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教祖サマとキャンプファイアー
公園に火とともに来たN家3人と仙人へ、駆け寄る人々。
人A「火ってこんなに温かいんだ」
B「よし、少し元気が出てきた気がする」
子「もっと火を大きくしたら、もっと寒さ凌げるかな」
彼女の声に誘われるように、人々は落ちている葉や枝を拾い集めてきました。
C「この爆ぜる音で少し安心してきちゃった」
人々は焚き火を中心に集まってきました。
子「ねぇ、早く風呂の為に雨を降らそうよ」
彼女がそう言い焚き火の周囲を回り始めました。
すると周囲の人々も参加し始めたではありませんか。
勝手に手と手を繋ぎ輪になって歌い踊り始めたのです。
マイムマイムマイムマイム、なんとーか、かんとか♩
楽しく歌い踊っていたからか、誰も火に何もくべません。火は徐々に小さくなっていきました。




