451.~要約~ ※ダイジェスト
お読みくださりありがとうございます。
※ep175 から続く~要約~です。
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クォーツについて――レヴ族と人族との言葉のすり合わせをするために今後も勉強が必要だと感じたジャニスティ。そんな中で嬉しいを理解するクォーツに反対の『悲しい』を尋ねると涙を流し話し始めたのはあの事件の一片。クォーツは間違いなくレヴ族の生き残りであると確信した。
街の祭典へ向かったオニキス、フォル、エデの三人は道中で今後のベルメルシア家の行く末を話し合う。アメジストの深奥に眠っていた力『ベルメルシア家の者だけが継承出来る魔力』が目覚めたのにはクォーツとの出会いが関係しているのではないかとのエデの見解や、ジャニスティの立場と存在についてであった。
街に着き再びカオメドと対峙するオニキスたち。怪しげな魔力を使い街の者の心を操るカオメドの口調や表情は瞬きのように変化させ、まるで状況に応じ体色を変える『避役』のようだと警戒。最終的にその場は一旦オニキスが場を収めるが、カオメドの捨て台詞『そもそも私の勝ちは、当に決まっている』との意味は気になるところだ。
学校へ行ったアメジストは友人との心の繋がりを感じ嬉しくなる。昼休み、先生に呼び出され自身の二人の母――ベリルとスピナの話を聞き困惑。茶会についても心配する先生は何か困った事があれば『“マリー”という女性』に声をかけ頼るようにと話す。現在、アメジストはまだエデの妻が誰なのかを知らない(クォーツはアメジストを迎えに行く前にマリーの店へと案内され彼女と会っている)。
夕方、約束していた父との一時でアメジストは様々な真実を聞くこととなる。それを皮切りに彼女自身もオニキスへ質問し、これまでスピナから受けた辛く苦しい過去を告白。親子の絆はより一層深まる必要な時間となった。
ジャニスティもまた会合にて、オニキスからベルメルシア家の話を聞き様々な事を知る。その後書庫で『マリーゴールドの花』について調べるが手掛かり掴めず出ようとしたその時、誘われるように隠し扉の中へ。そこで幻影かもしれない光の姿で現れたベリルに出会い知る数々の真実。だが当然ベリルは永い眠りにおちてからの十六年間に起こった出来事の全容を知る訳ではなく、また最近の事象が鮮明に視えている訳でもない。ただ言えるのは、ここ数日でずっと眠っていたはずの魔力が格段に回復した事だ。
ついに迫る茶会、それに向けた各々の準備。
思惑と真実、偽りと本物の愛、その正体を見極めよ。
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更新が遅くなり申し訳ありません。
次回から数話は、登場人物紹介♪
その後、最終章へと入っていく予定です。
今後ともよろしくお願いいたします(,,ᴗ ᴗ,,)ペコリ.




