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刹那の風景 : 書籍関連  作者: 緑青・薄浅黄
刹那の風景3:竜の縁と危亡の国

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『 リヴァイル 』

【 リヴァイル 】


sime様から送っていただいた設定ラフが、

私のイメージを越えたものだったので、とても感動しました。

青系の衣裳のセツナ、リヴァイル、サイラスだったこともあり、


sime様の方で表紙の洞窟の背景色を、

青味で描いてくれたのかと思います。


そのため、統一感のある静謐な雰囲気になっていて、

素晴らしいなの一言でした。


私達は

「洞窟の中で天井に穴が開いていて、地中湖に小動物が来ている」

としかオーダーを出していないのにですよ。

毎回思うのですが、sime様すごいですよね。


                        【薄浅黄】



リヴァイル……かっこよすぎる。


                        【緑青】






挿絵(By みてみん)






転記・転載は禁止です。

よろしくお願いします。


sime様、男前なリヴァイルを描いて下さり、

ありがとうございました!



【 おまけ 】


【 肉片 】


【 リヴァイル 】


夕食に焼いた肉が食べたいといった、アルトのために、

セツナが鞄から肉の塊を鞄から取りだし、

大きな板の上に置いていく。

3人の会話を聞いていると、どうやらその肉は、

ここにくる途中で倒した物のようだ。


鞄から次々と出される肉に、

アルトは盛大に尾を振り、喜びをあらわにしていた。


サイラスという人間は、

取りだされた肉に巻かれている、布を取り外していたのだが、

「今なら肉を握るだけで微塵にできる気がする」といい、

おそらく何も考えることなく、その手に力を込めたのだろう……。


「そんなわけないか」とサイラスが呟いた、

次の瞬間……アルトの悲痛な叫びが洞窟に響き渡る。


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 おれの、にく!!!」


私はアルトの声量に驚き、己の手を凝視して、

呆然としているサイラスを呆れたように見た。

あの男に加護を与えてよかったのだろうかと、

一瞬本気で考えた……。


「……サイラスさん?」


セツナが、サイラスの手から落ちる肉片を見ながら、

軽く責めるように名を呼んだ。


「いや……」


大きい塊を肉片にしたサイラスが、

一番動揺しているようで、その後に続く言葉がでてこない。


「おれの……にくが……」


アルトはまだ肉片をみて嘆いている。

肉片になったのははほんの一塊だろう? 

なぜそこまで嘆くのかが、私にはわからない……。


「わるい」


アルトの嘆く姿を見て、サイラスが我に返り、

頭を下げて謝った。


「まさか、本当にできるとは思わなかったんだ」


サイラスが自分の手のひらを見て、

心底驚いたというような表情を浮かべながら、そんなことを呟いていた。


「リヴァイルさんの加護は、身体能力の強化らしいので、

 握力も上がっているのだと思います」


「ああ……そうだ。

 俺は、リヴァイル様から加護をいただいたんだ……」


セツナの言葉に、サイラスが嬉しそうに表情を緩めた。

その緩んだ表情を見て、アルトが眉間にしわを寄せ、

セツナは小さくため息をついていた。


そして、私はこの出来事を見なかったことにして、

視線をそらしたのだった……。


ーENDー



ありがとうございました。


* 肉片になった物は、

  サイラスが美味しくいただきました。




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2025年3月5日にドラゴンノベルス様より
『刹那の風景6 : 暁 』が刊行されました。
活動報告
詳しくは上記の活動報告を見ていただけると嬉しいです。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当にリヴァイルが格好良いです^^ [一言] この頃のサイラスは超真面目のはずだったのにw すでにおちゃらけサイラスの片鱗がでてますw
[一言] サイラスぅ…w 残念が過ぎるぞ!と思いつつもそれでこそサイラス!という気持ちも…
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