉じている事だろう。

 彼女はいつも無表情。それは多分あーちゃんと一緒で、エリスちゃん意外なんてどうでも良いと考えているからだ。だからこそ、そんなテスラにだけは選択の機会をあげる。

 

「……」

「ほら、こっちを見て」

 

 引き剥がしたお面を投げ捨てると、自由になった手をそのまま優しく彼女の頬に添える。

 

「……目を開けば、私にも『精神干渉』を使うのですか」

「大丈夫、悪いようにはしないよ? 言う事聞いてくれるなら、エリスちゃんも一緒」

「そうですか。それと先程三人と言いましたが、もう城には戻らないつもりですか?」

「うん、あそこに居続ければ、きっとまたエリスちゃん巻き込まれるから……」

 

 今まで二人でこんなに長い会話をする事など無かったが、今のテスラはやけにお喋りに思える。

 普段であれば極力会話を避けるか、必要最低限な事しかお互い話さないので、珍しい事もあるものだ。

 

「それじゃ時間も無いし、そろそろ選んでくれないかな?」

 

 でも残念ながらそう長く余裕があるわけでも無いので、さっさと答えるよう促す。

 

 ちらりとテスラの後方を見れば、魔物相手に冒険者達が押し始めていた。

 なるほど、あんなのでも四級は四級か。既に魔物にやられていると思っていたが、侮りすぎたかもしれない。

 もし魔物があのままやられてしまえば、再びこちらに興味が戻ってしまう。エリスちゃんの動向も気になるし、やはりもう少し急ごうか。

 

 そう考え再び口を開こうとすると、先にテスラからやや予想外の言葉が出てきた。

 

「ですが、エリス様は戻る事を望まれています」

「……え? 何言ってるの?」

 

 どういう事だ?

 テスラは普段から絶対にあーちゃんとは目を合わせようとしない。ここに来る道中もお面で隠したり、外した今だってこうして目を閉じている。それは偏に『精神干渉』を避ける為にしている行動だと思っていた。

 

「それはどういう事でしょうか?」

 

 どういう事も何も、逆にこちらが聞きたい。

 

「それ、本当にエリスちゃんの意思だと思ってるの?」

「何を言って……」

「ゼクスから聞いてないのかな、エリスちゃんは再会する直前に心蝕魔法も使ってて、真っさらだったんだよ?」

「だから、どういう事なのですか?」

 

 ここまで言ってまだ分からないのか? ……と言うよりも、前提として彼女がそのことを知らないのであれば、何であーちゃんの邪魔をしてきたのか分からなくなってくる。

 てっきりそれが原因で彼女の逆鱗に触れ、エリスちゃんと引き離したこのタイミングで襲ってくるのだと考えていた。

 

 だがそれが違うとなると、邪魔をしてくる理由が無くなる。基本的に彼女の行動原理は全て、エリスちゃんの為になる事だ。

 それならもしかして、テスラはエリスちゃんに外の世界を見せようとして? ……いや、ありえない。テスラも自分の世界に人が加わるのを嫌っている。実際これまで、お互いに排除し合ってきたのでそれだけは分かる。

 

 だったら逆に、これまでの行動を思い返し、全てあーちゃんを排除する為に動いていると考えてみる。

 冒険者減らしの仕事の手伝い、陣の付いたお面、三級冒険者への指示……

 

「……あぁ」

 

 ……そうか、小石か。

 

 どうやらこれまで、会話をしている気になっていたのは私だけだった様だ。

 理解したと同時に、恒久的に『精神干渉』で汲み上げていた僅かな感情を止め、擬似的に作っていた表情も消した。もうこれの相手には必要無い。

 

「っ!」

 

 そうした私の変化した様子に気づいてか、息を呑む音が聞こえた。

 

「……迂闊だった。でもこれ以上は無駄」

「残念です、気がつかれましたか」

 

 軽く息を吐いてそう言った七番は、口角を上げる。

 エリスちゃんの前以外で表情を変えるのは珍しい。恐らく私を少しでも出し抜けたのが嬉しかったのだろうか。

 

 まぁそんな事、意味も無いしどうでも良い。

 

「……さよなら」

 

 私はそう告げると、水の壁で蓋をした空間に大量の魔力を送り――その場にある全てのものを停止させた。

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