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第3321話 バビントン男爵邸に到着。(ロキとは初めてですね。)

バビントン男爵邸の敷地入口の門の前。

護衛の者達と打ち合わせを終えたスミス達は着いたのだが、門にはコンティーニが待っていた。


「迷われませんでしたか?」

コンティーニがスミス達に聞く。

「流石に道を真っ直ぐ進むだけだから大丈夫よ。

 待っていてくれて助かるわ。」

エイミーが苦笑しながら言う。

「はい、お出迎えは当然です。

 それと会談ですが両男爵様方と私、バビントン家の者1名が同席させて頂きます。

 それに先立ち、両家のご家族が玄関を入られた所にいますのでご挨拶をさせて頂きます。」

「わかりました。

 ・・・普通に挨拶をして良いのよね?」

「え?あ、はい!何もありませんので!

 では、こちらになります。」

コンティーニが言い、先導する。


「・・・ジーナ、普通以外の挨拶って何?」

エイミー達の後ろを歩いているビエラがジーナに聞く。

「・・・普通で良いと言われるのなら普通で良いのでしょう。

 私達が気にする事ではありませんよ。」

「ふーん、スミス、どういう事?」

ビエラがスミスに聞く。

「・・・仰々しくするかしないかですかね?

 エイミーは王族だから、場合によっては高圧的な喋り方というか、王族の喋り方をしないといけないんだよ。」

「・・・」

スミスの言葉にジーナが頷く。

「何それ?・・・見た事ないよ?

 へーかも変わった話し方はしてないよ?」

「まぁ、式典とかでしか見ないかな?

 普通で良いと向こうが言ったから普通で良いですよ。」

スミスが言う。

「ふーん。

 ま、私出来ないけどね!」

ビエラが言う。

「はい、玄関に近付いたから、自由な話はここでお終い。

 基本は私が話すからね。

 スミス達はボーっと聞いていれば良いわよ。」

「「「「はーい。」」」」

エイミーの言葉に皆が頷くのだった。

・・

バビントン男爵邸の広間。

スミス達はアルダーソン男爵家とバビントン男爵家の家族と玄関で挨拶をし、コンティーニの先導で会談場所の広間の前まで来ていた。


広間の扉の前に執事とメイドがおり、皆を待っていた。

「コンティーニ様、食器や菓子の準備、配置は終わらせました。

 男爵様方がお待ちです。」

「わかりました。

 では、打ち合わせ通り、人払いをお願いします。」

「「失礼いたします。」」

執事とメイドが皆に綺麗な礼をして去っていく。

「・・・人払いが必要な挨拶って普通はしないと思うんだけど?」

エイミーがコンティーニに言う。

「・・・私の口からは何も言えません。

 バビントン男爵様とアルダーソン男爵様で話し合った結果です。

 では、入ります。」

「ええ、お願い。」

コンティーニがノックをし、中から返事があるのを確認し、扉を開ける。

「失礼します。

 コンティーニです。

 エイミー・ニール・アズパール殿下、並びにスミス・ヘンリー・エルヴィス様をお連れしました。」

コンティーニを先頭に室内にエイミー達が入る。

室内は長机と椅子が複数用意されていたのだが。

「「この度は申し訳ありませんでした!」」

扉から少し離れた所でアルダーソンとバビントンが土下座していた。

「「「「「・・・」」」」」

エイミー達は呆気に取られている。

「・・・あ、えーっと・・・コンティーニ。」

「はい、エイミー殿下。」

「状況を説明して。」

「はい、ですが、その前に。

 彼はバビントン男爵家 騎士団小隊長のガイ・チャリス殿です。」

コンティーニが椅子の後方で立っている男性に手を向けて言う。

「ええ、エイミー・ニール・アズパールです。

 こっちがスミス・ヘンリー・エルヴィス。

 そして私とスミスのお付きね。

 それとキタミザト家から来て頂いているビエラ殿。」

エイミーが皆を軽く紹介する。

「はっ!よろしくお願いいたします。」

チャリスが頭を下げる。

「ムンム、ロキ殿、ご挨拶を。」

コンティーニが言うとチビムンムとチビロキがコンティーニとチャリスの肩に現れる。

それと同時にアル、マリ、パラス、アトロポスもチビ化して各々の契約者の肩に現れる。

「うむうむ、アルとアトロポス、パラスは久しぶりだな。

 マリは精霊通信だけだったが、面と向かっては初めてだったな!

 相変わらず無骨そうで何よりだ!」

「はぁ・・・ムンム、貴方は親戚のおじさんですか?」

チビマリが呆れながら言う。

「アハハ!アトロポスにも言われたな!」

チビムンムが気にもしないで笑っている。

「皆様、面と向かっては初めてでしょう。

 ロキです。

 随分と前に宝物庫を出ましたが、チャリスと共に歩んでいます。

 よろしくお願いします。」

チビロキが言う。

「かび臭い部屋の同窓が集まったな!」

チビムンムが言う。

「王城の宝物庫をかび臭いと言わないで欲しいわね。

 まぁ、風通しを良くするように言っておきます。」

エイミーが何とも言えない顔をさせる。

「うむ、面通しはこれで良いだろう。

 でだ、コンティーニとチャリスの上司が土下座した理由を聞いて貰えるだろうか。」

チビムンムが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
アルダーソン男爵ー>子爵(陞爵) の土下座は、   息子のイーデン と ターラ の件(集団暴行)ですね。   エイミー と スミス の、ちょっとした お節介に対する   過剰ぎみの謝罪と感謝でしょう…
そういえばロキさんはお外出れたんですね悪神でも使う人次第ですからね~(西城を除く)
やっと、待望のロキさん登場ですね! 名前自体は初期から出ていた悪神なので、今後が楽しみです。
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