表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3346/3719

第3328話 大量の家具等が届きますし、小物もいっぱいあります。(家具の展示即売会をアスセナ主導で企画しましょう。)

「そういえば、アスセナさんに頼んでいたデムーロ国で仕入れた品々の各組合への発表は、どうなりましたか?

 大袋から取り出していないんですけど?」

武雄がヴィクターに聞く。

「それなんですが・・・ちょっと迷っています。」

「うん?何か迷う事があるのですか?

 展示して見て貰って、イーリーさんの方で取りまとめて、輸入するという流れで簡単に考えていますけど・・・」

武雄が首を傾げて言う。

「はい、その流れですね。

 デムーロ国で数軒程、物を買ってきていますよね?」

「あまり物ですね。」

「ええ、あまり物です。

 リストを見ると中には良いのがあるように思われますが・・・まぁ、その物ですが。

 今回、私とジーナの私物が来ます。」

「シモーナさんから送付するリストが来ていますよね?」

「はい、今回の毛布の輸送の帰りに引き取って来るそうです。」

「ふーん・・・どのくらいあるのですか?」

「幌馬車数台だろうと思います。

 私達の私物以外にも異動に際し、住民から買い上げた物の中から良い品を見繕っているように思われます。

 これもデムーロ国と一緒に展示、および即売をしたいと思います。」

「ふむ、良いんじゃないですかね?」

「よろしいのですか?」

「うん、そもそもすぐに見せなきゃいけない物でもないし。

 ただ、今、街中は魔王国とデムーロ国の話題が温まっています。

 なので、話題の内に各商品が輸出される可能性があるので、早くしたいなとは思っていただけです。」

「そうですよね・・・」

「ですが、結局は魔王国からの謝礼金で賄っているので大丈夫ですよ。

 お土産みたいな物ですし。

 少しは輸入に繋がれば良いなぁと思っている程度です。

 売れなければ、壊して薪にしても良いですしね。」

武雄が言う。

「薪は流石にしませんが・・・わかりました、アスセナと話しながらデムーロ国とファロン子爵領の物品の展示、即売を行います。」

「はい、それでお願いします。」

武雄が言う。

「もう1つ、主がデムーロ国から持ってきた物のリストは見ましたが、宝飾関係が少ないと思うのですが・・・元の店主が持って行ったとも考えたのですが、それにしても手元に少ないと思えるのです。」

ヴィクターが言う。

「あー、元々の売値の半額で提供したらダニエラさんに根こそぎ買われましたよ?」

「・・・」

ヴィクターが呆れた顔をさせている。

「まぁ、売り上げが1日で金貨220枚でしたけど、実際に商店で買えば、金貨400枚ぐらいの売り上げだったかもしれませんね。

 ま、それで魔王国の王軍の方々に私達を認識させれたので、良い事だったと思いますよ?」

「まぁ・・・わかりました。

 何となくエルヴィス家に来る者達が高位なのがわかった気がします。」

「うん?そう?」

「ええ、主みずから安く物を売り、兵士達が気軽に声をかけられる人柄だと認識させ、ダニエラ様達が毎月遊びに行く・・・それは皆が興味を引きますね。」

「・・・うん、良い結果に繋がりましたね!」

「そうですね。

 そう思いましょう。」

ヴィクターが頷く。

「失礼します。

 キタミザト様、ヴィクター様、お茶を持って参りました。」

アスセナが入ってくる。

「はい、ありがとうございます。」

「ありがとう。」

武雄とヴィクターが言う。

「失礼します。」

アスセナがお茶を取り替えて行く。

「ヴィクター、一緒に並べるのは良いのですが、どう並べるかも重要ですね。

 無造作に並べても見る人が困るでしょう。」

「まずは小物類を並べ、次にシモーナから来る大物家具を並べようかと考えています。」

「ふむ・・・入口から入って小物の棚があって、奥に大物・・・

 ヴィクター、小物の棚で皆さん足を止めないですかね?」

武雄が考えながらで言う。

「それは思いましたが、ですが、入っていきなりソファや家具があるというのも・・・

 それにリストを見た感じでは、ソファもあるにはあるのですが、数がそこまで多くありません。

 ・・・数組で入口にあっても目を引かないかもしれませんし・・・」

ヴィクターが言う。

「ふむ・・・黒板に書きながら考えたいです。」

「すぐに持って来ます。」

ヴィクターが立ち上がり、黒板を取りに行くのだった。

・・

黒板を持って来て、武雄とヴィクター、アスセナ、マリス、狭霧で話し合いがされている。

総務部の受付対応でスライムが机の上で待機している。


「つまり、私的には家具や小物の陳列方法は2種類に分けられます。

 1つは種類別に陳列する、もう一つはテーマごとに一部屋を作る・・・です。

 目的があって買いに来る人には前者、子供部屋とか新居の家具を買いに来る人は後者の方が売れるでしょう。

 見に来る客層によって、展示方法は変わります。

 ヴィクター、今の所、業者さんや組合の方向けの展示でしたよね?」

「はい、主は一般にも見せた方が良いとお考えですか?」

「うーん・・・そこは任せます。

 ヴィクター、アスセナさんをトップにマリスさんや子供達を使って構いません。

 どんな客層に、どう見せ、どう売るのか・・・自ら考えて展示会を実施してください。

 失敗しても構いません、この経験は大きなものになると思います。

 それと期日は有って無いような物ですが、私が王都への出張から戻って来た際に、一旦この話を聞きます。

 それまでに一次案が提出出来るようになっている事が理想です。」

「畏まりました。

 アスセナをリーダーに家具と小物の展示即売会の企画をさせます。」

ヴィクターが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ