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第3316話 お土産屋(酒屋)に到着。(ローさん、お仕事持ってきたよ。)

会談と食事を終えた、武雄とヴァレーリ達はローの酒屋に来ていた。


「ほほほ、今日もお元気そうですな。」

ローは試飲用のワインを用意して待っていた。

「店主殿も元気そうで何よりです。

 今日は赤で。」

ヴァレーリが言う。

「ほほほ、では、今日は西側のワインが入りましたので、そちらを用意しましょう。

 この間とは違う味わいです。」

「この間とは違うのですね!

 美味しかったら買いますので!」

「ほほほ、気に入っていただけますかな?」

ヴァレーリがウキウキしながら用意を見守る。

「あ、ブリアーニ王国からの『白き妖精』の輸出はワイナリーや商店と合意が出来ましたので、4月から予定通り注文をお願いします。」

「ほほほ、それは良かった。」

ローが武雄に頭を下げる。

「王都の卸値は私の気分次第ですから、ローさんには悪いと思っていますよ。

 私の悪巧みに巻き込んでしまったので。」

「ほほほ、この位で悪巧みとおっしゃるのなら世の中、もっと健全でしょう。

 後でこの街の卸値と一緒に考えましょう。」

ローが笑いながら言う。

「・・・うちからの卸値が漏洩するのは危険ですね。

 とは言え、キタミザト殿にしか卸さないですから漏れてもそこまで問題にはならないでしょうが。」

ブリアーニが苦笑しながら言う。

「どれだけ値を上げれるかはキタミザト様の腕にかかっていますね。」

「うーん・・・ローさん、前に納入された白き妖精は、あと何本ありますか?」

「在庫で・・・あとで確かめますが、それほど多くはなかったはずですね。

 年明けに持って行かれますか?」

「ええ・・・ローさん、2本売ってください。

 王都で試飲会してきます。

 他にあれば、一緒に飲ませますよ。」

「わかりました、あとでご用意して・・・屋敷にでしょうか?」

「研究所でお願いします。

 あっちに王都に持って行く物を見えるように置いているので、そこに置いて段取りを自分なりに考えます。」

「わかりました。」

武雄の要請にローが頷く。

「・・・店主殿、20本くらいなら通常の輸出で送れますが?」

ブリアーニが考えながら言う。

「カールラさん、引っ越しがあるのに大丈夫ですか?」

武雄が聞く。

「・・・今後の為にキタミザト殿の見せる用のワインは数があれば、それだけ良いという事ですよね?

 輸出拡大を確約頂いていて、それの足掛かりをするとなれば、ご協力はします。」

ブリアーニが言う。

「ほほほ、生産者側からの協力があるとはありがたいですね。」

「まったくです。

 なら、王都でワイン関係の試飲会をしないといけないですね。

 ・・・んー・・・ま、何とかなりますか。」

武雄が軽く考える。

「ほほほ、良い結果をお待ちしております。」

ローが言うのだった。


「店主殿、お聞きしたいのですが。」

グローリアが声をかける。

「ほほほ、何でございましょう。」

「うむ、前に10樽ずつの20銘柄を頼んだのだが、あれを再度出来ないだろうか?」

「ふむ・・・たぶん、その内の11銘柄は今季は無理でしょうなぁ。」

ローが考えながら言う。

「むぅ・・・無理ですか。」

「予約は出来ますので、今、頼めば来年の・・・6月くらいには倍は輸出可能でしょう。

 今、樽で多くを頼めるのは・・・えーっと・・・あ、この領の東町産の白ワインで中の中が20樽と一番多いですね。

 それと・・・ウォルトワイナリーのがありますね、これが白ワインの上の下が15樽。

 近領の白ワインですと・・うちの店で2樽で、他の店に売ったのが6樽・・・4樽くらいはあるでしょうかね。

 王都にはもう少しあるでしょうが・・・

 ふむ、あの量の樽の注文はやはり、問い合わせが必要ですかね。」

ローが資料を見ながら言う。

「・・・ローさん、ウォルトさんの所の15樽は美味しくないんですか?」

武雄が聞く。

「美味しくない訳ではないですよ、私が東町のと一緒に年末年始用で用意している分になります。

 ま、これが売れても、単一ワインでないというだけで、色んな種類を出せば良いので、輸出に回しても大丈夫ですよ、ほほほ。」

ローが言う。

「んー・・・全く同じ商品は今は難しいって所ですね。」

「そうなりますね。」

武雄とローが言う。

「ふむ・・・店主殿、先の10樽ずつの20銘柄を倍輸出出来るというのは、今直ぐの注文でないといけないですかな?」

「ほほほ、御検討頂けますかね?

 そうですね・・・来年・・・2月の中旬には確定を各商店に送れれば可能です。」

「ふむ、キタミザト殿、次回の食事会はいつかな?」

「えーっと・・・ダニエラさん、来月の食事会どうしますか?」

武雄が飲み始めているヴァレーリに聞く。

「うん?・・・キタミザト殿が出張から戻ってくるのが1月26日以降だろう?

 28日ぐらいが良いんじゃないか?」

「では、1月28日で次回を予定しておきましょう。」

武雄が言う。

「ふむ、店主殿、皆の意見を聞いて来月末に注文するかもしれない。」

「わかりました。

 その際はお声をかけてください。

 で、今日はどうされますか?

 今すぐの輸出となると、白ワインで中の中が20樽と上の下が15樽がございますが?」

「ううむ・・・」

「あ、今輸送すればシモーナさんの所に広場は確保出来ますよ?

 この後も私達の所へ、ドラゴン方が来ても良いようにしていますから、そこから持って行きますか?

 お代は上の下、2樽で。」

ブリアーニが言う。

「うううむ・・・そうしようか。

 そうすれば若手を呼んで持っていけるな。」

グローリアが頷くのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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