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第3664話 ラルフの所に武雄が行き説明します。(古着屋をしませんか?)

ラルフの仕立て屋。

武雄がジーナと共に来ていた。


「子供服を拡充ですか。」

アリスとエリカが来た時は外出していたラルフが武雄の話を聞いて頷く。

「アリスとエリカが提案しに来るそうです。」

武雄が言う。

「わかりました。

 とりあえず、ご提案内容を精査し、出来る範囲内で対応します。」

ラルフが頷く。

「大人達の仕事着の簡素化した子供服をという事ですが・・・出来ますかね?」

「うーん・・・トレンチコートはミア様や精霊方用のサイズがあるので、それの流用かと考えていましたが、ここまでの話になると・・・一から考えた方が良いかもしれません。」

ラルフが言う。

「簡素化は難しいですか?」

「特徴を捉えられるか・・・でしょうか。

 誰もが見ても何の服かわかるようにする。

 それを裁縫で表現させる。

 少なくとも価格はそれなりになるかと。」

ラルフか言う。

「手間を考えれば致し方ないでしょうし、大量に作る訳でもないでしょうからね。

 ・・・うーん・・古着屋をした方が良いでしょうかね?」

武雄が考えながら言う。

「古着屋・・ですか?」

「ええ、ラルフさんの仕立て屋さんに来れる層はある程度裕福な方以上でしょう。

 それ以下の人達は仕立て屋で物を買うよりも雑貨屋や古着屋で済ますのが日常で、結局は憧れが憧れのまま過ぎてしまう。

 そんな事になっているのが現状です。

 とはいえ、ラルフさんの仕事も、ある程度、高価格帯の物を売る事によって成り立っている為、品質と価格を下げてまで客を呼び込んでも利益は上がらない。

 一部のナプキンとか靴を除いてですけどね。」

「まぁ、そうですね。」

ラルフが頷く。

「今まで来たことがなかった層へのアプローチとして、ナプキンやスニーカーを用意していますね。」

「ええ、あと中敷きやダウンコート、ダウンベストがそれにあたりますね。」

ラルフが頷く。

「で、ここに来て、女性用と子供服もし始めたと。

 女性用は仕立てていますが、子供用は既製品を売っているという感じですね。」

「はい、今日もアリス様とエリカ様が楽しそうに買って行ったと聞いています。」

「そうですね。

 そして、子供の成長は著しいです。

 すぐに着れなくなるでしょう。

 親類や知人の子供達に使わなくなった服を渡して使って貰う事もあるでしょう。

 ですが、親の好みというものもあり、全てが喜ばれるという事ではありません。

 そこで。」

「ふむ・・・そこで古着屋ですか。」

ラルフが頷く。

「ええ、親達の好みに合った服を探せて、お値段が割と抑えられている子供服がある。

 新品を買う費用はないが、子供用に服を買ってあげたい層が来てくれるでしょう。

 まぁ、使用しているので、完全に綺麗ではないでしょうが、買取条件に大きい汚れがない事とすれば、割と品質が良い物が集まるでしょう。

 とはいえ、買取価格は厳格な審査基準が必要になります。

 汚れ具合、ほつれ具合、色落ち具合等ですね。

 それに少しの手直しでまた使えるような服もあるでしょう。」

武雄が言う。

「なるほど。

 買取基準を用意し、価格を設定しておけば、店員はその基準で査定し、合計金額を支払うという事ですね。

 売る事はしていましたが、買取というと・・・いくらぐらいが良いのでしょうか?」

「普通に衣服なら銅貨3枚、4枚でしょう。

 売値が銅貨30枚程度なら洗濯1回で売りに出せると考えれば、安いかもしれません。」

「ふむ、売値の1割程度で買い取るという事ですか。

 ま、最大でも新品商品の1割と考えれば、もう少し高く出来そうですね。」

「ええ、それも綺麗な状態ならです。

 そこから汚れ等々のマイナス査定をしていくと・・・」

「銅貨2枚くらいになるでしょうか。

 果たして売ってくれますかね?」

ラルフが考える。

「なにもしなかったら拭き掃除用の雑巾ぐらいにしかなりませんし、少々の小遣いになると知っていれば持ち込んでくるでしょう。

 それに綺麗であれば査定額が上がるとなると洗濯してから持って来てくれるでしょうね。

 そして、新たに中古の子供服を買っていくと。」

武雄が言う。

「ふむ・・・なるほど。

 そして、古着の横には我々の新品も置いておくと。」

「ええ、新品が良いと思う層も必ず居ます。

 それに1着ぐらいは新品が欲しいという人も居るでしょうね。」

武雄が言う。

「なるほど。

 子供服も高価格帯と割と値段を抑えた中間価格帯を用意した方が良さそうですね。」

「ミシンで大量に作ってしまえば良いのでは?

 同じ柄、同じサイズで大量に。」

「ふむ・・・子供用のS、M、L、LLサイズを作った方が良さそうですね。

 これも王都の商店を巻き込んでした方が良いかもしれません。」

ラルフが言う。

「あー・・・また、王家を巻き込みますか?

 今、子供が生まれたばかりですし。」

「いや、キタミザト様、王家の方々に大量に作った既製品を渡すのですか?」

「室内用なら使っても良いと思いますよ?」

武雄が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
デフォルメのアニマルデザインで子供向け冬用帽子を作ろうぜ
逆に王子様、王女様ご使用品としてバカ売れ間違い無しw
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