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NTRビデオレターを送り付けてきた元カノと妹が入れ替わった瞬間、俺は妹への猛烈な愛に目覚める  作者: 東音


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ましろとよしのの団結!全てはナデナデの為に……!


「うっうっ……。ママのクッキー、ホロホロで甘くて美味しいよぅっ」


よしのの勉強を一通り見た後、差し入れのクッキーを食べながら涙を零しているましろに、よしのは笑顔で礼を言った。


「ましろさん、今日は勉強を見て下さってありがとうございました!

今、紙袋に包みますから、残りのクッキーお土産に全部持って帰って下さい」


「!✧✧ そ、それは嬉しいけど、でも、指導は優しくしないからね?」

「ううっ。わ、分かってますぅ……」


母親のクッキーに絆されそうになりながらも釘を刺してくるましろに、よしのは苦笑いしていた。


「!」


ましろがこれ以上ブチ切れるといけないと思い、問題集の採点を任せてもらっていた俺は、二人の様子をハラハラ見守りながら、赤ペンで点数を書き込むと目を見開き、よしのに大声で呼びかけた。


「よしの! 予想問、数学80点だぞっ?  すごいじゃないかっ!!✧✧」

「ええっ! 本当ですかっ? う、嬉しいっ!!✧✧」


今までどんなに勉強しても、50点を上回る事がなかったよしのの快挙に俺もよしのも目を輝かせた。


「よく頑張ったな。よしの〜〜!」

ナデナデ……。

「エヘヘ、エヘヘ////もっと撫でて下さい〜〜!」


よしのの頭を撫でてやると、彼女は嬉しそうに頭を擦り寄せて来た。


「(ナ、ナデナデ……!! い、いいなぁ……!! )ふ、ふんっ!この程度のテストなら満点をとって欲しいところだったけど、取り敢えずは及第点かしら?この調子で頑張る事ね?」


そんな俺達にそっぽを向くましろは、流石に手厳しかったが……。


「ましろ先生のご指導があってこその結果です。どうか、お兄様、彼女にもナデナデして差し上げて下さい!」


「「えっ?!」」


目をキラキラさせてのよしのの進言に、俺とましろは目を剥いた。


「え、えーと、でも、ましろは嫌じゃ…ない……」

「せ、生徒にそこまで言われるんじゃ、し、仕方ないわねぇっ。///ホラッ!」


「へっ?」


戸惑う俺の発言に被せるようにましろは素っ頓狂な声でそう言うと、頭を突き出して来て、俺は目をパチパチと瞬かせた。


「は、恥ずかしいんだから、早くしなさいよぉっ! ナ、ナデナデッ……!////」

「お、おお、わ、分かった……?」


ナデナデ……。


「んふっ……♡ んふふっ♡♡」


催促され、躊躇いがちに(よしのの姿の)ましろの頭を撫でると、彼女の口角は上がり、へにゃっと蕩けるような顔になった。


「お、おおっ。自分の姿がお兄様に撫でられているのは、なかなかシュールな光景ですね……! あっ。いけない!鼻血が込み上げてっ……」


よしのは何故かまたも鼻血を出しそうになり、鼻を押さえていた。


「ま、まぁ、なかなかのナデナデだったんじゃない?二人共、それぞれの道に精進しなさいよ?」


「はいっ。ましろ先生!」

「いや、何で俺まで……?」


腕組みをして偉そうに宣うましろに、よしのは敬礼をし、俺は戸惑うばかりだった。


「よしのさんのモチベーションを上げる為に、これからは、問題の8割正解したら、義隆先輩に、二人共ナデナデしてもらう事にしましょうっ✧✧!!」


「!✧✧ それ、いいですねっ!!」


「えっ」


「「よぉし!(生徒/先生として)頑張ろう!!」」


「いや、あのっ……??」


俺を置いてけぼりにして、二人は意気投合すると、鬼気迫る勢いで勉強に励む事となった。

        

         

「よしのさんっ!この2次関数の最大値と最小値は何っっ!?」


「ナデナデ…、じゃなくて7(な)と0(で)ですっっ!!」

         

         ✽


「お兄様、予想問題③解き終わりましたっ!!」

「おうっ!採点してみるな?」



「「ハアハアッ!て、点数はっっ…??!」」

「ふ、二人共、採点し辛いからちょっと離れてくれないか?」


答案を至近距離で覗き込んで来る二人に押されつつ、採点した結果は……。


「おおっ! すごい! 今度は82点じゃないか!」


「「や、やったぁ!✧✧やったぁぁっっ!!」」


パチン!


俺が点数を告げると、二人は喜びにハイタッチをしていた。


「「じゃあ、義隆先輩(お兄様?)お約束のナデナデ、お願い(します)ね?」」


「お、おう……。よしのは頑張り屋さんだなっ。いい生徒だ。」

ナデナデ……。

「エヘヘ、天国ですぅ……♡」

「ましろは、分かりやすく勉強を教えてくれてすごいな?賢くていい先生だ……。」

ナデナデ……。

「んふふっ♡そ、それほどでもないけどねっ。」


二人に同時ナデナデをしながら、俺は思った。

何だか、妹が二人いるみたいだと……。


そうして試験日まで、猛勉強をするよしのとそれを教えるましろの為に俺は腕が痛くなる位ナデナデさせられる事になった。


そして、気になる試験の結果だが……。



「やったぁぁ!!学年順位97位!!初の快挙ですぅっ!!」


「ううっ…!!学年順位3位!!私の順位、どっちも下がっちゃったぁぁっ!!」


よしのは喜びに、ましろは悔しさに涙する事になったのだった……。


(ちなみに俺は、学年1位のまま、順位は変わらず……)


✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽


 入れ替わり満足度 (よしのの場合)

 60%

 ・お兄様に家に遊びに来てもらい、女の子として抱き締めてもらえました。

 ・苦手な勉強で今までにない好成績を取って、お兄様に褒めてもらえました。


お兄様に望む事

→おめかしした姿を、可愛いと言ってもらいたいです♡

 ✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽


 入れ替わり満足度 (ましろの場合)

 40%


 ・義隆先輩が温めのココアを作ってくれた。

 ・義隆先輩に勉強が出来る事をいっぱい褒めてもらって、ナデナデしてもらえた。


 義隆先輩に望む事

 →オシャレした姿を見て、可愛いと言って欲しい。




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