表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3680/3719

第3661話 研究室はちゃんと仕事しています。(駆動部と変速機の試験をしています。)

試験小隊の訓練場の小屋の前。

研究室のトレーシーとノット、鈴音が駆動部と変速機の試験をしていた。


「えーっと、今回の目標である、サテラ製作所製の修正変速機を組みつけて2時間連続運転をする、でしたが。」

「とりあえず、成功しましたね。」

「そうだな。

 修正をした変速機自体に負荷をかけていないから、実際には駆動部と変速機が喧嘩しないかの確認だったが、問題はないようだな。」

鈴音、トレーシー、ノットが言う。

「駆動部の軸と変速機の軸を連結させて、不具合が発生したら最悪、両方とも軸がやられると想定しましたからね。

 さてと・・・トレーシーさん、休憩をして、午後から変速機を動かしましょう。」

鈴音がトレーシーに言う。

「そうですね。

 ノットさん、スズネさんが作った試験項目で負荷をかけるのは?」

「『低速にギアを入れて1分間繋ぐ』だな。

 その後は5分、10分、30分、1時間と試験項目がある。」

ノットがリストを見ながらトレーシーに言う。

「やりましょうか。

 上手く行けば良いですが・・・今日はそこまでしたら研究室に持ち帰って、変速機の不具合が無いかと傷等の確認です。」

「わかりました。」

「了解。」

鈴音とノットが返事をする。

「では、小屋の方で遅めの昼食を取りますか。

 ここへ来るまでに買ったサンドイッチでしたね。」

トレーシーが言うのだった。

・・

小屋で昼食を取った3人は軽く雑談をしていた。


「変速機の試験項目は多いですけど、駆動部の稼働時間も延ばさないといけないですよね。」

鈴音が言う。

「駆動部の稼働試験は、次は半日ですか。」

「はい、6時間です。

 トレーシーさんとノットさんが3時間ずつというのは難しいですよね。」

トレーシーがリストの項目を見ながら呟くと鈴音が言う。

「流石に何もしないで半日は辛いな。」

ノットが考えながら言う。

「ですよね。

 それはトレーシーさんもそうなんですけど。

 うーん・・・試験小隊の方々とも話し合って、人員をお借りするしかないですかね?

 訓練の際に30分くらいずつ交代でしてくれたら、トレーシーさんとノットさんの負担が減ると思うのです。」

鈴音が言う。

「それは僕の方からアンダーセンとマイヤー殿に申し入れと協議をしておくね。」

「よろしくお願いします。」

鈴音が言う。

「じゃ、今日の最後の試験をしますか。」

「「はい。」」

研究室の面々が立ち上がるのだった。


------------------------

ラルフの仕立て屋にて。

昼食を終えたアリスとエリカ、ルフィナとカーティアが靴を選んでいた。


「お腹が邪魔で足が見えません。」

アリスが困っていた。

「アリスさんの場合は通常の倍はありますしね。」

エリカが苦笑しながら言う。

「買いに来たのに、見れないとは・・・お茶でも飲んでいましょうかね。」

「アリス様、麦茶になります。」

ルフィナが水筒から麦茶をコップに入れ、アリスの前に置く。

「はい、ありがとう。

 エリカさんは何を買いに?」

「私はダウンコートですね。

 何気にアリスさんとタケオさんも持っているというし、今は寒いので1着あっても良いなぁと。」

「なるほど。

 私は今日、着てきましたけど、結構温かいですね。

 1着あると便利だと思います。」

アリスが言う。

「すぐに用意させます。」

近くにいた女性店員が小走りに奥に行く。

「ルフィナちゃん、カーティアちゃんも靴とか見てきて良いですよ?

 というか、私達は動きませんから、近くで靴選び等してくれて構いませんからね。」

アリスがルフィナとカーティアに言う。

「「畏まりました。」」

ルフィナとカーティアが頷く。

「そういえば、エリカさん、子供用や妊婦用の店もあるのですよ。

 あっちに。」

アリスが隣の女性用の店を指さす。

「ええ、前に来た時より何やら通路があったので気になっていましたが、女性用もし始めたのですね。」

エリカが通路を見ながら言う。

「そうなんですよ。

 こっちでダウンコートを見てからあっちに行きましょう。」

「そうですね。

 色々と見ておかないといけない物がありそうですね。」

アリスの言葉にエリカが頷く。

「エリカ様、ダウンコートをお持ちしました。」

女性店員がコートを持ってくる。

「温かそうですね。」

「室内で着ると汗をかくかもしれませんよ。

 というよりかきます。」

アリスが言う。

「それは気を付けないといけないですね。

 ちなみにアリスさん、妊婦だと1つ上にしていますか?」

「今のサイズで買っても問題はないですよ。

 1つ上の方が楽ではありますが、腕の長さが合わないので何とも言い難いですね。」

「ふむ・・・両方着て考えますか。」

エリカが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
>「お腹が邪魔で足が見えません。」 ガラス工房に注文できそうなら、足元手元用の小さい鏡から作ってもらって、習熟したら全身の映る姿見の注文までいくかな?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ