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『超速爆速レベルアップ』 ~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~  作者: シオヤマ琴
第三章

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第50話 地下100階

「木崎さん、このモンスター知っているんですか?」


正面で浮遊しているゴールドメタルスライムをみつめながら、岸田さんが訊ねてくる。


「ああ。よく知ってるよ。俺のダンジョンにはよく出てくるからね」

「そうだったんですか」

「このゴールドメタルスライムは動きがとても速くて、倒すのはかなり厄介だけど、倒せれば沢山の経験値がもらえるんだよ」

「木崎さんは倒したことあるんですか?」


俺は振り向き、岸田さんの顔を見ながら「うん。数えきれないくらいね」と答えた。


「すごいです」

俺の言葉に岸田さんは驚きの顔を見せる。

その眼差しは尊敬と羨望が入り混じっているように思えた。


「いやいや。っていうか、てっきりゴールドメタルスライムは俺のダンジョンにしか出てこないモンスターだとばかり思ってたよ。岸田さんのダンジョンにも出現するんだね」

「はい。でもさっきも言いましたけど、追いかけ回されただけで倒したことはないです。わたしにはとてもじゃないですけど、つかまえきれない速さだったので」


その気持ちはよくわかる。

俺だって最初の頃は、ゴールドメタルスライムの動きにまったくついていけなかったからな。

そんな俺も今ではだいぶ楽にゴールドメタルスライムを狩ることが可能となっているが。


そんな会話をしていると、

『ピューィ!』

ゴールドメタルスライムは超高速で飛行し、通路の奥へと消えていった。


「逃げちゃいましたね」

「まあいいさ。ゴールドメタルスライムなら俺のダンジョンでいくらでも遭えるから」

俺は言い置いて、

「それより、もっと地下深くにはどんなモンスターが出てくるのか、俄然興味がわいてきたよ。ありがとう。このダンジョンに誘ってくれて」

岸田さんに顔を向ける。


それを受け岸田さんは、

「よかったです。木崎さんに喜んでもらえたようで。この前のお礼、まだしていなかったので気になっていましたから」

そう言って破顔した。



◆ ◆ ◆



その後、俺は岸田さんとともにさらに深い階層へと足を運んだ。

すると、オーガやハイオーク、フレアドラゴンなどの見たこともないモンスターが俺たちを待ち構えていた。


俺は岸田さんの身の安全に注意を払いつつ、それらを打ち倒していった。

そして途中休憩を挟み、ダンジョンに潜って丸二日が過ぎようとした頃、


「なんか、この階に下りたら空気が違う感じがするけど」

「はい。明らかに雰囲気が変わりましたね」


俺たちは地下100階へとたどり着いていた。

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― 新着の感想 ―
[一言] これだけ実力に差があってもレベルだけでは状態異常にアッサリやられるんだよなぁ…… スキルが無くても抵抗力くらい欲しいわな。
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