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第3699話 467日目 子供の面倒を見るのは大変です。(移動中の子供ベッドを考えよう。)

朝食中のエルヴィス侯爵邸の食堂。


「ふぁ・・」

武雄が欠伸をする。

「うん?タケオは寝不足かの?」

「ええ、今日は訪問客も少ないでしょうからとアリスとエリカに付いて、朝まで子供をあやしていました。」

武雄がエルヴィス爺さんに言う。

「ふむ、夜泣きの声は気にならなかったがの?」

「侯爵、夜泣きは生後3か月頃からですよ。

 お腹が空いた時に今は泣きますね。

 もう少しすると排泄でも泣くでしょう。」

チビパナが現れて言う。

「ほう、そうじゃったかの?

 つまりは・・・これからじゃの!」

エルヴィス爺さんが言う。

「大変なのはわかっていますが、アリス達に任せてしまう事になるでしょうね。」

「まぁ、仕事もあるからのぉ。

 とはいえ、わしらは恵まれておる。

 人を雇えるのじゃからの。」

「そうですね。

 一般では大変でしょうね。」

武雄とエルヴィス爺さんが話していると、ジーナが食堂に入ってくる

「ご主人様、侯爵様、おはようございます。」

「うむ、おはよう。」

「はい、おはよう。

 今日もお願いしますね。」

エルヴィス爺さんと武雄が挨拶する。

「はい、アリス様方にお付きします。

 それとルフィナ達が昨日、各所から頂いた祝品を仕分けするとの事です。」

「子供達用で使えそうなのは私達が。

 タオルとかならエルヴィス家に渡してください。」

「はい、わかりました。

 それとは別なのですが、ここに来るまでにハワース商会をちょっと見に行きましたが、皆様、朝から動いていました。

 昨日の特殊コンテナ搭載馬車(個室)の発注での事かと思いますが。」

ジーナが言う。

「ふむ、タケオ。」

「あそこが忙しいのは、いつもでしょ?

 私の特殊コンテナ搭載馬車(個室)の注文が入ったからと決めつけてはいけません。」

武雄がいけしゃあしゃあと言う。

「・・・そう思う事にします。」

ジーナが少し考えてから頷く。

「ええ、それに一番忙しいのはローチさんでしょうね。

 特殊コンテナ搭載馬車(個室)の室内配置を持ってくるでしょうからね。

 あ、ラルフさんにアリスとエリカ用にクッションを頼まなくては。

 綿でふかふかにして貰ってね。」

武雄が言う。

「それもですが、お嬢様方を寝かせる子供用ベッドを用意しないといけないかと。

 ずっと抱いている訳にもいきませんし。」

ジーナが言う。

「・・・今の折り畳めるベッドの上に子供用の折り畳みベッドを付けましょうか。

 動いている時は私達が抱っこすれば良いとして、寝る時用にね。

 パナ、スニーカーで使っているゴム板を柔らかくできますかね?」

武雄が言う。

「・・・何か思いついたのですか?」

チビパナが現れて聞いてくる。

「いえ、

 そういう敷きマットあったらと思って。

 ゴム板なら、お尻への荷重を分散するでしょうし。

 それを子供用のベッドの下に敷けば、動いていてももしかしたら寝かせられるかもと。」

「あー、シリコンのような柔らかいゴムをという事ですか。

 ちなみに二重ハニカム構造というのもありますよ。

 蜂の巣のような六角形の穴を配置した座布団のような物です。

 これならもしかしたら型から作れると思いますから、敷きマットより柔らかく感じるはずです。

 それに穴があるので熱が籠らないと思いますので、汗疹の心配も少ないかと・・・まぁ、一度作ってみてでしょうかね。」

チビパナが言う。

「えーっと・・・二重ハニカム構造・・・

 パナ、どんな感じですか?」

「板ゴムを六角形でくり抜いた見た目で、六角形を並べていく・・・そうそう。

 厚さは・・・とりあえずスニーカーで試作して、実際には2cmで作ってみた方が良いでしょうね。」

パナの言葉を聞きながら武雄が簡単にメモ帳にラフ画を書く。

「ふむ、確かに蜂の巣を平面にしたような形で並べるのですね。

 高さがあった方がグネグネ動いて力を吸収、分散すると事なんでしょうね。

 ゴムを作っているのならサテラ製作所でか。

 あとでもう少し書き足した簡単な絵でも作って渡しますか。」

武雄が言う。

「・・・今回の標的はサテラ製作所ですか。」

ジーナがボソッと言う。

「・・・あそこ暇でしょ?」

「私には分かりかねます。

 直接お聞きになってください。

 ですが、どの協力工房も暇とは言わないと思いますが。」

ジーナが武雄に言う。

「なら、聞き方を変えましょう。

 一番、私から依頼していない所はどこでしょうか?」

武雄がジーナに聞く。

「・・・イーリー様の雑貨屋では?」

「あそこは輸出入業の代理をして貰っています。

 それに輸入した商品を陳列させてもしてくれています。

 なので、結構、大変だと思いますよ?」

武雄が言う。

「サテラ製作所でしょうか。」

「はい、決定。

 私も今日はエルヴィスさんと一緒にお客様待ちなので、ジーナ、持って行ってね。」

「ご主人様がどうぞ。

 戻られるまで私がお客様の接客をしておきます。」

ジーナが言う。

「そうじゃの。

 タケオがサテラ製作所に言って説明しないとわからないじゃろう。

 流石にジーナでも絵だけでタケオが欲しい物を説明出来るとは思わんよ。」

エルヴィス爺さんも言う。

「わかりました。

 なら、ササっと書いてサテラ製作所に持って行きましょうかね。

 ついでに私の座椅子に敷くクッションとして、試作品を試しますかね。」

武雄が言う。

「ふむ、上手く行ったら販売じゃの。」

「イーリーさんの所で扱って貰いましょうか。

 事務職関係の方にお勧め出来る商品になれば良いですけどね。」

武雄が言う。

「ふむ、その商品の開発が間に合わなかったらどうするのじゃ?」

「厚手の布団を敷いて対応します。」

武雄が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
ハニカムゲルクッションの座布団… タケオが転移した当時(2016)はまだ商品化されてないんですよね 作中時間はまだ2年経ってませんので野暮ですがw むしろ、精霊たちを通じてこちらの今現在の知識も得ら…
ハンモック型ベビーベッドはどうだろう。 逆に危ないか?首が座ってるならいっそミノムシ式でぐるぐる巻きにしてぶら下げるか…
> スニーカーで使っているゴム板に蜂の巣のような六角形の穴を配置   ブルー色のハニカム構造のあれですかね。    現実世界 日本のハニカム座布団(ゲル) と 中世 商品化したばかりの靴底のゴム  …
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